「色眼鏡」を通して世界を認識し 「見えざる手」によって導かれている

「善と悪の経済学」(トーマス・セドラチェク 著、村井章子 訳)という本の感想、6回目。

経済学の教育に関する記述が気になった。
考えてみれば、今日の経済の教え方はひどく奇妙と言わねばならない。選択の自由を信奉しているにもかかわらず、学生に経済理論を選ぶ自由を与えない。教えるのは主流派経済学だけである。学生たちは数年かけて洗脳された後に初めて、他の理論、つまり異端の存在を知り、経済学の歴史を知るという段取りになっている。その経済学の歴史にしても、無知で原始的な「試行錯誤」の歴史であって、その末にようやく主流派経済学の真理にたどりついた、というような具合に教えられる。

教育が個人の世界観に与える影響は大きそうだ。

改めて考えてみると、自分の行動は次の2つに支配されているだろう。
1.生まれ持った性質(進化の結晶であり、生き抜けるように導いてくれる「見えざる手」)
2.生後植えつけられた世界観(しつけや教育を通して知らないうちにかけられた「色眼鏡」)

すなわち、「色眼鏡」を通して世界を認識し、「見えざる手」によって導かれている。

ただ、普段はありのままの世界を見ていると思い込んでおり、さらには自分の意志で選択した行動をとっていると思い込んでいる。いわゆる「ポジティブ幻想」なのだろう。



ということで、(行動の大部分を決めているであろう)自分がかけている「色眼鏡」や自分を導いている「見えざる手」について今まで無頓着だったため、これからはもっと注意を払っていきたい・・・。
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2018-03-04 07:35 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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