適度な競争を楽しめば良いものを 死人が出るまでエスカレートして・・・

「エンゲルス イギリスにおける労働者階級の状態」(浜林正夫、鈴木幹久、安川悦子 著)という本を読んだ。

カール・マルクスとともにマルクス主義(科学的社会主義)を打ち立てたフリードリヒ・エンゲルスの著書「イギリスにおける労働者階級の状態」と、その本が生まれた背景などについて解説した本。


エンゲルスは「競争」が資本主義の矛盾の源泉と考えていたようで、次のような記述があった。
だから、過剰生産傾向は、イギリスの地理的特殊性(工業立国としての途をとらざるをえないという)によるものでも、外国市場の狭隘化という外的要因によってもたらされるものでもなく、資本主義生産の内在的要因 ― 私利につきうごかされた競争 ― によってもたらされたものだとされる。こうして過剰生産=恐慌が特殊イギリス的なものから解放されて、資本主義に普遍的なものととらえられることになる。生産に対する消費もおなじく競争の渦になげこまれて、偶然にまかされる。「万人の万人にたいする闘い」、これこそが資本主義生産の矛盾の根源である。資本主義生産の内部構造に眼をむけながらエンゲルスはこう結論したのである。


極論するとそうなるのかもしれないが(当時のイギリスは極論状態だったのかもしれないが)、もちろんすべての「競争」が悪いわけではないだろう。

例えば、スポーツを例にとってみると、競争が激しすぎて(死に物狂いになって)毎回死者の山ができるようなスポーツは成り立たないが、逆に、競争の無いスポーツはつまらないだろう。

すなわち、人間はある程度は競争したがるようにできているが、過度な競争は嫌になるものだ。

ということで、「競争」もほどほどにバランス良く、が大切だ。




しかし、そうはいっても、現在の資本主義社会も競争が激しすぎるように個人的には思う。

適度な競争を楽しめば良いものを、嫌になるほど激しく競争し合っている。そして、死人が出るまでエスカレートして、後になってやりすぎ(やらせすぎ)だったと気が付く・・・。

週末はアルコールでも飲んでダラダラしておけば良いものを、抜け駆けして仕事をするような人がいるからこのような過度な競争社会になってしまうのだ。


と、油断させておいて、自分が抜け駆けして仕事をしたりして・・・。

そんなことより、アルコールを飲んでダラダラする正当な理由ができたことだし、さっそく買い出しに行くとするか・・・。
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2017-07-01 12:28 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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