具体例に納得するのは要注意? 投資は大丈夫か・・・

「自助論」(サミュエル・スマイルズ 著、竹内均 訳)という本を読んだ。

多くのビジネス書のエッセンスは過去の著名なビジネス書に既に書かれていることに過ぎない、と言うような記述が以前読んだ本「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」(漆原直行 著)にあった。過去の著名なビジネス書の例の一つとして挙げられていたのがこの「自助論」。



「勤勉」の大切さを説いた内容。

極端に言うと書かれていることはそれだけなのだが、多くの著名人の事例や言葉をこれでもかとばかりにとりあげて、「勤勉」の威力を見せつけてくる。

そして、自分も含めた多くの読者は、(さえない自分でも)「勤勉」に努めれば何でもできるに違いない!!、という気にさせられてしまう(高揚感とともに)。



この本の凄いところは、説いている内容ではなく、説き方なのだろう。

「勤勉」の大切さなんて、誰もが子供時代から何度も耳にしているありふれたこと。

それでもこの本がウケるのは、多くの著名人の事例や言葉をとりあげることで、納得性を高めているからに違いない。



が、しかし、高揚感から冷めてよくよく冷静に考えると、「勤勉」は自分を成功に導かないように思う。

なぜなら、おそらく自分は「勤勉」さにかけては日本人の上位20%入るに違いない(とうぬぼれている)のに、「さえない」度も上位20%に入るに違いないのだ。

逆に、「勤勉」さがあだとなっているのでは疑ってしまう・・・。

そもそも、「怠惰」な人が多い(多く生き残っている)ということは、「怠惰」も生き残るための知恵の一つに違いない。



と言うようなことを考えると、この本では「勤勉」さが良い方向に作用した事例ばかりをとりあげて、悪い方向に作用した多くの事例を無視しているに違いない。

具体例に納得するのは要注意だな・・・。



そういう観点で「投資」は大丈夫だろうか?

都合の良い成功事例に踊らされていないだろうか・・・。





参考記事
貯金中毒? 貯金残高を見て高揚感・・・
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2017-11-11 06:39 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
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・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
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