ベストなファンド選びにこだわりすぎると満足感はむしろ低くなる?

『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』(エリック・バーカー 著、橘玲 監訳、竹中てる実 訳)の感想、2回目。

「満足感」に関する以下の記述を読んで考えさせられた。長々と抜粋。
アメリカの文化は、自己への高い期待と夢の追求――若いころには快感を与えるもの――をますます強調するようになった。しかしながら、平均的な熟年層は自分の夢は叶わないかもしれないと認識しており、その分、必然的に幸福感が差し引かれる。前世代の熟年層は、自己への期待がそれほど高くなかったが、今日の熟年層は期待が高いため、夢が実現されない可能性が高まっている。

多くの選択肢があるとき、人は二つの方法で対処する。「最大化」と「満足化」である。「最大化」とはすべての選択肢を探り、品定めし、最高のものを得ようとすることだ。「満足化」は自分が必要とするものを考え、そのニーズを満たすと思った最初のものを選択する。満足化は、「これで充分」なものを得て満足する生き方だ。

現代社会において「最大化」はまず不可能で、なおかつ満足もできない。アマゾンで、「あなたに最適な本」を探すことを考えてみてほしい。一冊残らず検討したら、何年かかるだろうか。しかも、見落としがちだが、もっとゆゆしい問題がある。より多くの選択肢を検討したら、客観的で良い結果につながると思うかもしれない。本来それは正しい。ところが、選びに選んだ結果について、主観的満足感はむしろ低くなるのだ。

要するに、「ベストな選択」を追い求めても満足感はむしろ低くなるため、それよりも「満足できる選択」を目指すべし、と言うことのようだ。



投資に当てはめてみると、インデックスファンドの低コスト化を受けて、「ベストな選択」(最も低コストなファンドの選択)にこだわりたくなるが、それよりも「満足できる選択」(これで充分なファンドの選択)をして満足感にひたることを意識した方が良いのかもしれない。

投資以外においても、「高い期待と夢」を追求しすぎずに、「ベスト」よりも「満足」にこだわっていきたい。

例えば、正月休みなのをいいことに、昼間から(朝から・・・)のんびりとアルコールを飲みながら音楽を楽しむというのは、「ベスト」ではないだろうが「満足」できる選択だ・・・。
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2018-01-01 15:11 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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