ロジックはイヤな上司を黙らせるためのツール?

「世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか」(ピョートル・フェリークス・グジバチ 著)という本を読んだ。

著者はかつてGoogleで仕事をしていたとのことで、表紙には「あのGoogleが社内でやっている神速仕事術57」とデカデカと書かれている。


「Google」という権威と「メールを使わない」という意外性のセットで客を釣ろうという、なんとも嫌らしい戦略?(釣られてしまった自分・・・図書館だけど)


著者は日本に16年間住んでいるとのことで、日本企業の生産性の低い理由(著者の考え)を冒頭で3つ挙げていた。
1.持ち帰って検討しすぎる
2.分析・検討しすぎる
3.打ち合わせ・会議など多くのコミュニケーションがコスト・ムダにしかならない


この中で、特に「2.分析・検討しすぎる」が気になった。関連箇所を抜粋。
日本では、マッキンゼー流のロジカルシンキングが流行っていて、ロジックツリーやフレームワークを使って考えを深めていく人もいますが、そうやって分析することと、新しいアイデアを発想することは、実はまったく別物です。ロジカルシンキングというのは、考えをまとめて誰かに伝える、つまり「アカウンタビリティ(説明責任)」を果たすときは強力な武器となりますが、クリエイティブに考えるためのツールではありません。新しいアイデアは、様々な材料をテーブルに並べながら、「直観」に従ったときのほうが出るものです。

脳科学や高パフォーマンス心理学者であり、このワークショップを一緒に行っているアラ―スター・プレンティスさんによると、人は混乱するときに脳波が活性化し、深層心理や無意識にある情報にアクセスできるそうです。こうしてカオスを生み出すことで、無意識を活性化させ、新たなアイデアを生み出そうとしているわけです。

なるほど。自分にも思い当たる節がある。

自分が仕事上でロジックを意識するのは次のような場面。
1.起きていることを理屈立てて認識する(因果関係を明らかにする)
2.理屈立てて考えを組み立てる(誤り(妥当性の無さ)や抜け漏れを無くす)
3.理屈立てて説明する(誤りや抜け漏れのないことを暗にアピールする)

この中で、特に「3.理屈立てて説明する」を重視しており(せざるを得ず)、常に「上司に説明すること」を意識しながら仕事をすすめている。

例えば、選択肢が2つあるような場合、「理屈立てて説明しやすいのはどっちだ?」という思考回路が無意識のうちに働いている・・・。(もはやサラリーマンの職業病??)


というのも、「権威」という武器を振りかざす上司に対し、ペーペーが使用を許された武器は「ロジック」くらいしかないのだ。

「斬新(そう)なアイデア」を出したところで、その妥当性や抜け漏れの無さの説明を強いられるに違いない。



ということで、日本でロジカルシンキングが流行っているのは、それだけ嫌な上司に手を焼いているサラリーマンが多いということなのだ、と勝手に解釈した。

自分のようなさえないサラリーマンにとって一番の仕事とは、上司(関係部署のお偉いさんたち含む)の権威に「ロジック」という武器でいかに対抗(抵抗)するかであり、会社の利益なんてニの次三の次なのだ(生産性のかけらもない・・・)。






ちなみに、読書好きな自分にとって、多読は脳内にカオスを生み出すための手段になっているのかもしれない、と感じた。

アルコールもかな・・・。








なお、本のタイトルの「メールを使わない」は、メールは「持ち帰り文化」だからとのこと。メールは往復に時間がかかるのだ。

それよりも、「リアルタイム文化」であるミーティング(直接会う)やチャットをすすめている。
関連記事

にほんブログ村
(^_^)/ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ (^▽^)/ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ (^◇^)/ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
2017-09-02 05:09 : 雑記 : 編集
« next  ホーム  prev »

プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
 たわらノーロード 先進国株式
 SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)

資産推移

資産状況202005

検索フォーム