保護貿易という秩序ポケット? ただの妄想・・・

「エビデンス対エピソード」というトランプ政権に関する記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。

記事からの抜粋。
 正統派エコノミストと良識あるジャーナリズムは、エビデンス(証左)に基づく経済政策を行うべしと長く主張してきた。しかし今、政治的な「エピソード」が経済的な「エビデンス」をしのごうとしている。

この記事を読む限り、経済学的には保護貿易よりも自由貿易の方が良いとされているようだ。つまり、保護貿易は政治的な「エピソード」にもとづく政策であり、経済的な「エビデンス」にもとづくと自由貿易となるようだ。

では、なぜ経済学が最も進んでいるであろうアメリカが保護貿易に走ろうとしているのだろうか?という素朴な疑問が残る・・・。


個人的な勝手な理解では、複雑系で言う「秩序ポケット」※なのだろう。

政治や経済の世界は複雑なので、多くの構成要素が複雑に影響し合った結果、保護貿易という「秩序ポケット」に向かおうとしている。

そして、そのうち保護貿易という「秩序ポケット」から抜け出して、自由貿易など別の「秩序ポケット」に落ち着いていく。

そのようにしていろいろな秩序ポケットの間を行ったり来たりしているうちに経済が発展して株価が上がっていくというハッピーストーリー?

でも、株価が長期的に上がっている状態がそもそも一つの秩序ポケットなのかもしれず、そのうち右肩上がりの秩序ポケットから抜け出してしまうかもしれない・・・。

まあでも、「秩序ポケット」問題は考えればきりがない。自分が今生きている状態も秩序ポケットかもしれないし、そもそもこの世界自体も秩序ポケットかもしれない・・・。

というような妄想を抱くのも秩序ポケットのなせる業かもしれない・・・。




※複雑系に関する自分の理解

過去の記事からの抜粋(読書メモ 『複雑で単純な世界 不確実なできごとを複雑系で予測する』
「複雑系」とは?
自分が理解した範囲で要点を書くと。

・多数の要素で構成される
・各要素は過去や他要素からの影響(フィードバック)を受ける
・フィードバックが原因となり、秩序ある挙動と無秩序な挙動の中間的ふるまいをする
 (秩序ある状態(→「秩序ポケット」と呼ばれる)と無秩序な状態を行き来する) 

と言う感じ。


「秩序ポケット」とは、例えば、
金融市場における「バブルとその崩壊」、
道路交通における「渋滞」
など。

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2017-03-26 12:32 : 投資雑感その他 : 編集

「ゲームの定義」と「感情のコントロール」

サラリーマン生活を少しでも前向きに送りたいと思っている今日この頃。

ありきたりかもしれないが、2つの手段を試してみたい。

手段1:ゲームの定義
手段2:感情のコントロール

■ゲームの定義(あらゆるタスクごとに定義する)
1.目標(マイ ゴール)の設定
2.制約条件(マイ ルール)の設定
3.上記目標と人生の目的(自己満足最大化)の結び付け

■感情のコントロール(あらゆるゲームごとにコントロールする)
1.理想の感情状態の設定(ゲームによって異なる)
2.感情のモニタリング
3.感情の修正(現状→理想状態)


魅力的な「ゲームの定義」と適切な「感情のコントロール」さえ実施すれば、放っておいてもゲームを楽しまずにはおられないだろう。

ここがミソである。すなわち、上記2つさえきっちりやれば、実行することまで考える(心配する)必要はないのだ。(自分が)勝手にやってくれるだろうから。




※「ゲームの定義」の補足

サラリーマンとして仕事をする上で、課せられた「目標」と「制約条件」があるだろう。それは、いわば”表の”「目標」と「制約条件」だ。上に書いたのは、それに対して”裏の”「目標」と「制約条件」とでも呼べるものであり、与えられた「目標」と「制約条件」に反しない範囲で自分に都合良く設定するものである。

要は、表の「目標」と「制約条件」ではゲームを楽しめないので、魅力的な「目標」と「制約条件」を勝手に裏で設定し、ゲームを楽しもうではないかということ(表の「目標」と「制約条件」に反しない範囲で)。



※「感情のコントロール」の補足

特に、「強気」と「弱気」のコントロールを意識したい。自分はすぐに「弱気」になる性質があるため、「強気」度合を常に把握し、「弱気」側に傾いたときには修正するようにしたい。そのためには、意図して瞬時に「強気」側にシフトさせる手段の開拓も必要だ。




以上、理想論を書いてみたが、とりあえず試してみたい・・・。
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2017-03-25 19:52 : 投資雑感その他 : 編集

「塩漬け」の心理とインデックス投資

「塩漬けがお好き」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。

株の「塩漬け」を行動経済学の視点で解説した内容。次のような3つの心理が紹介されていた。

心理1.認知的不協和:下がり始めた不都合な真実を紛らわすために都合よく解釈して持ち続ける
心理2.埋没費用の意識:下がった後に少し戻してもせっかくここまで待ったのだからと持ち続ける
心理3.感応度逓減:含み損がかさむと感覚がマヒして持ち続ける

なるほど。



自分が実施しているインデックスファンドの積立投資において、陥りそうな「塩漬け」の心理を考えてみた(幸い今現在は利益が出ているので塩漬け状態ではないが・・・)。

心理1.認知的不協和:下がり始めても安く買えてラッキーと都合よく解釈して積立続ける
心理2.埋没費用の意識:ブログを書いてまで○○年も積立続けてきたのだからとさらに積立続ける
心理3.感応度逓減:積立続けるうちにいつの間にか感覚がマヒしていつまでも積立続ける

この中でも、「心理1.認知的不協和」の都合よい解釈に関して、インデックス投資は豊富なネタがあるので要注意。

例えば、
・GPIFなどの公的機関でも実施しているので心配ない
・バフェット氏などの著名人も推奨しているので大丈夫
・長期チャートを見ると株価は右肩上がりであり、今後も右肩上がりが続くだろう
などなど。



なお、長期投資を意図しているのでそもそも「塩漬け」という考え方はふさわしくないのでは?と思わなくもないが、それはまさに「認知的不協和」を紛らわすための考えに過ぎないのかもしれない。

まあでも、リスク許容度なるものを考えるということは、ある程度の「塩漬け」期間は想定の範囲内なのだろう。だが、気付いた時には漬かり過ぎてどうにもならない事態に陥る恐れもあるため、リスクの取り過ぎには要注意。



ということで、「塩漬け」の心理に流されて積立続けた挙句、立派な「インデックスファンドの塩漬け」が出来上がる結果に終わったとしても生活に困らないよう、安全資産の確保と稼ぐ力の向上には努めていきたい・・・。
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2017-03-25 13:11 : 投資雑感その他 : 編集

サラリーマン「バブル」の崩壊?

「働き方 21世紀型の条件」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。

気になった部分を抜粋。
 会社勤めだけでなく、フリーランサーや起業家など、人生の場面ごとに働き方を切り替える。時には複数の仕事を掛け持ちする。AIやロボットを味方に自らの能力を活かし切る--。そんなマルチでフレキシブルな働き方が光を放つのが21世紀だ。

幕末に「武士」という職業が無くなったように、「サラリーマン」という職業もなくなるのだろうか?


「武士」は鎌倉時代から江戸時代にかけて「バブル」を迎え、黒船来航を機に「崩壊」に向かった。

「サラリーマン」は昭和から平成にかけて「バブル」を迎え、そろそろ「崩壊」に向かう?


最近歴史小説を読んでいるせいか、「サラリーマン」と「武士」が重なってしまう・・・。




ちなみに、上記抜粋部分にある「AIやロボットを味方に自らの能力を活かし切る」ような理想論は、自分のような凡人には無理だと思う・・・。

そのような働き方が求められる社会では、格差がどんどん広がっていきそうだ。

そういう意味では、サラリーマンバブルの崩壊は格差拡大をもたらすのだろう。

崩壊する前に、せっせと資産形成に励んでおくとするか・・・。

そして、幕末を描いた時代小説を読んでイメージトレーニングもしておくとしよう・・・。
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2017-03-25 09:09 : 投資雑感その他 : 編集

「美化」と「醜化」の伝染と増幅 「中立」では生き残れないのか?

「壬生義士伝」(浅田次郎 著)という本を読んだ。

おすすめの歴史小説を検索してヒットした本であり、新選組を題材とした感動ばなし。


個人的には、お涙頂戴を狙い過ぎてる感が気になってしまった。

主人公は吉村貫一郎という新選組のメンバーなのだが、とにかく美化されている印象を受けた。主人公特権なのかもしれないが・・・。


ただ、そう言う自分も「美化」や「醜化」(ここでは「美化」の対義語を「醜化」としておく)の両極端に走る傾向があるように思うので要注意。

そして、「美化」や「醜化」は人から人へと伝染していき、かつ、その過程で増幅していく性質があるように思う。「尾ひれ背びれがつく」というやつだ。


そのようなことを考えていると、「中立」というポジションはなかなか難しいことに改めて気がついた。

例えば、自分は「インデックス投資」や「サラリーマン生活」を「美化」または「醜化」していないだろうか?「中立」なポジションで考え直してみるとどうなるだろうか?





まあでも、一般的に「美化」や「醜化」に走る傾向にあるとすると、そういう性質を有する人が生き残ったということであり、生き残る戦略の一つと言えるのだろう。

中立的であろうとするのは命を縮めるだけかもしれない・・・。
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2017-03-24 23:35 : 投資雑感その他 : 編集
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ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・30代後半のさえないサラリーマン
・地方都市にて夫婦2人暮らし
・読書好き、お金好き、お酒好き
・投資歴(インデックス投資)約3年半
 きっかけは会社の確定拠出年金導入

■資産形成の方針
・仕事:アクティブに稼ぐ
・投資:パッシブに殖やす
・消費:効果的に使う

■投資の内容
・投資信託の積立投資
・投資信託は外国株式のインデックスファンド
・安全資産の金額をベースにリスク管理
・安全資産は定期貯金や個人向け国債など

■利用している投資信託
・<購入・換金手数料なし>
  ニッセイ外国株式インデックスファンド
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