資本主義の原動力は「欲望」と思い込んでいたが・・・

古典を読んでみようと思い立って3冊目、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(マックス・ウェーバー 著、中山元 訳)を読んでみた。

資本主義の原動力は「欲望」だと勝手に思い込んでいたが、そもそもはキリスト教(プロテスタント)の信仰心に基づいた「禁欲」と「節約」が資本主義の原動力だったというような話。

印象的な部分を抜粋。
もしも、神があなたがたに示した道に従って進めば、自分の魂も他人の魂も損なうことなく、律法に敵った方法で、他の道にしたがう場合よりも大きな利益を手にすることができるのに、神の示したその道を拒んで別の道を進むとすれば、それは自分に示された召命(コーリング)の目的に反することになり、神の管理人(スチュワート)として、神が求めるときにそれを使うように与えられた贈物をうけとることを拒むことになる。もちろん肉の欲や罪の目的のためではなく、神のために、働いて豊かになるのは良いことなのだ。

「職業の遂行」が、もはや文化の最高の精神的な価値と結びつけて考えることができなくなっても、そしてある意味ではそれが個人の主観にとって経済的な強制としてしか感じられなくなっても、今日では誰もその意味を解釈する試みすら放棄してしまっている。営利活動がもっとも自由に解放されている場所であるアメリカ合衆国においても、営利活動は宗教的な意味も倫理的な意味も奪われて、今では純粋な競争の情熱と結びつく傾向がある。ときにはスポーツの性格をおびていることも稀ではないのである。


資本主義の世界になったのにはキリスト教(プロテスタント)の影響があるということか・・・。

宗教には疎いので正しくないかもしれないが、プロテスタントが多い地域はイギリス、アメリカ、ドイツ北部、北欧、などが挙げられるようだ。

この話が正しいのであれば、サラリーマンをしているにもかかわらず資本主義の世界に居心地の悪さを感じてきたのも不自然ではなさそう・・・。

このまま資本主義の世界で過ごすならば(サラリーマンを続けるならば)、資本主義との向き合い方について自分なりの考え方を整理する必要がありそうだ。




まあでも、今となっては、プロテスタント的な信仰心で資本主義を捉えている人はどれだけいるのだろうか・・・。多くはその犠牲者か・・・(という被害妄想・・・)。




ちなみに、投資に関していうと、プロテスタントの多い国の株式に投資するのがセオリーということになるのかな??
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2017-06-09 07:51 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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