大事業は「けち」の手によってしかなしとげられていない?

古典を読んでみようと思い立って2冊目、「君主論」(マキアヴェリ 著、池田廉 訳)を試してみた。 

「君主」が成功するための心得について、1500年頃に書かれた本。理想論ではなく徹底した現実論が書かれてある。

この本で最も気になったのは次の抜粋部分。「けち」な自分にとって大変勇気づけられる内容。
大事業はすべて、けちと見られる人物の手によってしかなしとげられていない。ほかの連中はみな滅んでいる。たとえば、教皇ユリウス二世は、鷹揚な人物との評判を利用して教皇位にのぼった。だが、その後は、戦争をやるために、評判の落ちることなど少しも気にしなかった。また、現在のフランス国王(ルイ十二世)は、国民に異常な税金をかけずに、数次にわたる大戦をなしとけてきた。これはひとえに長期におよぶ節約が、膨大な支出をまかなったためである。現スペイン国王(フェルナンド五世)にしても、もし彼が鷹揚だとの評判をとっていたら、とてもあのような大事業に取りくみ、勝利を収めてはないかっただろう。


「けち」な自分は大事業をなしとげるに違いない!、と勘違いしそうになるが、きっと「けち」は成功した要因の一つにすぎないだろう。

つまり、成功するには「けち」以外にも必要不可欠な要素がたくさんあるに違いないが、自分は単なる「けち」にすぎない・・・。


さらに、時代が大きく変わっているため、今でも「けち」が大事業をなしとげる要因の一つであるのかすら怪しいところ。



まあでも、単なる「けち」にすぎない自分の人生を肯定するよりどころとして、「君主論」をありがたく利用させていただくとしよう・・・。

マキアヴェリ先生に肯定されるなら、その他大勢からの否定なんて取るに足りないな・・・。
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2017-06-02 22:50 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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