「中庸」より「分散」 「誠」より「臨機応変」 「天命」より「意志」

前々回と前回に続いて「大学・中庸」(金谷治 訳注)を読んだ感想。

今回は「中庸」をとりあげる。

「中庸」には大きく2つのキーワードが出てくる。一つはタイトルとなっている「中庸」、もう一つは「誠」。

「中庸」と「誠」の説明部分をそれぞれ抜粋。
 喜・怒・哀・楽などの感情が動き出す前の平静な状態、それを中という。〔それは偏りも過・不及もなく中正だからである。〕感情は動き出したが、それらがみな然るべき節度にぴたりとかなっている状態、それを和という。〔感情の乱れがなく、正常な調和を得ているからである。〕こうした中こそは世界じゅうの〔万事万物の〕偉大な根本であり、こうした和こそは世界じゅういつでもどこでも通用する道である。中と和とを実行しておしきわめれば、〔人間世界だけでなく、〕天地宇宙のあり方も正しい状態に落ちつき、あらゆるものが健全な生育をとげることになるのだ。

 誠とは天の働きとしての窮極の道である。その誠を地上に実現しようとつとめるのが、人としてなすべき道である。誠が身についた人は、努力をしなくともおのずから的中し、思慮をめぐらさなくともおのずから達成し、自由にのびのびとしていてそれでぴったりと道にかなっている、これこそ聖人である。誠を実現しようとつとめる人は、努力をしてほんとうの善を選び出し、そのうえでそれをしっかりと守ってゆく人である。


■「中庸」と「誠」の自分の理解(正しいのか・・・)

それに従いさえすれば万時うまくいく不変の法則がある。その法則は「天命」としてわりつけられたものであり、「誠」と呼んでいる。そのような「誠」を頑張って会得して従い続けるべし。また、「中庸」とは過不足ない適度な状態であり、「誠」の一つである。



前々回の「三綱領」や前回の「八条目」と同じく、この内容も現代の日本のサラリーマンである自分にはしっくりこないものがある。



■これに対する(サラリーマン生活に毒された)自分の考え

それに従いさえすれば万時うまくいく不変の法則なんてない。常に状況に応じて「臨機応変」に、かつ、自分の「意志」で対応(ロジカルな思考×クレイジーな行動)するべし。その際、打ち手を一つに集中するのではなくなるべく「分散」するべし。



すなわち、「中庸」より「分散」、「誠」より「臨機応変」、「天命」より「意志」、と思う。


ただし、そう思うものの、自分は「臨機応変」が苦手だし、強い「意志」にも欠けるのだが・・・。
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2017-08-15 14:42 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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