「為替リスク」 vs 「為替ヘッジコストリスク」・・・

「相場転機に備え守り固める」という記事が、昨日の日本経済新聞に掲載されていた。

米国の金融政策の転換(量的緩和から正常化へ)を受け、金融資本市場の一部で先行き警戒感も出始めているため、個人投資家も備えるべし、というような内容。

記事の中で「為替ヘッジ」の活用が強調されていた。
ヘッジなし投信の成績は円相場の動き次第で大きく変動する。為替変動は「余分なリスク」と割り切り、今はヘッジありの投信への切り替えを考えたい。


「為替ヘッジ」については前々から気になっていた。

例えば、「たわらノーロードシリーズ」の外国株式には、信託報酬が同じで為替ヘッジ無しと有りの2タイプがある。

自分はヘッジ無しのみを利用している状況だが、同じコストでヘッジの有無を選択できるのであれば、「有りと無しを半分づつ持ってノーセルリバランスする(安い方を買い続ける)のが良いのでは」というような考え方もありなように思う。

ただ、気になるのは今回のような「ヘッジ有り」をすすめる記事をあまり見ないこと。

おそらく、「為替ヘッジコスト」が関係しているのだろうと思ってはいたが、詳細を調べてみたことは無かった。



今回の記事を受けて改めて調べて(ネットで検索して)みると、大和投資信託の「直近の為替ヘッジコストについて」という2017年6月23日の日付がついたレポート(PDF資料)が目についた。
(リンク:直近のヘッジコストについて - 大和投資信託

レポートを見ると、2017年6月時点で、「ユーロ」に対する為替ヘッジコストはマイナス(-0.5~0%、プレミアム状態)であるものの、「ドル」「ポンド」「シンガポール・ドル」は為替ヘッジコストが発生している状態。

より具体的には、「ドル」で1.5~2%、「ポンド」で0.5%程度、「シンガポール・ドル」で1%強と、肝心のドルが最も大きな値。

さらには、為替ヘッジコストの今後の変動が予測できないという「為替ヘッジコストリスク」なるものも考える必要があるだろう。



というようなことをアレコレ考えてみると、「為替ヘッジコストと為替ヘッジコストリスクのセット」と「為替リスク」とを天秤にかけたときにどちらを選択するか?という問題になりそうだ。

個人的には、現時点で外貨建て資産の比率は(リスク資産の比率とイコールで)30%弱なため、通貨の分散という意味も込めて「為替リスク」の方をとろうかな、という結論(ファンドが増えるのも面倒だし・・・)。

ただ、今後のリスク資産比率の増加に伴い外貨建て資産の比率が高くなってきたら、より具体的には50%を超える程度になってきたら、どうするかを改めて考えたい。
関連記事

にほんブログ村
(^_^)/ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ (^▽^)/ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ (^◇^)/ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
2017-09-03 08:16 : 雑記 : 編集
« next  ホーム  prev »

プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
 たわらノーロード 先進国株式
 SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)

資産推移

資産状況202005

検索フォーム