学問をするとバカになる? バカになろうが儲かればそれで良い・・・

「無学問のすすめ ―自分の頭で考える思想入門」(伊東祐吏 著)という本の感想、2回目。

「学問をすると、バカになる」なんて刺激的に書かれていたが、自分の理解できた範囲で整理すると、著者が否定しているのは次の2点のようだ。

1.体系化された学問をそのまま受け入れてそれをベースに発展させようとすること
  →自分で考えるというよりも学問(を作り上げた他者)に考えさせられることになる

2.感覚や経験をおろそかにして知識を重視しすぎること
  →知識を使っているつもりが知識に使われてしまう



投資の勉強を例に挙げて考えてみる。

自分は、インデックスファンドを使って世界の株式に分散投資するという、ポートフォリオ理論?をベースにしてどこぞの誰か達が考え上げた投資手法を受け入れてマネしているにすぎない。

自分の頭で考えた独自の要素は皆無だろう。

しかし、自分の頭で独自の投資手法を考え出したとしても、儲からなければ意味がない。

逆に言うと、自分の頭で何も考えないサルマネであろうとも、儲かればそれで良い。



また、投資に疎い自分としては、自分の数少ない投資経験や感覚を信じるよりも、先人の知恵を信じた方が良さそうだと考えており、言わば、先人の知識に使われようとしている。

知識に使われないようにしたとしても、儲からなければ意味がない。

逆に言うと、知識の奴隷になろうとも、儲かればそれで良い。




と言うことで、確かに自分の頭で考えることが重要な場面も多々あるだろうが、(投資のように)あえて自分の頭で考えずにサルマネしたり、あえて自分の経験や感覚をおろそかにして知識の奴隷になったりした方が良さそうな場面もあるように思う。

ただ、サルマネしたり知識の奴隷になったりする場合は、サルマネしていることや知識の奴隷になっていることを自覚するようにしたい。

でも、そんなことを考えると、自分の人生の大部分はサルマネと知識の奴隷で構成されているように思う・・・。





と言うことで、これからも「サルマネ知識の奴隷投資」を続けていきたい・・・。
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2017-11-18 07:36 : 投資雑感その他 : 編集

興奮する投資家 リターンが先か興奮が先か・・・

「無学問のすすめ ―自分の頭で考える思想入門」(伊東祐吏 著)という本を読んだ。

自分の頭で考えることが重要であり、学問はその妨げになるというようなことが書かれていた。



言いたいことはわからないでもないが極論のように思う。何事もバランスが大切だ。

確かに、天才など一部の人にとって学問は不要(というよりむしろ邪魔)なのかもしれない。

しかし、自分のようなその他大勢の凡人は、学問無しで放っておかれたら自分の頭で考えるどころか周りに流されるだけのような・・・。

著者は凡人を買いかぶりすぎか、あるいは、そもそも凡人なんて眼中に無いのか・・・。



と言うような悪態をついてみたものの、納得できるかどうかは置いといて、この本はおもしろかった。

例えば、次の記述は興味深かった。
ひらたく考えれば、人間は理念や正義に興奮して、それを盾に愚行や暴力をおこなう生き物なのであり、大衆が思想に目覚めて集団的に興奮し出した原点が、フランス革命なのです。

「興奮」というのは、人間が生きていく上で重要な要素に違いない。

人は興奮なしに生きていけないだろう。(興奮無しに)冷静に考えると人生は無意味であり、絶望するしかないだろうから。

希望を抱くことができるのは興奮しているからだ。

極論すると、人は興奮を求めて生きていく。絶望感を紛らわせて希望を抱くために。



なお、「興奮する」という意味で「勃起する」という表現もたびたび出てきた(例えば、「思想とは、勃起する知性である)。

その言葉を借りると、人は勃起を求めて生きていく。

「興奮」という言葉よりも「勃起」という言葉を使った方が興奮できそうなので、この本に倣って以下では「勃起」という言葉を使うことにする。



勃起と言えば、「趣味」というのはその人が勃起するものごとを指すのだろう。

読書やお金やお酒が趣味な自分は、こんな本を読むと勃起するし、お金のことを考えると勃起するし、お酒を飲むと勃起する。

しかし、非常に残念なことに、サラリーマンとしての日々の仕事には勃起できない。

一方、身の回りには仕事で勃起しているに違いないと思えるような人たちもたくさんいる。仕事で勃起できるなんてうらやましい限りだ・・・。




ちなみに、「投資」に勃起した方が良いか?、それとも冷静に臨んだ方が良いか?

リターンを得るという目的で投資をするのであれば冷静であるべきかもしれないが、絶望感を紛らわせるという目的で投資をするのであれば勃起するべきなのだろう。

リターンを得られれば、リターンを得られたことに勃起できるだろうが、すぐにリターンが得られるとは限らない。

マイナス思考な自分はリターンを得られる前に人生に絶望してしまうかもしれない。そういう意味では、まずは投資に勃起して希望を抱くべきかもしれない。

リターンが先か勃起が先か・・・。




と言うことで、自分の頭で考えることは重要かもしれないが、勃起すること(興奮すること)はそれ以上に重要に違ないないと、この本を読みながら勃起していた・・・。
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2017-11-18 05:03 : 投資雑感その他 : 編集

犠牲の上に成り立つ豊かさを彼らに享受させておくしかない・・・

「恵みの雨を」というイギリス・ノルウェーで制作された番組が、NHKの「BS世界のドキュメンタリー」にて放送されていた。

気候変動による干ばつに立ち向かうケニアの農民がとりあげられていた。

(取材班の計らいで)彼はパリで開かれたCOP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)に農民代表として話をする機会を得たのだが、その結果(パリ協定)にがっかりした彼のコメントが印象的だった。
もし私が世界の支配者で権力を使えたなら、首脳連中を連れてきて飢餓を体験させる。飢えに苦しむ土地がどういうものなのか理解させるためにね。だが私には権力がないから、犠牲の上に成り立つ豊かさを彼らに享受させておくしかない。

CO2を排出しまくっている日本で暮らす自分も「彼ら」に含まれるに違いないと思いドキッとした。

今の何不自由ない生活も、サラリーマンとしての収入も、株式投資の利益も、気候変動被害者たちの犠牲の上に成り立っているのだ。

罪悪感に苛まれそうになるが、自分が生き抜くだけで精一杯なさえない自分は今以上の負荷がかかると持ちこたえられそうにないため、そんなことは気にせず引き続き犠牲の上に成り立つ豊かさを享受させていただく、と言うことにしておこう・・・。




でも、よくよく考えると、豊かなはずなのに生き抜くだけで精一杯っていうのは果たして幸せなのか・・・。
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2017-11-12 12:37 : 投資雑感その他 : 編集

健康寿命を延ばすための方策は「働き続けること」?

先日の日本経済新聞に気になる記述があった。
健康寿命を延ばすにはどうしたらいいか。何人もの医師に尋ねたところ、最も多かった答えは「働き続けること」だった。

仕事好きには当てはまるのかもしれないが、嫌いな人が嫌々働き続けても健康寿命は延びないような。逆に健康を害しそうだ。

「働き続けること」というよりも、(仕事好きが)働くことで得られる「やりがい」や「社会とのつながり」や「規則正しい生活」などが大切なのだろう。



ということで、仕事嫌いな自分は、記事に惑わされることなく健康を害さないうちにさっさとアーリーリタイアしたいな・・・。
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2017-11-12 08:05 : 投資雑感その他 : 編集

環境破壊をものともしない貪欲さが投資家を救う?

「地球が壊れる前に~ディカプリオの黙示録~(前編)」というアメリカで制作された番組が、NHKの「BS世界のドキュメンタリー」にて放送されていた。

国連平和大使に任命された俳優レオナルド・ディカプリオが、世界の現場を回りながら気候変動問題について考える内容。


その中で、インド人女性(科学研究センター)とのやり取りにアメリカ経済の強さを感じた。
(インド人女性)
「アメリカ人1人の電気の消費量はフランスなら1.5人分です。日本なら2.2人、中国なら10人、インドなら34人、ナイジェリアなら61人分に相当します。なぜでしょう。なぜなら、アメリカ人は大量に生産してどんどん消費するからです。ですから気候変動をめぐる交渉では、ライフスタイルと消費を論点に据えるべきです。

(ディカプリオ)
「あなたのおっしゃる通りです。確かにアメリカ人のライフスタイルを変えるように説得するのは非常に難しいと思うし、正直言っておそらく変わりません。」

気候変動をものともせず、ブレることなく大量生産大量消費に邁進する「貪欲さ」がアメリカ経済の強みなのだろうと感じた。

自分の投資活動もその貪欲さの恩恵を受けているに違いない。

逆に言うと、アメリカが経済よりも地球環境問題を優先し出したら要注意かもしれない。

もっと言うと、利益のために地球環境問題を利用するのではなく、地球環境問題のために利益を犠牲にし出したら(欲望を抑え出したら)要注意。



と言うことで、地球環境問題に対するアメリカの姿勢を気にしながら投資を続けていきたい・・・。






なお、後編は観逃した(録り逃した)ので再放送を期待したい。
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2017-11-12 07:23 : 投資雑感その他 : 編集
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・さえないアラフォーサラリーマン
・読書好き、お金好き、お酒好き

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・投資:パッシブに殖やす
・消費:ささやかな楽しみに使う

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
(MSCIコクサイ・インデックス連動タイプ)
・安全資産の金額でリスク管理(不確実性対策)

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