引いてばかりではダメなような 引いてダメなら押してみろ・・・

古典を読んでみようと思い立って11冊目、「老子」(金谷治 著)を読んでみた。

「老子」の印象を一言で言うと、「押してダメなら引いてみろ」の「引く」の部分と言う感じ。

ただ、個人的には「引く」だけでは生活が成り立たないと思うので、「押す」とのバランスが重要なのだろうと思う。

というのも、「無為自然」や「無知無欲」などを真に受けて文字通り実践しようとすると、ホームレス一直線になってしまいそうな・・・。

今の時代、生きていくためにお金を稼ぐ必要があり、「無為自然」や「無知無欲」ではやっていけないだろう。



また、以下の抜粋部分からすると、「無為自然」を説いている理由は、「善悪」や「好嫌」などからではなく、「損得」の観点からのようだ(「無欲」と矛盾しているような・・・)。

「損得」の問題なのであれば、表向きには「無為自然」や「無知無欲」と見せかけて、その裏で計算高く動き回る、というのが良いのではと(できない)自分なんかは思ってしまう・・・。

世界じゅうで最も柔らかく弱々しいものが、実は世界じゅうで最も堅くたくましいものを思いどおりに走らせる。水が岩石を流すようなものだ。また実体のないものであってこそ、少しの隙間もないところまで入ってゆける。水がきまった形をもたないからこそ、どこへでも浸みこむようなものだ。わたしは、このことによって、ことさらなしわざをしない「無為」の立場こそが有益であることを知った。言葉に頼らない無言の教えと、ことさらなしわざをしない「無為」の利益とは、世界中でそれに匹敵するものはほとんどないのだ。





ということで、「無為自然」や「無知無欲」を文字取り実践するのではなく、その逆(「有為不自然」や「有知有欲」??)とのバランスや、裏に秘めた計算高さなどが大切なのだろうと、個人的には思う。

そんなことを考えてしまう自分は、おそらく「老子」を正しく理解できていないにちがいないのだが・・・。





ちなみに、投資の観点から考えてみると、「無為自然」や「無知無欲」などと聞いてまっ先に思い浮かんだのは「パッシブ運用」だ。

しかし、投資すること自体が「有為」であり「有欲」であり、また、「パッシブ運用」するにもそれなりに「有知」となる必要があり、まったく当てはまりそうにない。

そう考えると、「無為自然」や「無知無欲」であればそもそも投資自体に手をだすことはなさそうだ。

でも、よくよく考えると、「無為自然」や「無知無欲」を実践した生活とはいったいどんなものなのだろうか。何も為さず何も知らず何も欲せず・・・。もしやホームレスが正解?「老子」は「ホームレスのすすめ」なのか??

繰り返しになるが、自分は「老子」を正しく理解できていないにちがいない・・・。






なお、もし将来自分がホームレスの立場になったとしたら、「老子の教えを正しく実践している自分は偉い!」と都合よく思い込むことにしよう・・・(正しく理解できていないことは置いといて)。
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2017-08-06 09:31 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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・投資:パッシブに増やす

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