協調的保護主義のすすめ?

「エマニュエル・トッドが語るトランプショック~揺れる米中関係~」という番組がNHKのBSにて放送されていた。

トランプ時代の米中関係の今後について、フランスを代表する知性である人口・歴史学者エマニュエル・トッド氏が読み解く、というような番組。

「協調的保護主義のすすめ」とでもいうような話であり、興味深い内容であった。

気になった部分を抜粋。
自由貿易によって米中両国は経済的な補完関係を築いてきたのですが いま自由貿易のもたらす危機が両国を同時に襲っているのです だからこそ両国は交渉しなければなりません

そもそも、どの国の経済学者も保護主義という考え方自体を拒否しています 実はまだ保護主義はまともに研究されてさえいないのです

現在アメリカが中国から輸入している品目は150近くあります トッドさんはその中でどの品目をどんなタイミングでどのくらいの期間関税を設けて保護するのか きめ細かく設定するべきだと言います それをアメリカ単独でなく 中国と密に相談/調整しながら行っていく そのためには産業だけでなく 将来の社会全体の像も見据える必要があると言います 言わば協調的保護主義という考え方です

毎年大量の中国人がアメリカに留学していますが 最大の懸念は留学生が中国に戻って来るか否かです アメリカが保護貿易政策を採用し それによってアメリカ経済が復活すれば これまで以上に優れた人材を海外から呼び込む必要がでてきます その結果中国の優秀な頭脳を積極的に吸収することになるでしょう つまり中国にとっての真のリスクはモノの交換に伴う保護貿易ではなく 中国の優秀な頭脳/優秀な人材が先進諸国に流出することなのです


納得感のある話だったが、協調的保護主義に関する「どの品目をどんなタイミングでどのくらいの期間関税を設けて保護するのか」の部分が国家間のパワーバランスに左右されてアンフェアになりそう(力のある国がゴリ押しして有利になりそう)な予感。

フェアさを追求していくと関税無し(自由主義)になるのかな。




ちなみに、「ブロック経済」という言葉を思い出したが、協調的とは言え保護主義では規模の大きい国(人口の大きい国)が有利になるのだろうか?小さい国同士が協力して「経済ブロック」を作ったりするのだろうか?そうなると仲間外れになった国が武力に訴えて第3次世界大戦突入とか・・・。

ということで、現段階の自分の理解を整理してみると、人類は自由貿易を続けて経済的に破綻するか、あるいは、保護主義に舵をきった結果戦争に突き進んで破滅するか、のどちらかになりそうだ・・・。

そんなはずはない?

よくわからないという結論・・・。
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2017-05-14 10:26 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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