せっかくの知識を経験に変換しよう

『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』(伊藤祐靖 著)という本の感想、6回目(これで最後)。

この本で最もインパクトがあったのは、著者がフィリピン滞在時にトレーニングパートナーにしていたという二十歳そこそこの海洋民族の女性。

彼女の言葉として、例えば、次のような記述があった。
「人には二本の手と脚があるのよ。それが、うねって巻き付いて、抵抗してくるのよ。斬ったところで、相手の動きを一瞬止めることしかできない。さっさとトドメを刺さなきゃこっちがやられる。まず、身体を餌にしてさそいなさい。こっちが待っている場所を斬らせなさい。それから自分も相手を斬る。斬れば相手は一瞬だけ止まるわ。そこでナイフを突き立てて、相手が硬直したところへ一気に差し込みなさい。そうしないと身体の中に刃物なんて入っていかないわ」

「あんた、戦ったことないでしょ? 小指が動くような状態で決着がつくわけないのよ。決着がつくのは、お互いに小指なんか動かなくなってからよ。小指は一番先に動かなくなる指でしょ。最後まで動く中指と薬指以外は、最初から使えないと思ってなさい。戦いの場で小指を使おうなんて考えるのは、戦争ごっこしかしたことのないハナタレ小僧だけよ」


経験から来ているであろうこれらの言葉に妙に説得力を感じてしまった。

ただ、”妙に説得力を感じてしまう”のはある意味要注意と思う。

なぜなら、まったくの作り話だったとしても、経験談として自信を持って語られると説得力を感じてしまうことになりそうだから・・・。

逆に言うと、相手を説得したいときは、経験談を織り交ぜて(経験が無くてもあったこととして)自信を持ってのぞむべきかも?

さらに、経験談は自分自身を説得する材料としても有効に違いない。他人の経験談もそうだけど、特に自分自身の経験は強力だ。過去に自分が実施してうまくいった経験があれば、同じような行動を取ることに抵抗は無いだろうから。

そして、その抵抗の無さがすなわち”自信”につながるのだろう。



一方、読書好きな自分は知識を仕入れるのは好きだけど、知識だけで自分を説得するのはなかなか難しい。その知識通りにやれば本当にうまくいくのか?という疑問がつきまとうから。

そこで、仕入れた知識を実際に試してみて、経験に変換しておくことが重要になりそうだ。そうすると、抵抗なく(さらには自信をもって)実施できるようになるに違いない。

知識を経験に変換するというのは、スポーツの世界でいうと”練習”に相当するだろう。



と言うことで、読書で知識を仕入れて終わるのではなく、その知識を実際に試して経験に変換していくよう努めていきたい。




なお、知識を経験に変換する場として”サラリーマン生活”はなかなか良さそうだ。サラリーマン生活は、お金を稼ぐ場としてだけではなく、知識を経験に変換する場としても位置付けたい。




まあでも、書くのは簡単だけど、ビビりな自分は試しに経験してみることさえためらってしまそうだ・・・。
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2017-10-08 05:28 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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