リスクと酸味の関係 なぜスッパマンは梅干しを食べるのか・・・

「酸味はあなたを大胆にする」という記事が週刊ダイヤモンド(2018年7月21日号)に掲載されていた。

英サセックス大学の研究を元にした話が印象的だった。
日本人は成功より「失敗しないこと」を重んじる傾向があり、失敗を避けようとリスクに背を向け、何もしない、という本末転倒な行動に出がちだ。

病的なリスクテイカー(リスクを冒す人)になる必要はないが、長い人生、あえてリスクを取るべき場面は幾らでもある。すくむ足を一歩進めるには、どうしたらいいのだろう。

つまり酸味を口にした後は、国や地域、行動パターンに関わらず、有意に大胆な勝負に出ることが判明したのだ。逆にうま味や甘味は慎重さを、苦味や塩味はニュートラルな行動を誘発するらしい。

酸味をとると人は大胆になってリスクをとるようになる、ということのようだ。

ビビりな自分にとっては大変参考になりそうな話。

すなわち、仕事の前に酸味を補給すれば、例えば毎朝梅干しを食べたりすれば、仕事がよりスムーズにいくに違いない!!


ということで、今日はとりあえずレモンサワーでも飲んで明日からの一週間に備えるとしよう・・・。



ちなみに、『Dr.スランプ』という漫画(アニメ)に梅干しを食べて正義の味方?に変身するスッパマンというキャラクターが出てきた記憶があるけど、彼が梅干しを食べるのには上記のような意味もあったのだろうか??
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2019-09-29 08:07 : 雑記 : 編集

人口を爆発させた窒素肥料・・・

『「地球のからくり」に挑む』(大河内直彦 著)という本を読んだ。

現代社会を成り立たせている「からくり」について、エネルギーの観点から解説する内容。

地球の人口と窒素肥料に関する話が印象的だった。
原始的な暮らしを営んでいた一万年前の人類は、世界で三〇〇万~四〇〇万人程度だった。ちょうど横浜市の人口くらいで、現在の二〇〇〇分の一にすぎなかった。つまり、自然な姿の生態系においては、この数字が動物としてのヒトの妥当な個体数(人口)ということになろう。

ところが転機が訪れた。一万年ほど前に、人類が発明したすばらしいシステムが、そのきっかけだった。

農耕である。農耕とは早い話が、人類が大地の一部を切り分けて「特別仕様」にし、自分たちだけの食料を育てることだ。人類は、自然のつながりだけに頼った太陽エネルギーの利用法から手を切ったのである。人類だけが(皆で自然エネルギーを分かち合うという)自然界のルールに縛られずに駆け抜けできるようなからくりを生み出したとも言える。その意味で、農耕の始まりは人類の歴史にとって大きな転機となった。おかげで人口は徐々に増えはじめ、古代ギリシャ・ローマ時代になると二~三憶人になるまでなっていた。

地球の人口が増加することの良し悪しは別にして、地球の人口が七〇億人を超えた現在の人類の繁栄は、ハーバー・ボッシュ法を抜きにしてはありえない。二一世紀の今、この方法を通して作られ世界の田畑に撒かれる窒素肥料は、窒素量にして一億トンに達している。おかげで、私たちの身体に含まれる窒素の三分の二が、ハーバー・ボッシュ法に由来するものである。

この窒素がもしなかったとしたら、現在の世界の人口は三〇億人ほど少なかったはずだと専門家は推定している。

ただし忘れてはいけないことがある。ハーバー・ボッシュ法がいかに優れた発明だったとはいえ、それを活用して肥料を作り出すためにはエネルギーが必要である。巨大な反応路の中で高温・高圧状態を作り出すためには、大量のエネルギーが必要だし、そもそも原料となる水素を生み出すために、高温化で石炭と水を反応させねばならない。ハーバー・ボッシュ法が実用化された当時、一グラムのアンモニアを合成するために、一〇〇キロジュールものエネルギーを必要とした。

人口の急激な増加を可能にしたのは農耕であり、窒素肥料がそれに拍車をかけた、ということのようだ。そしてその窒素肥料が普及したのは化石エネルギーのおかげ。

農耕や化石エネルギーの恩恵を受けていることは認識していたけど、窒素肥料の多大な恩恵については認識できていなかった。

お金のことばかり考えているからこうなってしまうのか・・・。

また、人類はこんなに増えてしまって大丈夫なんだろうかと改めて心配になった・・・。


まあでも、生き残るだけでいっぱいいっぱいのさえない自分は、窒素肥料の恩恵や人口問題について考える暇があったら、老後に迷惑をかけないためにも、己の目の前の資産形成について考えた方が良さそうだ。

人類全体に関するやりがいのある?仕事は仕事大好きなデキる人たちに任せておこう・・・。
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2019-09-29 07:37 : 雑記 : 編集

人は妄想話を論理的に話す生き物・・・

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本の感想、4回目。


「アブダクション」という聞きなれない言葉が出てきて気になった。

「演繹法」や「帰納法」と比較して次のように説明されていた。

「演繹法」
・前提として与えられた情報に、妥当な推論規則を適用して行うタイプの推論。
・観察した(与えられた)事実を説明するための論理を形成する。
・論証的

「帰納法」
・経験から固有の情報を捨象し、一般化、抽象化を行うタイプの推論
・観察、体験した事実に基づいて論理を形成する。
・検証的

「アブダクション」
・現象の観察から、その事実を説明づけるような仮説を導き出すタイプの推論
・観察、体験した意外な事実の妥当性を証明するための論理を形成する
・創発的、発見的

アブダクションとは、いわゆる仮説思考だと理解した。

さらに、アブダクションの有効性について書かれていた。
アブダクションはこのように、事実によって直接的に、その正しさを確かめることのできないような仮説を立案できる推論の方法です。この推論の方法はプロジェクトの進行中にも役立ちます。

特に、想定外や意外な事実に遭遇した時、それを捨ておかず、「ある仮説を立てると、この事実はうまく説明できる」として、妥当と思える仮説を立てることで、その事象を活かした、当初の想定を超える効果をもたらしたり、プロジェクトの膠着状態を打破するような施策を考えたりすることができます。

想定外や意外な事実に直面した時、アブダクション(仮説思考)することによって今まで見えてなかったものが見えるようになる(存在を認識できていなかった新たな説の存在に気付くようになる)、というような効果があるようだ(と理解した)。

仮説とは、極端に言うと思い付きの妄想だろうから、論理的に考えさえすれば良いというわけではなく思い付きの妄想も必要ということなんだろう。

論理と妄想は思考の両輪、という感じだろうか。


なお、改めて考えると、論理が特に必要となるのは相手を説得するような場面であり、普段は思いつくままの妄想にまかせているだけように思う。

つまり、普段は思いつくままに妄想しており、相手を説得する場面になって初めてその妄想話に論理付けを行う。そして、どうしても論理が成り立たない場合は妄想話に修正を加える(立場が強ければ論理的に破綻したままゴリ押しという手も・・・)。

そのように考えると、人は妄想話を論理的に話す生き物、と言えそうだ。



というような妄想話をもっと論理的に書きたかったんだけど・・・。



また、「人は」と勝手に一般化してしまったけど、もしかしたら自分だけかも・・・。
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2019-09-29 05:38 : 雑記 : 編集

わかっていない残念な人・・・

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本の感想、3回目。


「わかっていない人」と「わかっている人」の違いに関する記述が印象的だった。

認知心理学者佐伯胖氏の著書『「わかる」ということの意味』からの引用であり、日米の大学生に数学の文章問題を解いてもらって導き出したとのこと。
「わかっていない人」
・与えられた課題の中では何もかも与えられているとしている。
・与えられた問題は何も変えてはならず、問題として直接求められていること以外は何も求めてはいけないと思い込んでしまう。
・したがって、答えを出すというのは、そういう世界の中での「正しい求め方」というものに正しくしたがって出すということ以外にありえないと思っている。

「わかっている人」
・与えられた問題の中のいくつかの項目を、自分で動かしてみている。
・問題の中で与えられた事態を、問題の制約の範囲内で変化させてみている。
・当面の事態の中で、自分なりに新しい探求目標を設定してみて、それを達成するためにはどうしたらよいかと考えている。
・与えられた課題を与えられたものとみなさず、自分自身で「わかるべきこと」を設定し直すことができる。

仕事の場面では特に、自分は明らかに「わかっていない人」と言えそうだ。

すなわち、与えられた仕事を、与えられたままに、今まで通りの「正しいやり方」にしたがって受け身的に実施する、という残念な態度で取り組んでいるような・・・。


クビにならないようにするためにも、その対極である、与えられた仕事を、自分なりに定義し直して、許される範囲の「より良いやり方」を考案し能動的に実施する、というような「わかっている人」に少しでも近づけるように精進していきたい。


特に、「自分なりに定義し直す」というのがポイントのように思うので、社会や会社におけるその仕事の背景や意義、そして、自分自身の人生におけるその仕事の意味合いなどを勘案して、まずは与えられた仕事を「自分なりに定義し直す」ことから取り組んでいきたい・・・。
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2019-09-28 08:05 : 雑記 : 編集

資産形成プロジェクトを見える化する

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本の感想、2回目。


プロジェクトをうまくコントロールするためのツールとして、著者らが考案した「プロジェクト譜」(プ譜)なるものが紹介されていた。

将棋でいうと棋譜のような位置づけであり、プロジェクトの進み具合を見える化するため(記録に残して共有するため)のツール。

関連箇所からの抜粋。
プ譜とは、プロジェクトのための「エディティング(編集的)ツール」であり、その目的は大きく二つあります。一つは、プロジェクトにおける状況の変化や関係性を可視化することで、プロジェクトの「問題」を理解、解決しやすくすること、もう一つは、プロジェクトマネージャとしての力量を上げるための仮想演習を行うことです。これらによって、プロジェクトの失敗を回避し、進めやすくすることが最終的な目的です。

兵棋演習、棋譜に共通するのは、「逐次変化する状況」が「可視化」されているということです。プロジェクトマネジメントにはWBSやガントチャートといったタスクやスケジュール管理のためのツールがありますが、これまでのツールに欠けているのは、「自分自身と状況・環境の変化」を記述し、把握し、メンバーと共有するための手法です。

プロジェクト譜(プ譜)の詳細については本を読んでいただくとして、自分なりに一言でいうと、「逐次変化していく場面場面の状況(目的・手段・リソース・成果(成功/失敗)など)を記録に残して見える化したもの」という感じ。

プ譜を作ったり見直したりすることで自分自身が理解を深めたり、関係者と共有することで認識を合わせたり、また、他人のプロジェクトのプ譜を見て学んだりすることができる。


具体的な手段の詳細はともかく、「逐次変化していく場面場面の状況(目的・手段・リソース・成果(成功/失敗)など)を記録に残して見える化する」というのはなるほどと思ったので、現在抱えている(当たり前のようにうまくいっていない)プロジェクトで試してみたい。


また、個人的な資産形成プロジェクトにおいて、今現在ブログに貼り付けている資産推移のグラフも見える化の一つと言えそうだけど、(ブログに反映するかどうかはともかくとして)資産形成プロジェクトをよりうまく進めるための見える化についても考えていきたい・・・。
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2019-09-28 06:27 : 雑記 : 編集

プロジェクトは遅れるようにできている・・・

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」(前田考歩、後藤洋平 著)という本を読んだ。

プロジェクトで陥りがちな失敗や、うまく進めるための方策について解説する内容。


特に印象的だったのは、プロジェクトが計画通りにいかないのは当たり前、というような話。

関連箇所を長々と抜粋。
プロジェクトとは何か。それは一言でいえば、「未知との戦いの連続です」。未知との戦いにおいては、事前に立てた計画と実際の間には、次々とギャップが生まれます。それによるゆがみ、ひずみが、いかに、プロジェクトに携わる者を苦しめるか。親しくプロジェクトというものを経験したことがある人にとっては、これは言わずもがなの真実です。

そもそも計画を立てる段階で、あらかじめ情報が充足していることはありません。そのため、要点については関係各所の確認をした上で、多少のバッファを持たせたり、「ここが実現したら、次のステップに進む」のように日時を指定しない形で組んだりします。しかしそこまで注意をしていても、想定外のトラブルに巻き込まれることも珍しくありません。このようにして、ほとんどの計画は、遅れていくものです。

世のあらゆるプロジェクトは人と人との協同作業によって営まれるものであり、プロジェクトにおける想定外事象や不測の事態とは、その多くが意思伝達の不具合によって生じているのです。

プロジェクトにおいて、あなたは部分的に既知であるものを見て、全体に影響を与える意思決定を行うことが必要です。中学や高校で習う一次関数や三角関数であれば、一つの変数が決まったら、厳密にもう一つの変数が確定します。そんな世界であれば、ただちに答えを出せますが、プロジェクトはそうではありません。無限にある多変数関数で、しかもその変数同士の相関関係、因果関係はよくわからないのです。「未知」を「既知」に変換していく、その過程で、前提条件は次々と変化していきます。当然、そのなかで当初考えていなかった遅延も発生します。しかし、「遅れ」が問題ではないのです。「いかに遅れているか」「どのように遅れているか」「それはクリティカルなのか」を考えることが大切です。

プロジェクトはうまくいかなくて当然、というような話であり、仕事上の計画が遅れてばかりの自分にとっては救われるような話・・・。


これらの話を参考にして、また、自分の体験も踏まえて、プロジェクトが計画通りにいかない理由(いかなくて当然な理由)を整理してみた。

1.ルーチンワークではなく未知の要素があるため想定外は必ず起こる
2.取り巻く環境は時々刻々と変化していくため当初の見込みからズレていくのは当たり前
3.関係者間の考えには必ず食い違いが生じる(100%わかり合えることはない)
4.そもそも人間には楽観的な計画を抱きがちな性質がある(だから笑って生きていける)
5.悲観的に見積もった計画は承認されないので楽観的な計画ばかりが実行される

このように改めて考えてみると、プロジェクトが計画通りにいかないのは当然だと思えるけど、逆に言えば、プロジェクトにはこのような罠が待ち構えていると考えられるので今後は注意していきたい。


ということで、「計画は遅れて当たり前じゃないか!!」と開き直りたくなるような話だったけど、開き直るのは自分の中だけにとどめて(精神衛生のためにも自分の中では開き直りたい)、遅れを生じさせる罠には気を付けてなるべく遅れないように努めていきたい・・・。
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2019-09-28 05:14 : 雑記 : 編集

米国は爆弾を落とし 中国はお金を落とす・・・

「5G戦争 敗色濃い米国」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されており気になった。

次世代通信規格5Gを巡る米国と中国の覇権争いに関する内容。

米中覇権争いに対する東南アジア諸国の見方が印象的だった。
中国に情報を抜き取られる危険があることは分かっている。だが、米国も高度のハイテクを使い、大々的に外国の通信を監視し、情報をとっているではないか――。

東南アジアが冷ややかにみるのは、米国のスパイ活動だ。米国家安全保障局(NSA)のスノーデン元職員は、米政府が各国政府や企業の回線に侵入し、ひそかに情報を得ていたと暴露した。

つまり、情報を取られるリスクは中国も米国も変わらないというわけだ。イスラム人口が多いインドネシアやマレーシア、パキスタン、ブルネイなどでは、中国よりも米国に情報が筒抜けになる方が怖い、と考える向きすらある。

約20年にわたるアフガニスタン・中東戦争のあおりで、アジアのイスラム圏では米国への感情的なわだかまりが沈殿している。ある元外交官の言葉は象徴的だ。

「サダム・フセインのイラクがそうだったように、米国は言うことを聞かない国には爆弾を落とす。だが、中国は気にくわない国にお金(投資)を落とす。まだ、中国の方がましだ」

「米国は言うことを聞かない国には爆弾を落とす。だが、中国は気にくわない国にお金(投資)を落とす」というのは、これまでそのように考えたことは無かったけど、言われてみるとそういう見方もできるような。


国際政治の問題は複雑でよくわからないけど、本来は複雑な分だけいろいろな見方ができるのだろう。

しかし普段は、「善 VS 悪」という過度に単純化した構図にしてしまいがちのように思う。

少なくとも自分にはそのような傾向があるように思うので、いろいろな見方をするべく注意していきたい。


まあでも、資産形成に励むサラリーマンとしては、国際政治について考える暇があったら社内政治について考えた方が良いのかも・・・。
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2019-09-24 00:02 : 雑記 : 編集

節約するか 投資で増やすか 死ぬまで働くか・・・

「ヒトより知識 割食う賃金」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されており気になった。


富の源泉が工場などの有形資産から知識などの無形資産に移ったことによって、(一部の優秀な人材を除いて)労働者の賃金が悪化しているというような話。
モノの時代は工場など有形資産への投資が大量の雇用を生んだが、知識など無形資産が主役の経済では、価値を創り出すエンジニアや研究者ら一部の優秀な人材が厚遇されやすい。しかもアイデアがまねされやすいように無形資産は陳腐化しやすく、米アーカンソー大のドンヤ・コー助教らによると、有形資産の価値は1年で4%減るだけだが、無形資産は1年で2割目減りする。

割を食うのは多くの一般的な働き手だ。例えば5月に上場した米ウーバーテクノロジーズ。自家用車の持ち主と乗客を即座に結ぶデータやアルゴリズムをテコに成長した半面、運転手を従業員として扱わず、最低賃金などを払う負担を免れてきた。

経済全体でも賃金への分け前が抑えられる断面が浮かぶ。企業が生み出した付加価値のうち労働者に回す割合を示す労働分配率は米国で16年に57%と60年間で9ポイント低下した。従来は生産拠点を低コスト地域に移す国際化が原因などとされたが、最近は無形資産への傾斜が賃金への配分を圧迫しているとの説が目立つ。

エンジニアはエンジニアでも、価値を創り出すエンジニアではない(つまり価値を創り出せないエンジニアである)自分は、給料が下がっていく運命にありそうだ。

給料の減少を補うためには、以下のような手段が考えられるけど、働いて稼ぎ続けられる自信のないさえない自分は、節約と投資に頼るしかなさそうだ。

1.仕事を増やす(副業や複業、老後も死ぬまで働く、など)
2.節約する
3.投資で増やす

まあでも、不幸中の幸いだと思うのは、節約に才能はいらないし、投資もインデックス投資であれば才能はいらないということ。


ということで、働いて稼ぐ才能が欠けている自覚のある自分は、節約と投資(インデックス投資)に人並み以上に力を入れていきたい・・・。



節約に才能はいらないと書いたものの、よくよく考えると、ケチな自分は節約の才能があると言えるのかもしれない・・・。
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2019-09-23 08:14 : 雑記 : 編集

おいしすぎても逆に売れない・・・

「おいしすぎては売れない」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されており気になった。

記事からの抜粋。
カップヌードルやチキンラーメンの日清食品ホールディングスはどうか。安藤宏基社長の著書「カップヌードルをぶっつぶせ!」にその極意が書いてあるという。「創業者の安藤百福は、常々こう言っていた。『食品はおいしすぎてはいけない。少し余韻を残すことによって、再購入につなぐことができる』」

さらに安藤社長は「濃厚な味でおいしすぎると『満足感』がありすぎる。これでは当分リピートはない」と指摘している。

おいしいかどうかよりも、リピートしたくなるかどうかの方が重要、ということだろうか。

極端に言うと、「やめられない、とまらない」というような依存症になってくれるのが理想的なんだろう。

サラリーマンとしての立場からはなるほどと感心してしまうけど、消費者としての立場からすると企業はあくどいなと改めて思ってしまう。

お酒や甘いものについつい手が伸びてしまう自分は、そんなあくどい企業の術中にすでに嵌まってしまっているに違いない。


ということで、資産形成のためにも、そして健康維持のためにも、あくどい企業たちがそこら中に仕掛けている罠には嵌まらないようにせいぜい気を付けていきたい。

と言っても、お酒や甘いものは辞められそうにないんだけど・・・。
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2019-09-23 06:10 : 雑記 : 編集

全国民の個人情報が流出 エクアドル・・・

「全国民の個人情報流出」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されており気になった。

南米エクアドルで全国民の個人情報が流出したとのこと。
南米のエクアドル政府は16日、国民ほぼ全員を含む約2000万人分の個人情報が海外に流出したと明らかにした。名前や個人識別番号、銀行口座残高を含む。同国のIT企業ノバエストラットがセキュリティーの不十分なサーバーに情報を保管していたことが原因のようだ。実害が出ているかどうかは不明だ。

この情報流出に気付いたのはサイバーセキュリティーの監視を手掛ける米vpnメンターだ。(中略) vpnメンターは「悪意ある集団が銀行口座などにアクセスするために十分なデータが流出した」と警告している。

銀行口座に関する情報も流出したようで、なんだか大変な事態になっているようだ。

もし、自分の銀行口座や証券口座の情報が流出したとしたら・・・、さらにお金を引き出されてしまったとしたら・・・。

そんな恐ろしいことを考えていたら、アナログなタンス貯金でもある程度のお金を持っていた方が良いのかなと思えてきた。

今回の事件に限らず、情報流出のニュースはしばしば目にするので、いつか自分も何らかの情報流出事件に巻き込まれそうな気がする。

逆に、仕事上では誤ってやらかしてしまわないように要注意。

こんなブログを書いて自ら個人情報を垂れ流している場合ではないのかも・・・。
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2019-09-23 05:19 : 雑記 : 編集

新聞にマウンティングされる・・・

「日経のフィナンシャル・タイムズの記事がゴミすぎる」という記事がプレジデント(2018年9月17日号)に掲載されていた。


「読者をマウンティング」という表現もあり、日経新聞の購読者としては気になる内容。

記事からの抜粋。
わが家は親の代から日経新聞の愛読者家庭だが、同紙の購入をもはや止めようかと考えるようになってきている。なぜなら、日経新聞が買収した英フィナシャル・タイムズ(FT)の米国政治に関する記事があまりに劣悪なレベルだからだ。

その多くの記事がトランプ大統領を意味ありげな修辞を重ねながら無意味にこきおろしたり、いたずらにポピュリズム批判の立場から不安を煽り立てたり、とても経済新聞としてのクオリティーを保った内容になっているとは思えないものが多い。

リベラルな世界観から物事を語るだけで何も世界のことを知らない読者をマウンティング(自分の優位性を相手に示す行為)しようとする性質の悪い似非左翼識者のような記事ばかりだ。

日経新聞に掲載された英フィナシャル・タイムズの政治関連の記事に対して、質が低いと訴えているようだ。


さえない自分の場合、質の低さに気付けずに記事の内容を真に受けてしまいそうだから要注意。

記事が妥当かどうかの判断ができない自分は、半分信じて半分疑うくらいの姿勢がちょうど良いのかもしれない。

そのように考えると、上記プレジデントの記事も妥当かどうか自分には判断できないため、半分信じて半分疑う必要がありそうだ。

もしかしたら、この記事こそマウンティングしようとする性質の悪い記事なのかもしれないし・・・。



ということで、情報の妥当性について判断できない自分は、新聞や雑誌だけでなく全ての情報を半分信じて半分疑うようにしていきたい・・・。
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2019-09-22 07:08 : 雑記 : 編集

カルトのように働くしかない・・・

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 著、関美和 訳)という本の感想、5回目。


「最高のスタートアップは、究極よりも少しマイルドなカルト」という話が印象的だった。

関連箇所を長々と抜粋。
究極の組織のメンバーは、同じ組織のメンバーとしかつるまない。彼らは家族を無視し、外の世界を遮断する。だけど、それと引き換えに強い仲間意識で結ばれ、普通の人が否定するような神秘的な「真実」に到達する。そんな組織はこう呼ばれる―「カルト」。完全な献身を求める文化は外から見ると狂気に映る。

でも、起業家は究極の献身の文化を真剣に受け止めるべきだ。生ぬるい仕事ぶりは心が健全なしるしだろうか? 単なる仕事と割り切った態度が、まともなやり方なのだろうか? カルトの対極は、アクセンチュアのようなコンサルティングファームだ。彼らに組織固有の際立った使命はなく、コンサルタントの入れ替わりが激しいために、長期的なつながりはまったく築けない。

最高のスタートアップは、究極よりも少しマイルドなカルトと言っていい。いちばんの違いは、カルトは重要な点を間違って盲信しがちだということだ。成功するスタートアップは、外の人が見逃していることを正しく信奉している。君がそうした隠れた真実をコンサルタントに教わることはないし、君の会社が従来のプロフェッショナルに理解されなくても心配する必要はない。カルトと呼ばれる方が、まだましだ。

イノベーションを起こすような仕事をしたければ、コンサルタントのようなスマートな働き方ではなく、カルトのような献身的な働き方をするべし、というようなことと理解した。

さえない自分の場合は、コンサルタントのようなスマートな働き方はできそうにないため、特にイノベーションを起こしたいわけではないとしても、なんとか生活費を稼いでいくためにはカルトのような献身的な姿勢が求められそうだ。


ということで、カルトのように働いてなんとか生き残っていきたい・・・。
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2019-09-22 06:22 : 雑記 : 編集

分散投資が得策か? 80%の成果を生む20%に投資するべきか?

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 著、関美和 訳)という本の感想、4回目。


「パレートの法則」などの「べき乗則」に関する話が気になった。

関連箇所を長々と抜粋。
ほんの一部の少数派が、はるかに大きな影響を社会全体に与えることをは決して少なくない。一九〇六年、経済学者ヴィルフレド・パレートは「パレートの法則」、いわゆる「80-20の法則」を発見した。二割の国民がイタリア国土の八割を所有していることに気づいたのだ。自分の畑のえんどう豆のさやの二割から八割のえんどう豆が生産されているのと同じ現象だった。ひと握りのグループが、残りのライバルをはるかにしのぐというこのパターンは、自然界にも人間の社会にも見られる。

ベンチャーキャピタルは、アーリーステージへの投資によって指数関数的成長から利益を得ることを目論み、ほんの数社の価値が、ほかのすべての企業の価値をはるかに超える。ほとんどの企業はベンチャーキャピタルに世話になることはないけれど、ベンチャーキャピタリストでさえなかなか理解できないひとつのことを、誰もが認識しておく必要がある。僕たちが住んでいるのは正規分布の世界じゃない。僕たちはべき乗則のもとに生きているのだ。

将来価値の問いに対するいちばん一般的な答えは、分散されたポートフォリオ―「すべての卵をひとつのカゴに入れるな」とよく言われるやつだ。最も成功しているベンチャー投資家でさえポートフォリオを組むと言ったけれど、べき乗則を理解している投資家は投資案件の数をできるだけ絞り込む。反対に、世間の知恵や金融の常識をもとにしたポートフォリオ思考では、分散投資こそが力の源泉だと考える。あれもこれも手を出してみる方が不確実な未来へのヘッジになるというわけだ。

でも、人生はポートフォリオじゃない―スタートアップの創業者だろうと、誰であろうと。起業家は自分自身を「分散」できない。ひとりで何十社も同時に経営できないし、その中のひとつがうまくいけばいいと祈ることもできない。もっと言えば、等しく可能性のあるキャリアをいくつも同時に進めて、人生を分散させることもできない。

正規分布に従うなら分散投資で平均を狙うのは得策だけど、実際はべき乗則的な要素もあるし、また、人生の多くの場面では幅広く分散できるわけでもないため、80%の成果を生むであろう20%に集中して取り組むような姿勢が必要、というようなことと理解した。

個人的には納得感のある話だったので、株は分散投資(インデックス投資)をして市場平均を狙うとしても、仕事などその他の場面ではべき乗則を意識して言わば「パレートの法則投資」(80%の成果を生むであろう20%への投資)を心掛けるようにしていきたい。

多くの人は当たり前に(無意識のうちに)やっていることかもしれないが・・・。
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2019-09-22 05:14 : 雑記 : 編集

「慣習の陰に隠れた真実」を覗き見る・・・

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 著、関美和 訳)という本の感想、3回目。

「隠れた真実」という言葉が出てきて気になった。
「誰も築いていない、価値ある企業とはどんな企業だろう?」正解はかならず、「隠れた真実」になる。それは、重要だけれど知られていない何か、難しいけれど実行可能な何かだ。この世界に多くの知られざる真実が残されているとしたら、世界を変えるような会社がおそらく数多くこれから生まれるはずだ。

たとえば、隠れた真実が存在しない世界では、完全な正義が実現していることになる。一方で、どんな不正義も、はじめからそこに道徳的な問題を見出すのはごく少数の人々だ。そして、民主的な社会では、大半の人が不正義だと思わない限り、間違った慣習が続けられる。「奴隷制が悪い」という考え方は今では常識だけれど、一九世紀のはじめにはまだ隠れた真実だった。今の時代に知られざる真実はないというのは、隠れた不正義が存在しないというのと同じことだ。

「隠れた真実」の典型は「慣習の陰に隠れた真実」ということのようだ。

例えば、ある宗教の信者として育つと、その宗教における慣習が当たり前となってしまうことによって、多くの真実が隠されてしまう(見えなくなってしまう)だろう。

また、日本社会に生まれ育つと、日本社会の慣習が当たり前となってしまうことによって、多くの真実が隠されてしまう(見えなくなってしまう)だろう。

さらには、人間として生まれ育つと、人間界の慣習が当たり前となってしまうことによって、多くの真実が隠されてしまう(見えなくなってしまう)だろう。


ということで、日本社会やサラリーマン社会の慣習が当たり前と思い込んでいるであろう自分は、それらの陰に隠れた真実が見えなくなっているだろうから、今後は陰の奥を覗き見るよう努めていきたい。


ただし、隠れた真実を覗き見しすぎると、社会不適合がますますひどくなりそうなのでバランスには気を付けたい・・・。
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2019-09-21 07:18 : 雑記 : 編集

「合法的な独占」と「完全競争地獄」

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 著、関美和 訳)という本の感想、2回目。


「完全競争は資本主義の対極にある」というフレーズが出てきて印象的だった。

関連箇所からの抜粋。
「完全競争」は、経済学の教科書において理想的なデフォルトの状態とされている。いわゆる完全競争市場とは、需要と供給が一致し、均衡状態に達した市場だ。ここでは企業間の差別化は存在せず、売り手はまったく同一の製品を販売している。どの企業も市場への影響力はなく、市場が価格を決定する。利益機会が生じると、新規企業が参入し、供給が増えて価格が下がるため、参入者の目論んだ利益機会は消滅する。参入企業の数が増えすぎると損失が生まれ、一部の企業が撤退することで価格はもとに戻る。完全競争下では長期的に利益を出す企業は存在しない。

完全競争の反対が独占だ。完全競争下の企業が市場価格を強いられる一方で、独占企業は市場を支配しているため自由に価格を設定できる。競争がないので、独占企業は生産量と価格を調整して利益の最大化を図る。

アメリカ人は競争を崇拝し、競争のおかげで社会主義国と違って自分たちは配給の列に並ばずにすむのだと思っている。でも実際には、資本主義と競争は対極にある。資本主義は資本の蓄積を前提に成り立つのに、完全競争下ではすべての収益が消滅する。だから起業家ならこう肝に命じるべきだ。永続的な価値を創造してそれを取り込むためには、差別化のないコモディティ・ビジネスを行ってはならない。

資本主義社会で成功しようと思ったら、競争に勝とうとするよりも独占を狙うべし、ということと理解した。

ただ、独占は法律で禁止されているため、独占は独占でも、合法的に独占する必要がある。

例えば、特許を利用したり、あるいは、法律的には独占していないけど実質的には独占しているような状態を狙ったり、などなど。


なお、「空気を読む」や「同調圧力」の文化があるためか、日本の企業は他社のヒット商品をすぐに真似するように思うので、ヒットを出してもすぐに競争が勃発して価格が下がってしまって利益が出なくなる、というような競争地獄に陥りがちのように思う。

そんな日本企業で働く自分は、まさに競争地獄の真っただ中にいるのかもしれない。

といっても、他人の真似をしたくなるのは自分も同じであり(だから日本企業でサラリーマンとして働いている)、自業自得なんだけど・・・。


ということで、競争地獄に陥りがちな日本企業で働いているさえないサラリーマンとしては、そんな中でも競争の少ないポジションを狙うべく努めていきたい。

それはすなわち人気の無いポジションだろうから、人の嫌がるような仕事だろうけど・・・。

そのように考えると、幸いなことに、今の仕事は人の嫌がるような仕事と言えるかもしれないので、嫌がらずに継続していきたい。

人の嫌がる仕事を率先して行うのは、ある意味合法的な独占と言えるかも・・・。
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2019-09-21 06:10 : 雑記 : 編集

技術革新の停滞でゼロサム社会へ逆戻り・・・

「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 著、関美和 訳)という本を読んだ。

ペイパルなどの創業者として知られるシリコンバレーの成功者ピーター・ティール氏が大学で行った起業の授業を元にした内容。


水平的進歩(グローバル化)と垂直的進歩(テクノロジー)に関する話が印象的だった。
未来を考える時、僕らは未来が今より進歩していることを願う。その進歩は次の二つの形のどちらかになる。ひとつは水平的進歩、または拡張的進歩と言ってもいい。それは、成功例をコピーすること、つまり1からnへと向かうことだ。(中略)もうひとつの垂直的進歩、または集中的進歩とは、新しい何かを行うこと、つまりゼロから1を生み出すことだ。

マクロレベルの水平的進歩を一言で表すと、「グローバリゼーション」になる。ある地域で成功したことを他の地域に広げることだ。

ゼロから1を生み出す垂直的な進歩を一言で表すと、「テクノロジー」になる。(中略)テクノロジーはコンピュータに限らない。正しくは、ものごとへの新しい取り組み方、より良い手法はすべてテクノロジーだ。

僕らの祖先は固定的なゼロサム社会に生きていた。そこでの成功とは、他者から何かを奪うことだ。富の源泉はめったに生み出されず、普通の人が極限の生活から脱けだせるほどの富を蓄積することはできなかった。

垂直的進歩(テクノロジー)がゼロサム社会からプラスサム社会への転換をもたらし、水平的進歩(グローバル化)がプラスサムをさらに拡大する、というようなことと理解した。

そのように考えると、水平的進歩(グローバル化)が一巡したら、後は垂直的進歩(テクノロジー)に頼るしかないため、垂直的進歩(テクノロジー)の停滞はゼロサム社会への逆戻りにつながることになりそうだ・・・。

すなわち、以下のようなイメージ。

1.テクノロジーの無い社会はゼロサムの社会
  →勝者の富が○増えると、敗者の富は○減る

2.テクノロジーが生まれることでプラスサムの社会になる
  →富者の富は△増え、貧者の富は□増える  ただし△>□>0

3.さらにグローバル化が進むことで全体の富は増えるが格差はさらに広がる
  →富者の富は▲(>△)増え、貧者の富は■(≒□)増える  ただし▲>>■>0

4.グローバル化が一巡し、かつ、テクノロジーが停滞したらゼロサム社会に逆戻り
  →勝者の富が●増えると、敗者の富は●減る


ということで、水平的進歩(グローバル化)が一巡したら、後はひたすら垂直的進歩(テクノロジー)を続けるしかないのだろう。

垂直的進歩(テクノロジー)を未来永劫続けないといけないという意味で、出口の無い垂直的進歩(テクノロジー)地獄と言えそうだ・・・。



ちなみに、さえないエンジニアの自分が携わっている仕事はまさに水平的進歩に関する内容なので、時代の流れからすると、もっと垂直的進歩に関する仕事に携わる必要があるのかも・・・。
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2019-09-21 04:42 : 雑記 : 編集

奴隷の数は人類史上最大に・・・

「現代の奴隷」という言葉が「未来世紀ジパング」というテレビ番組に出てきて気になった。

「現代の奴隷」とは、人身売買された人たちや暴力や脅迫によって苛酷な強制労働を強いられている人たちを指すとのこと。

そのような奴隷状態の人たちは全世界で4030万人(2018年時点)もいるようで、人類史上最悪となっているそうな。

令和の日本を生きる平和ボケした自分にとっては衝撃的な話だった・・・。


まあでも、よくよく考えると自分にも奴隷の要素があるのかもしれない。

と言っても、勤めている会社にブラックな働き方を強いられていると訴えたいわけではなく、ストイックな性質がある自分は嫌がる自分自身に無理やり強制労働(会社勤め)を強いているのかもしれない。

というような、令和の日本を生きるさえないサラリーマンの平和ボケ的発想・・・。


ということで、「現代の奴隷」の話には心が痛むけど、さえない自分がなんとか生きていくためには、これからも心を鬼にして嫌がる自分自身に無理やり強制労働を強いていきたい・・・。
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2019-09-17 00:02 : 雑記 : 編集

インデックス投資とアンナ・カレーニナの法則

「成功から学ぶべきか 失敗から学ぶべきか」という脳科学者茂木健一郎氏の記事がプレジデント(2018年8月13日号)に掲載されていた。


「アンナ・カレーニナの法則」という言葉が出てきて気になった。
ロシアの文豪、レフ・トルストイの名作『アンナ・カレーニナ』の冒頭は、こんな意味の文章で始まる。「すべての幸せな家庭は似ている。不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である」

「アンナ・カレーニナの法則」は、このように、多数の要素によってその成功、失敗が左右されるような事象について、失敗の原因がたくさんありうることを示唆する。逆に言えば、失敗した場合、一体何が欠けているのか、反省するポイントはそこにある。

ところで、インターネットや人工知能などのビジネス環境では、「アンナ・カレーニナの法則」の逆が成立すると主張する人もいる。

電子決済の「ペイパル」の創業者として知られるピーター・ティール氏は、次のような意味のことを著書の中で述べている。「すべての成功した企業はそれぞれ異なるユニークな問題を解決したことで独占を実現している。一方、すべての失敗した企業は同じ土俵での競争から逃れられなかった点で似ている」

ロシアの文豪の「アンナ・カレーニナの法則」に従うと、言わば「成功の法則」が存在することになる。

要因1~要因nが揃えば成功する、というようなイメージ。

成功=要因1×要因2×要因3×・・・×要因n

この場合、成功するためには要因1~要因nのすべてを揃え忘れないことが重要になり、すなわち失敗しないこと(揃え忘れないこと)を心掛ける必要がある。


逆に、シリコンバレーの成功者の『「アンナ・カレーニナの法則」の逆』に従うと、言わば「失敗の法則」が存在することになる。

要因1~要因nが揃えば失敗する、というようなイメージ。

失敗=要因1×要因2×要因3×・・・×要因n

この場合、失敗の仕方はわかるけど成功の仕方はわからない(成功に法則は無い)ため、独自の成功を追い求める必要がある。


改めて考えると、さえない自分は成功することよりも失敗しないことを心掛けており、それはすなわち、「アンナ・カレーニナ」の法則が存在することを(無意識のうちにだけど)想定している、ということになりそうだ。

そのような失敗しないことを心掛ける姿勢は投資にも表れており、すなわち、インデックス投資(分散投資)につながっていると言えそうだ。

「すべての成功する投資は似ている(→インデックス投資)。失敗する投資は、それぞれ異なる理由で失敗する(→各種のアクティブ投資)」といったところか。


逆に、失敗しないことよりも独自の成功を追い求める人は、『「アンナ・カレーニナの法則」の逆』が存在することを想定している、と言えそうだ。

そのような独自の成功を追い求める姿勢が投資に表れると、アクティブ投資に向かうことになりそうだ。

「すべての成功する投資はそれぞれ異なるユニークな手法を用いることで成功する」という感じ。



ということで、成功することよりも失敗しないことを重視してインデックス投資をしている自分の頭の中には、「アンナ・カレーニナの法則」が潜んでいるようだと今さらながら気付かされた・・・。





ちなみに、このようなことを考えると、シリコンバレーの成功者たちは結婚生活では失敗する運命にあるのかも。

「アンナ・カレーニナの法則」が成り立つ(とロシアの文豪が言っている)結婚生活にも『「アンナ・カレーニナの法則」の逆』を適用ししてしまいそうだから・・・。
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2019-09-16 08:14 : 雑記 : 編集

投資信託業界は信託報酬1%くらい欲しい?

『投信「少数精鋭」進む』という記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。

投資信託業界の状況に関する話が気になった。
個人向けの代表的な金融商品である投資信託が「少数精鋭」の度合いを強めている。8月は新規に設定された本数が7本と月間ベースで13年ぶりに最低を更新し、年間でも最低となる見通しだ。

「老後2000万円問題」などを受けて若年層などを中心に資産形成へのニーズが高まるなか、投信業界では投信の本数を抑えて経営資源を集中させ、長期の運用成績の底上げにつなげようとする動きが強まっているためだ。

「実績のある既存の投信に力を入れる動き」(日興リサーチセンターの藤原崇幸主任研究員)も広がりつつある。例えば、アセットマネジメントOneでは「運用期間が10年以上で運用成績のよい投信を『ロングセラーシリーズ』と位置づけ、(証券会社や銀行などの販売会社に)積極的に提案している」(泉谷正彰投資信託営業企画部長)という。

投資信託を利用している身としての率直な感想としては、「少数先鋭」というより単なる「行き詰まり」のように思う。

すなわち、本当は売りたい「毎月分配型」を否定されて稼ぎの少ない「インデックス型」が推奨される流れの中で、次の一手を出しあぐねているだけのような・・・。


そんな中、アセットマネジメントOneさんは『ロングセラーシリーズ』をアピールしているようだけど、その中身を確認してみるとほとんどが信託報酬1%強であり、アセットマネジメントOneさんの思いとしては『ロングセラーシリーズ』というより『高信託報酬シリーズ』ではなかろうかと勝手に勘ぐってしまう・・・。

投資信託業界としては信託報酬が1%程度ないとやっていけないということだろうか?


というような勝手ないちゃもんを、消費者の立場からはついつい言いたくなってしまうけど、サラリーマンの立場からするとそんなことを言ってたら回りまわって自分(のいる業界)の首を絞めることになる恐れもあるので要注意かも・・・。
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2019-09-16 07:16 : 雑記 : 編集

アメリカで若者の鬱が急増・・・

「スマホが若者の鬱症状を増やしている(かも)」という記事がニューズウィーク日本版(2019年4月9日号)に掲載されており気になった。

アメリカで若者の鬱が急増しているとのこと。
学術誌ジャーナル・オブ・アブノーマル・サイコロジーに発表された論文によれば、アメリカでは00年以降、鬱症状や自殺行動が見られる若者の割合が急増している。研究チームは、SNSに費やす時間が増えて睡眠時間が削られていることが問題ではないかと考えている。

研究によれば、過去1年間に鬱症状を経験した12~17歳の若者の割合は、05年の8.7%から17年には13.2%に増加。18~25歳でも、09年の8.1%から17年には13.2%に増えた。

鬱が急増した原因としてSNSの広まりによる睡眠時間の減少が挙げられているようだ(特定されているわけではないようだけど)。

「若者のSNS疲れ」という言葉を聞いたことがあるけど、それが鬱をもたらしているということだろうか。


鬱と言えば、さえない自分も要注意だけど、その原因になりそうなのは断トツで仕事。言わば「おっさんの仕事疲れ」。

給料というリターンを得るために鬱になるリスクを冒していることを改めて認識し、せいぜい気をつけていきたい・・・。
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2019-09-16 06:19 : 雑記 : 編集

ゾンビ企業のゾンビ社員・・・

「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」(朝倉祐介 著)という本の感想、3回目。

「ゾンビ企業」という言葉が出てきて気になった。
資本効率の悪い経済活動しかできない会社であれば、他社に吸収されるなり清算されるなりして統廃合するほうが、ファイナンス的には正しい意思決定のはずです。マクロ的な観点に立てば、より競争力のある企業に資本を集約し、業界の再編を図っていくことが、日本の産業が競争力を維持するうえでは重要です。

しかしながら、倒産件数の増加は日本では往々にして「悪」であると解釈されます。その結果、産業全体の新陳代謝が進まず、市場から退出すべきゾンビ企業が残り続けてしまいます。同じ駅の西口と東口に似たようなスーパーが立ち並び、利益幅をすり減らしながら消耗戦を行っているという構図が、日本各地で繰り広げられているのでしょう。

このような「ゾンビ企業」の話を読んでたら、自分が勤めている会社もまさに「ゾンビ企業」なのではと思った。

ゾンビ状態から脱するべくもがいているようには思うけど、状況はますます悪化しているような。

さらに、そんなゾンビ企業で働いているさえない自分は(クビにするべき社員が残り続けているという意味で)ゾンビ社員に違いない。


まあでも、「ゾンビ」と呼ばれようとも、ゾンビなりに給料がもらえる今のうちにせいぜい資産を形成しておきたい。

さえない自分の場合、ゾンビ状態から脱しようとするよりも、ゾンビとしていかに生きていくかを考える方が良さそうだ・・・。
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2019-09-15 09:44 : 雑記 : 編集

資本主義経済はネズミ講・・・

「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」(朝倉祐介 著)という本の感想、2回目。

日本的経営はネズミ講に似ている、という話が印象的だった。
日本的経営に沿って終身雇用と年功序列を同時に成立させるのは、ネズミ講に似た状態です。新入社員は低い賃金に耐えて滅私奉公をし、後になって給料を取り戻すという構造にあるからです。この構造を維持するためには、常に親ネズミ(ベテラン)を支える子ネズミ(新入社員)を、毎年多数採用しなくてはなりません。これは会社から見ると、賃金コストが線形に伸び続けることを意味します。

日本的経営を前提とすると、毎年社員の採用を続けなければならず、また採用した社員の雇用と年功序列賃金の維持のために、売上の成長を維持しなければなりません。その結果、売上を追い求めるためにさらに採用するといった循環構造に陥るのです。

市場が拡大しているうちはこうした売上志向と日本的経営に則った経営手法が有効に機能しますが、マーケットの拡大が止まった瞬間、この構造は破綻してしまいます。

すなわち、「終身雇用」と「年功序列」を特徴とする日本的経営は社員が増え続ける(会社が成長し続ける・市場が拡大し続ける)ことを前提としておりかつ年長者ほど儲かるためネズミ講に似ている、ということのようだ。


このようなネズミ講(に似たもの)について考えてみると、同様のことは資本主義経済についても言えそうだ。

すなわち、資本主義経済は成長し続けることを前提としておりかつ先に参加して発展した先進国や成功者ほど儲かるためネズミ講に似ている。

「最後のフロンティア」と呼ばれているアフリカに浸透してしまったり、あるいは世界人口が減少し始めたりしたら、資本主義経済はどうなってしまうのだろうか?


ということで、(本当にネズミ講に似ているのかどうか経済の詳しいことはよくわからないけど似ていると仮定して)資本主義経済のネズミ講的な仕組みの恩恵を受けるためにも、世界経済が成長し続けている今のうちに仕事や投資に励んでおきたい・・・。
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2019-09-15 08:14 : 雑記 : 編集

資産形成はファイナンス思考で・・・

「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」(朝倉祐介 著)という本を読んだ。


「PL脳」に陥りがちな日本企業は「ファイナンス思考」に転換するべし、というような話。

「PL脳」とは? 「ファイナンス思考」とは? 説明(要約)部分を抜粋。
PL脳とは、基礎的な会計知識に基づきつつもファイナンスの観点に欠け、会社の長期的な成長よりも直近の業績の見栄えを優先し、「目先のPLを最大化することこそが経営の至上命題である」とする思考態度のこと。

ファイナンス思考とは、会社の価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる考え方。経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」を有効に活用して、会社の価値を最大化することが、ファイナンス的観点から会社に期待されている役割。

「PL脳」は近視眼的で「ファイナンス思考」は長期志向、また、「PL脳」は手段を目的化してしまっており「ファイナンス思考」は目的志向、というところがポイントと理解した。


これは会社経営の話だけど、個人的な資産形成についても同様のことが言えそうだ。

資産形成はファイナンス思考(長期志向・目的志向)で取り組むべし。

すなわち、資産形成における資源であろう「ヒト(自分の能力)」「カネ(現時点の金融資産)」「時間」を有効に活用して、長期的な金融資産を最大化するべし。

その際、PL脳的に目先の金融資産を優先しないよう注意が必要。


また、人生全体についても同様のことが言えそうだ。

人生はファイナンス思考(長期志向・目的志向)で取り組むべし。

すなわち、人生における資源であろう「ヒト(自分の性質)」「環境」「時間」を有効に活用して、一生の間の自己満足の総和を最大化するべし。

その際、PL脳的に目先の自己満足を優先しないよう注意が必要。



ということで、PL脳に陥ることなくファイナンス思考(長期志向・目的志向)で資産形成や人生に取り組んでいきたい・・・。
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2019-09-15 07:06 : 雑記 : 編集

中庸な資産配分・・・

『あなたの人生の意味 先人に学ぶ「惜しまれる生き方」』(デイヴィッド・ブルックス 著、夏目大 訳)という本の感想、3回目。


「中庸」に関する記述が印象的だった。
中庸な人は、対立する二つの性質を同時に持っている。しかも、どちらの性質も最高度に強い。「程よく」ではないのだ。「ほどほどに情熱的」で「ほどほどに冷静」というわけではない。非常に強い情熱を持ちながら、同時にその情熱を思いどおりに制御したいという強い意欲も持っている、それが中庸なのだ。

単に対立する性質が同居しているだけでは中庸にはなれない。それでは単に分裂しているというだけである。中庸であるためには、全体としてのまとまり、秩序が必要になる。二つの要素の適切なバランス、割合はその時々で変わるので、中庸であるためには、絶えずバランスを変え続けなくてはならない。絶えずバランスを変えることで、はじめて秩序が保たれる。一度、最適な割合を見つけたらそれで終わりということではない。状況の変化に応じて常に最適を探し求める姿勢こそが重要である。

中庸を実現するためには両極端の性質を備えてそれらのバランスをとり続ける必要がある、ということと理解した。

確かに、両極端を知らないままバランスをとろうとするのと、両極端を知った上でバランスをとろうとするのと、どちらが良さそうかと考えると、後者のような気がする。


すぐに極端に走ってしまう自分は、どちらの極端に走るのも得意そうだから、あとはそれら両極端のバランスをとり続ければ良いと言うことだろうか(といってもバランスをとり続けるのが難しいんだろうけど)。

そう考えると、(自分がさえない原因の一つと思っていた)すぐに極端に走ってしまう性格もあながち悪いというわけではなく、むしろ積極的に利用するべきなんだろう。


また、そのような観点から資産配分について考えてみると、貯金(極低リスク・極低リターン)と外国株式(高リスク・高リターン)というリスク・リターン的に両極端の2つの資産で保有している自分は、それら両極端の2つの資産の割合を(資産総額や年齢や社会情勢などに合わせて)調整し続けることによって中庸な資産配分を実現することができる、と言えそうだ(そう言うことにしておこう)。


ということで、実生活においても資産配分においても、両極端の性質を保有してそれらのバランスを調整し続ける、ことで中庸を実現するべく努めていきたい。

バランスをとり損ねて分裂してしまわないようにせいぜい気を付けたい・・・。
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2019-09-14 08:08 : 雑記 : 編集

倒されて立ち上がる時には必ず笑え・・・

『あなたの人生の意味 先人に学ぶ「惜しまれる生き方」』(デイヴィッド・ブルックス 著、夏目大 訳)という本の感想、2回目。

「倒されて立ち上がる時には必ず笑え」という、元アメリカ大統領アイゼンハワー氏のエピソードが印象的だった。
伝記作家のエヴァン・トーマスによれば、アイゼンハワーは孫のデイヴィッドに、自分がいつも笑顔なのは「別に常に気分良く振る舞おうと心がけているからではない」と言っていたという。原因は、ウェストポイント時代のボクシングのコーチにあると彼は言っている。コーチはアイゼンハワーをノックダウンし、「倒されて立ち上がる時には必ず笑え、笑えなければ、一度倒された相手には絶対に勝てない」と言ったのだ。アイゼンハワーはもっともだと思った。そして、軍隊を率い、戦争に勝つためには、常に自信ありげに、不安などないような顔をしていることは絶対条件だと思った。

さえない自分は、ある意味日々の仕事で倒されてばかりなので、アイゼンハワー氏を見習って立ち上がるときには笑うように心掛けていきたい。

そして、(倒された相手には勝たなくても良いけど)収入だけはなんとしてでも勝ち取っていきたい・・・。

また、大暴落などで株式市場に倒されても、最終的な勝利のために笑うようにしたい・・・。



ということで、いざ笑う時にこわ張った笑顔にならないように、とりあえず笑う練習をしておくとしよう・・・。
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2019-09-14 07:09 : 雑記 : 編集

謙虚さよりも自己顕示欲が金を生む・・・

『あなたの人生の意味 先人に学ぶ「惜しまれる生き方」』(デイヴィッド・ブルックス 著、夏目大 訳)という本を読んだ。

自己顕示を良しとする時代を生きる現代人に、謙虚を良しとする時代を生きた偉人たち(アイゼンハワー元大統領など)の生き様を紹介する内容。

アメリカ人は謙虚とは縁が無さそうだと勝手に思い込んでいたけど、アメリカでも昔は謙虚が美徳だったようだ。

謙虚から自己顕示への変遷に関するアメリカでの調査結果が印象的だった。記事からの抜粋。
一九四八年から一九五四年の間、合計で一万人の若者を対象に実施されたあるアンケートのデータがある。そのアンケートでは「自分のことを重要な人物と思うか?」という質問がなされた。「そう思う」と答えた若者はわずか一二パーセントにとどまっていた。ところが、一九八九年に同様のアンケートを実施したところ、自分のことを重要な人物だと思う若者は、男性で八〇パーセント、女性で七七パーセントにまで増えていたのである。

一九六七年には、人生の目標になり得ることを一六項目あげ、それに優先順位をつけてもらう、という調査が実施されたが、「名声を得ること」は一六項目中一五位という結果だった。ところが、二〇〇七年の調査では、五一パーセントの若者が、「名声を得ること」を人生の最大の目標の一つとしたのだ。

日本人は自尊心が低いという記事を以前どこかで読んだことがあるけど、アメリカ人も昔は自尊心が低かった(今ほど高くはなかった)ということか。

謙虚さや自己顕示欲(自尊心・名声欲)の大きさは育った社会環境の影響を大きく受けるということなんだろう。


昔は、周りと協力しないと生きていけなかったため、謙虚な姿勢の方が生きていくのに都合が良かったに違いない。

一方、科学技術が発達した今となっては、一人でも生きていけるようになったため、周りと協力するよりも周りに勝つことが求められるようになり、その結果、謙虚さよりも自己顕示欲(自尊心・名声欲)が強い方が生きていくのに都合が良くなったということだろう。

特に、現代社会でお金を稼ぐためには謙虚さよりも自己顕示欲(自尊心・名声欲)が求められそうだ。

とは言え、自己顕示欲(自尊心・名声欲)が強すぎるのも問題だろうから、謙虚さと自己顕示欲(自尊心・名声欲)のバランスが重要となるに違いない。



ということで、自己顕示欲(自尊心・名声欲)が弱い自覚のある自分は、資産形成のために自己顕示欲(自尊心・名声欲)を高めるよう努めていきたい。



まあでも、さえない自分は周りからの協力無しではやっていけそうにないため、謙虚な姿勢の方が都合が良いのかもしれない・・・。
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2019-09-14 06:06 : 雑記 : 編集

騙されない心理は大阪のおばちゃんに学ぶ・・・

騙されないため(周囲の意見に流されないため)の対策に関する精神科医樺沢紫苑氏の記事がプレジデント(2018年7月16日号)に掲載されており気になった。

記事からの抜粋。
周囲の意見に流されないためには、賛成派と反対派の両方の意見を常に自分の中で用意する“ディベート思考”を持つことが重要です。例えば、ある本について友人から「すごくよかった」と言われても、あえてその本の欠点や疑問点を話して反論してみましょう。加えて、自分自身でも両論に耳を傾けてみるのもよいでしょう。

「ディベート思考」で賛否両論を考えるのが重要、ということのようだ。

自分はまさに周囲の意見に流されやすい性格だけど、この対策にはあまり納得感を感じられなかった。

というのも、アレコレ考える癖のある自分は賛否両論を考えているように思うけど、結局流されてしまう・・・。


なぜそうなってしまうのかと考えてみると、ヒントは夏目漱石の小説「草枕」からの有名な次の引用部分にありそうだ。

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」

すなわち、賛否両論を考えて理屈に訴えようとすると角が立ってしまうので、相手の感情を害さないようにと気にしているうちに結局流されてしまっているような・・・。


そんなことを考えていると、「大阪のおばちゃんは騙されにくい」と聞いたことがあるのを思い出した。

おそらく(勝手な想像だけど)、「相手の感情を害さないように」なんてナイーブなことは気にしないだろうし、逆に、「人を見たら泥棒と思え」と疑いの目で見ているに違いない(という勝手な想像)。

自分にとっては、このような「人を見たら泥棒と思え思考」の方が「ディベート思考」よりも効果がありそうに思う。


ということで、精神科医よりも大阪のおばちゃんに学んで、「人を見たら泥棒と思え思考」で騙されない(流されない)ように気を付けていきたい・・・。
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2019-09-09 21:46 : 雑記 : 編集

メタ認知でストレス対策 自分は何にストレスを感じているのだろうか・・・

「悩みとストレスを消す練習」という脳科学者茂木健一郎氏の記事がプレジデント(2018年7月16日号)に掲載されていた。


「メタ認知」がストレス対策になるという話が気になった。
どうすればストレスをコントロールできるのでしょうか。最初のキーワードは「メタ認知」です。

僕たち人間は、今日着ている服や髪形がどうなっているのか、鏡を見て確認することができますよね。しかし、自分がいまどういう感情を抱き、どのようなことを考えているのかなどの、内面に関することは鏡に映し出すことができません。そのような状況を、あたかも第三者の視点から眺めるように、把握できる能力を「メタ認知」と呼びます。

自分がどのような状況下でストレスを感じ、反対にどのような環境では一番くつろげるのか、「メタ認知」を働かせることができるようになると、自分でも気づかなかった意外な一面が見えてくるかもしれません。

「メタ認知」でストレスをコントロールできると教えられても、どうすれば「メタ認知」が得られるのか、すなわち、どうすれば自分の感情や考えを把握することができるのか、というのがよくわからない。


自分の感情や考えを把握するにはどうすれば良いのかと考えてみると、すぐに思いつくのは感情や考えを「言葉にする」ということ。

つまり、自分の感情や考えを把握するためには自分を客観視する必要があるだろうけど、自分自身について本能的には客観視できないだろうから(本能的には主観的になってしまうに違いない)、客観視するためには理性に頼る必要があり、頼るべき理性に訴えるためには言葉にすれば良いのでは、という(安易な)考え。


ということで、主観に埋没してストレスにやられないようにするために、理性が客観視してくれてストレス軽減につながることを信じて感情や考えを言葉にするよう努めていきたい。

まずは、ストレスに関する感情や考えから言葉にしていきたい。

自分は何にストレスを感じているのだろうか??
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2019-09-08 09:16 : 雑記 : 編集

運を実力と勘違いした結果リスクをとりすぎて・・・

京都大学教授山中伸弥氏とユニクロ会長兼社長柳井正氏の対談がプレジデント(2018年7月16日号)に掲載されていた。

「運」に関する山中氏のコメントが印象的だった。
研究が成功するかどうかはかなりの程度、運に左右されます。言ってみればじゃんけんと同じような部分もあって、すごい研究成果は、じゃんけんで偶然10連勝したようなものだと思っています。それだけなのに、「この人はじゃんけんの天才に違いない」とまわりが言い出す。すると本人もその気になって、しまいには『いかにしてじゃんけんに勝つか』という本まで出してしまう(笑)。というのは冗談ですが、それに近い状態に陥ることもあるんですよ。

「研究」に限らず、このような話は「投資」や「仕事」などにも当てはまりそうだ。

例えば、株式投資で立て続けにうまくいくと、自分には投資の才能があると思い込むとか。

思い込むだけなら良いけど、調子にのってリスクをとりすぎて結果的に大失敗とか・・・。


ということで、運を実力と勘違いした結果リスクをとりすぎて大失敗、なんてことにならないように気を付けたい。


さえない自分の場合、仕事で成功して調子にのるというのは無さそうに思うけど(運があっても成功できない・・・)、インデックス投資は今のところ順調なので調子にのってリスクをとりすぎないように気を付けたい・・・。
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2019-09-08 07:16 : 雑記 : 編集

ブラック競争を楽しめますか・・・

ユニクロ会長兼社長柳井正氏と京都大学教授山中伸弥氏の対談がプレジデント(2018年7月16日号)に掲載されていた。

「困難を楽しむ」という柳井氏のコメントが印象的だった。
変化があれば、それなりに困難なことも起きるでしょう。でも、そんなに大変なことではないはずです。そもそも困難に挑むのは楽しいことじゃないですか。自分の能力を高めて変化を楽しむ、困難を楽しむ。そういう精神が特に日本人には必要だと思います。

「困難を楽しむ」ことができたら嫌な仕事も楽しめそうなのである意味理想的。

ただ、上司が「困難を楽しむ」タイプだったらその下で働くのは大変そうだ。その上司が楽しんでいる「困難」を部下にも押し付けてくるだろうから。

以前、ユニクロのブラック批判に関する記事を読んだ記憶があるけど、社員の働き方がブラックになってしまうのは「困難を楽しむ」というトップの考え方の影響もあるに違いない。

まあでも、柳井氏に限らず、企業のトップに上りつめるような人たちは多かれ少なかれ困難を楽しむような性質を有しているだろうから、基本的にどの企業でも多かれ少なかれブラックな働き方になってしまうのだろう。

さらに、「困難を楽しむ」企業の方が「困難を嫌がる」企業よりも競争力がありそうだから、進化論的に「困難を楽しむ」企業が生き残っていきそうであり、それはすなわちよりブラックな企業が生き残っていきそうだ、という(労働者にとっては)悪循環・・・。


ということで、企業はますますブラックになっていくかもしれないが、そのブラックを楽しむべく努めていきたい・・・。


ではなく、ブラック競争からさっさと抜け出すために資産形成に努めていきたい・・・。
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2019-09-08 06:19 : 雑記 : 編集

AIはインデックス投資にたどり着くのか・・・

「AI活用のファンドは高収益を実現できるか」という早稲田大学顧問野口悠紀雄氏の記事が週刊ダイヤモンド(2018年6月2日号)に掲載されており気になった。

AIやビッグデータを用いたアクティブファンドはインデックスファンドには勝てない、と書かれており、そう考える理由として次の2つが挙げられていた。

1.ビックデータやAIを活用しても株価等の資産価格の将来の動向を予測できるわけではない
2.最も成績が良いポートフォリオは市場のポートフォリオである(ファイナンス理論より)


そう言われるともっともなことのようにも思ってしまうけど、上記内容が正しいとしたら、インデックスを上回る成績を目指すというアクティブファンドは、ハンドパワー(超能力)でスプーンを曲げるというマジシャンのようなものなのだろうか?


また、上記内容が正しいとしたら、学習した賢いAIはアクティブ運用を辞めてインデックス運用を始めるのだろうか?


というより、そもそも学習した賢いAIは投資をするのだろうか? 投資から撤退して貯金し始めたりして・・・。



ということで、学習しても未だによくわからない自分は、騙されたと思ってインデックス投資を継続しておくとしよう・・・。
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2019-09-07 08:15 : 雑記 : 編集

「分裂するアメリカ」と「同調する日本」・・・

「アメリカの政治」(岡山裕、西山隆行 編)という本の感想、3回目。

アメリカの二大政党(民主党・共和党)に関する話が気になった。
今日のアメリカの二大政党は、民主党がリベラルで、政府が人種差別や銃問題などの社会問題、貧困のような経済問題を解決するために社会や経済に介入することを認める。また、同性婚や人工妊娠中絶を権利として許容する進歩的立場をとる。これに対して、共和党は保守で、政府が個人や社会・経済に介入することを否定する傾向があり、同性婚や人工妊娠中絶を認めようとしない。これが両政党のイデオロギーの違いである。

近年のアメリカの政党はイデオロギー的に分極化している。つまり、民主党はいっそうリベラル化、共和党はさらに保守化の程度を強め、二大政党間のイデオロギー距離がかつてないほど拡大しているのである。分極化の進展に伴って、中道派が少なくなり、二大政党はイデオロギー的に先鋭化することで対立を深め、超党派の合意や妥協が得にくくなり、政治的停滞の元凶になっているともいわれている。

アメリカは、対称的な民主党派と共和党派、すなわちリベラル派と保守派に分裂しているということのようだ。

様々な背景を持つ多様性のあるアメリカ人が、リベラル組と保守組に分かれて運動会しているようなイメージだろうか。

しかも、それぞれの組にはスポンサーもついて利害も大きくなるため勝利に向けての争いは激しくなるばかり・・・。


一方、「空気を読む」や「同調圧力」などの特徴がある同質な日本においては、強いものに染まっていく(強いものに染められていく)勝手なイメージがある。

二つの組に分かれて運動会していたはずだけど、いつの間にやら強い側の人数が増えて一方的な戦いに・・・。

しかも、強い側についた方が得られる利益は大きくなるため、ますます強い側の人数は増えていくばかり・・・。


日米どちらの社会が良いのかわからないけど、日本社会で生きていく自分としては日本社会の性質をよくよく理解してうまく利用する必要がある。


ということで、空気を読むのが苦手で弱い側に取り残されがちなさえない自分は、日本社会を生き抜くために臨機応変に強い側に付けるように努めていきたい・・・。




そもそも、強い側に付くためには、沈みゆく(弱くなる一方の)日本から脱出する必要があるのかもしれないが・・・。
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2019-09-07 07:38 : 雑記 : 編集

アメリカの大統領は「弱い」大統領・・・

「アメリカの政治」(岡山裕、西山隆行 編)という本の感想、2回目。


『アメリカの大統領はむしろ「弱い」大統領』という表現が、大統領の権限に関する話に出てきて印象的だった。

記事からの抜粋。
大統領制の国際比較という観点からは、アメリカの大統領はむしろ「弱い」大統領なのである。

とりわけ内政面では、権力分立制のもとで連邦議会に多くの権限が与えられていることから、大統領の権限は乏しい。

外交・安全保障面では、国家元首として、また軍の最高司令官として、大統領の権限は相対的に大きい。

内政面と外交・安全保障面での違いに着目して、アメリカには二種類の大統領職があるといわれることもあります。

アメリカでは専制政治にならないように権力分立を確立してるため、特に内政面では大統領と言えども権限が限られている、ということのようだ。

なにかと評判の悪いトランプ大統領でも成り立っているのは、権力分立のおかげということなんだろう。

もし、トランプ大統領の専制政治なんてことになったら、アメリカ国民にとっても諸外国にとっても大変なことになりそうだ・・・。


そもそも、トランプ大統領は選挙で選ばれたわけだから、トランプ大統領で被害を被ったとしてもアメリカ国民の自業自得ということになるのかもしれないが(諸外国にとってはとんだとばっちり)、そういう失敗が起こるだろうことを想定して権力分立を確立している(失敗を仕組みでカバーする)と言うことなんだろう。



ということで、「権力分立」のように、人がやらかしがちな失敗をカバーするための仕組みの大切さを改めて感じた。



自分も、仕事で失敗してクビになることに備えて、せいぜい資産形成に励んでおきたい・・・。
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2019-09-07 06:27 : 雑記 : 編集

アメリカで最も稼いでいるのはアジア系・・・

「アメリカの政治」(岡山裕、西山隆行 編)という本を読んだ。

アメリカ合衆国の現代政治学に関する入門書。

特に印象的だったのは人種による所得額の違いについての話。
合衆国国勢調査局が実施した二〇一七年の調査によれば、世帯あたり実質所得額の中央値は全体で六万一三七二ドルであったのに対して、集団ごとの値は高い順にアジア系(八万一三三一ドル)、白人(六万八一四五ドル)、ヒスパニック(五万四七六ドル)、黒人(四万二五八ドル)となっている。アジア系の調査が始まった一九八〇年代半ば以降これらの集団の相対的順序は変わっておらず、とくにアジア系と黒人の所得額の間にはおよそ倍程度の差が存在してきた。

アメリカで最も稼いでいるのはアジア系、ということのようで、個人的には意外だった。

なお、Wikipediaによると、アジア系アメリカ人で最も人口が多いのは中国系(23.2%)であり、以下、フィリピン系、インド系、ベトナム系、韓国系、日系と続くらしい(2011年時点)。


なぜアジア系アメリカ人が経済的に優位になれるのだろうか?

以下の記述からすると、単純に勤勉だからということか。
連邦教育省教育科学研究所によると二〇一七年の調査では、二〇代後半の年齢層の四年制大学の卒業資格保有率は、全体で三五%程度であったのに対し、白人は四二%、黒人は二三%、ヒスパニックは一九%、アジア系は六三%、ネイティブ・アメリカンは一六%となっている。

今日アジア系は経済収入と大学卒業資格の保有率は他のどの集団よりも抜きん出て高い。アジア系アメリカ人をアメリカ社会に順応した勤勉なモデル・マイノリティであると称することがあるのはこのような背景によるものである。

さえない自分も勤勉さだけは人並み以上の自信があるので、アジア系アメリカ人の経済的な優位さは勤勉さに起因していると信じて、さえなさを勤勉さでカバーしてなんとか生き抜くべき努めていきたい・・・。
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2019-09-02 00:01 : 雑記 : 編集

ひふみ祭りとインデックス投資バブル・・・

「レオスが世界株投信」という記事が日本経済新聞に掲載されており気になった。


ひふみ投信の世界株式バージョンのような投資信託が新たにできるようだ。
ひふみ投信で知られるレオス・キャピタルワークスは今秋にも世界の株式で運用する投資信託を新規設定する。

ひふみ投信が日本株に重点投資しているのに対し、新規投信は日本を除く世界の企業を対象とする。企業の規模にはこだわらず、成長の期待できる銘柄を選別する方針だ。

運用資産が増えれば、従来の投資理念に沿った銘柄の発掘が難しくなる面もある。独立系運用各社にとっては資金の受け皿となる新規ファンドの設定も課題となる。

鎌倉投信の鎌田恭幸社長は中小型株が中心の主力ファンドについて「運用の質を落とさない規模にとどめ、将来的には新規申し込みに何らかの制約をかける可能性もある」と指摘する。

投資を始めた当初、「ひふみ投信」(レオス・キャピタルワークス)と「結2101」(鎌倉投信)をともに利用していた自分としては、2社の戦略の違いが印象的だった。

すなわち、鎌倉投信は量より質(の維持)を重視しようとしているようだけど、レオス・キャピタルワークスは量も追求しようとしているようだ。


アクティブ投信は、運用資産が増えたりファンドマネージャーが変わったりしたら運用の方針も変わってしまう恐れがあり、その点で長期投資には使いにくいと思っており、自分がアクティブ投信から撤退した理由の一はそこにある。

より放っておけるという意味で、長期投資にはアクティブ投信よりインデックス投信の方が使いやすいように思う。


といっても、インデックス投信(全体)が買われ過ぎると、インデックス投信が株価を押し上げてしまうことになるだろうから(インデックス投資バブル? すでに起きてる?)、各インデックス投信の運用資産はそれほど気にしなくてよいとしても、インデックス投信全体の運用資産の増えすぎ(買われ過ぎ)については気にする必要がありそうだ。


ということで、インデックス投資バブルとその崩壊には気を付けながら、引き続きインデックス投資を続けていきたい。

というより、インデックス投資はインデックス投資バブルをうまく利用して資産を増やしていく手法なのかもしれないが・・・。



ちなみに、ひふみ投信(ひふみプラスも)の運用資産の推移を見てみると、テレビ(カンブリア宮殿)で取り上げられた後のお祭りのような急激な伸びは無くなっているようなので(祭りのあと状態?)、新規設定は「受け皿を作る」ためというよりも「あの急激な伸びを取り戻す」ためではなかろうかと変に勘ぐってしまう。

ひふみ祭りをもう一度・・・。
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2019-09-01 08:28 : 雑記 : 編集

貧乏老人地獄 医学の発達に経済が追いついていない?

「年金という中国の時限爆弾」という記事がニューズウィーク日本版(2019年3月19日号)に掲載されていた。

中国の年金事情について書かれており気になった。

記事からの抜粋。
中国の年金基金は、17年の保険料収入の70%を占め、中国の社会保険制度で決定的に重要な位置を占める。しかし政府のまとまった補助がなければ、年金基金は大幅な赤字状態で、その金額は18年は計2340憶元(約3兆8700億円)。22年には5340憶元(約8兆8300憶円)に膨らむ見通しだ。

中国社会科学院によると、全国31地域のうち22年までに年金基金が赤字に転落する見通しの地域は約半分(15年は6地域だった)。その「重症度」は地域によって異なる。中国北東部に位置する黒龍江省は18年7月、資金不足で年金給付の遅延を余儀なくされた。

日本の年金もやばそうだけど、年金がやばいのは中国も同じということのようだ。

おそらく、日本や中国だけの問題ではなく、多くの国に共通する問題に違いない(例えばロシアやブラジルなどでも問題になっているという記事を以前読んだことがある)。


なぜこんな事態に陥ってしまうのかと改めて考えてみると、医学(科学)が発達したおかげで人の寿命は延びているけど、その延びた寿命を支えられるだけの経済力が追いついていないということなんだろう。

これだけ科学技術が発達しているので、うまいことやれば解決できそうにも思うけど、その道筋を示せるレベルまで経済学(や政治学)が発達していないということだろう(と勝手に思う)。

というより、科学と経済学(や政治学)がうまく連携できていないということだろうか。



ということで、世界が貧乏老人地獄化する前に(自分が貧乏老人地獄に落ちる前に)、科学と経済学(や政治学)が一致団結してなんとか解決してほしいな・・・。
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2019-09-01 07:18 : 雑記 : 編集

公的年金の試算結果は公表のたびに下方修正?

「年金、68歳まで働く必要」という記事が日本経済新聞に掲載されていた。

厚生労働省より公表された公的年金制度の財政検証結果に関する内容。

記事からの抜粋。
厚生労働省は27日、公的年金制度の財政検証結果を公表した。経済成長率が最も高いシナリオでも将来の給与水準(所得代替率)は今より16%下がり、成長率の横ばいが続くケースでは3割弱も低下する。60歳まで働いて65歳で年金を受給する今の高齢者と同水準の年金を現在20歳の人がもらうには68歳まで働く必要があるとの試算も示した。年金制度の改革が急務であることが改めて浮き彫りになった。

自分の被害妄想かもしれないけど、公的年金の試算結果は公表のたびに下方修正されていく印象がある。

文句を言いたくなるところだけど、さえないサラリーマンの自分にも思い当たる節がたくさんあるので、あまり人のことは言えない・・・。

さえないサラリーマン(エンジニア)の開発日程は会議のたびに遅延していくのだ・・・。


また、「老後2000万円問題」があれだけ騒がれたのを見てしまうと、(保身を考えると)真実も言えなくなるだろうし・・・。



ということで、公的年金はこれからも下方修正され続けることが当然と考えて、老後資金を準備していきたい・・・。



また、人の振り見て我が振り直せではないが、(クビにならない程度に)仕事上の下方修正を減らしていくよう努めていきたい・・・。
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2019-09-01 06:13 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
 たわらノーロード 先進国株式
 SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)

資産推移

資産状況202006

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