農業遺伝子型サラリーマンの対策・・・ やっぱりサラリーマン最高?

「窮乏の農村」(猪俣津南雄 著)という本を読んだ。

昭和初期の日本全国の農村(北海道・九州・四国・沖縄などは出てこなかった)の様子を現地調査して昭和9年に書かれた本。

昭和恐慌、資本主義経済の浸透、機械化、などの影響による農民の悲惨な困窮ぶりが書かれている。

代々農民の家系である(と勝手に思い込んでいる)自分にとって、高祖父や曾祖父の姿を見るようで泣けてきた。

ポジティブに考えると、過酷な環境を生き抜いたしぶとい遺伝子を受け継いでいるということだ・・・。



この本で、次の部分が印象的だった。
 が、それにも劣らず農民をくさらせる事がある。肥料がやれないということだ。現在の資本主義社会においては、生産的労働そのもののうちに、またその成果そのものに対し、純粋な喜びを多少とも感じ得るのは農民ぐらいのものである。(それがためにかえって彼らが乗ぜられるというのは何といっても悲惨である)。彼らは、自分の腹をへらしても、作物のよく出来るのを子供のように喜ぶのだ。肥料がやれないというのでは、もう何の張合もない。

長期にわたり農耕社会だった日本において、農業に喜びを感じる遺伝子が生き延びてきたのだろう。

確かに、サラリーマンとしての今の仕事に喜びを感じようとすると自己洗脳するしかなく、性格的に農業の方が喜びを感じられそうに思う。

その代わり、農業よりもサラリーマンの方が収入は多そう。

極端にいうと、「仕事の喜びを優先して経済的な豊かさを犠牲にする」(→農業)か、「仕事の喜びを犠牲にして経済的な豊かさを優先するか」(→サラリーマン)の選択だ。

今の自分は後者であり、仕事に喜びを感じられないのも無理はない。自分の遺伝子はサラリーマンとしての仕事に喜びを感じるようにはできていないだろうから。

そのうち、自分のような遺伝子の持ち主は淘汰されて、サラリーマンとしての仕事に喜びを感じるような遺伝子が支配的になっていくのだろう・・・。




ちなみに、次のような記述を読むと、「月給取り」に成り下がった自分は、高祖父や曾祖父を裏切ったような気もしてくる。
 石川県のある村で、私は、農民組合ののの字もしらぬ一群の農民たちがあげる火のような気焔をきいた。熱して来ると彼らは、「身体にらくゥしている町の月給取り」を仇敵のようにこきおろした。「あいつらァ、日曜だと吐いてェ、朝っぱらから炬燵べェへえってェ、蓄音機ィかけてェ・・・・・・。」

まあでも、ポジティブに考えると、環境の変化にうまく適応したということで・・・。






ということで、農業遺伝子型サラリーマンである自分は、開き直って「サラリーマン最高!!」と自己洗脳しつつ、土日だと言って朝っぱらからアルコールを飲みながらTVや音楽を楽しむ(さえない)サラリーマン的週末をエンジョイするのが良さそうだ・・・。
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2017-06-24 08:02 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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