「投資バカ」という本を読んで新興国への投資について考えてみた

「投資バカ 賢い人は金融機関を信じない」(中野晴啓 著)という本が図書館で目についたので借りてみた。セゾン投信の社長が書いた本。

意外だったのは、新興国への投資について否定的に書かれていること。大きく2つの理由を挙げていた。

理由1.新興国が先進国のように発展するのはハードルが高いこと
 (教育水準が高い、民族紛争がない、格差が一定範囲内、民主主義の確立、などが必要)

理由2.金融市場が未成熟なこと
 (国内の資金が少なく、海外資金の流入流出に翻弄される)

セゾン投信の2つのファンドが新興国を取り入れているのは、「世界の成長に則した運用実績を実現させる」という投資哲学だから、とのこと。



理由1.に関して、先進国のように発展するかどうかはそれほど重要ではないように思う。つまり、投資という観点からは、絶対的な発展(先進国になること)よりも相対的な発展(今よりも発展すること)が重要なのではなかろうか。次のようなシナリオだろう。

人口の増加 × 生活水準の向上 → 消費の増加 → 企業の発展 → 株価アップ



このシナリオで、理由2.と関連がありそうなのが、企業の発展が本当に株価アップにつながるかどうかだ。つまり、海外資金の流入/流出によって企業の業績に関係なく株価が上がったり下がったりしないかどうか。

また、企業の発展が株価アップにつながるかどうかに関しては、株主重視の考え方が広がるかどうかも関係ありそうだ。企業の儲けが誰か(有力者)のポケットに入るだけになるのではという心配もある。



なお、新興国投資に否定的な考えとしては、政治が不安定なことも挙げられそうだ。政治が不安定だと経済発展の妨げになるだろう。最近は先進国の政治も不安定だが・・・。




以上、本の流れで新興国投資に否定的な考えを書いてきたが、新興国投資の魅力は、なんといっても先進国よりも高いリターンが得られるのでは?と期待できることだろう。

上記のようなリスクを受け入れてリターンを狙うのか、または、リスクに怖気づいてリターンをあきらめるのか?

個人的には、上記のようなリスクをとってまでリターンを狙わなくてもよいかなと思うのと、また、シンプルな投資内容にしたいため、現時点では新興国には投資していない・・・。
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2017-01-15 20:13 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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