過去の経済の説明も満足にできないのに未来の株価を予想する・・・

「善と悪の経済学」(トーマス・セドラチェク 著、村井章子 訳)という本の感想、9回目。

次の記述に妙に納得してしまった。
経済学者は未来を説明したがっているが、じつは過去さえ説明できないことがままある。カール・ポパーは、その名も『歴史主義の貧困』という本を書き、過去の出来事を説明することは現実には不可能か、逆に何通りもの説明を与えることが可能だという結論に達した。たとえば、経済学者は一九二九年の大暴落の原因についていまだに意見が一致していないし、大恐慌が終わった理由についても一致してない。この例一つで十分だろう。

物理学者は過去の事例をもとに法則を導き出して飛行機を飛ばすことができる(ある意味未来を予測している)が、経済の問題は複雑なので過去の事例から法則を導き出すことすら困難なのだろう。

複雑であれば統計で把握できるのかもしれないが、サイコロになれない(ランダムな数列を作ることができない→ランダムに動くことができない)人間の動きは統計でも把握できないにのかもしれない(統計に詳しくないのであてずっぽうだが・・・)。



まあでも、いずれにせよ、過去の事例から推測すると、経済の飛行機は飛び続けることなくそのうち理由もわからずに墜落する運命にあるのだろう。

そんな経済に翻弄される株価も、いつ浮上するのかいつ墜落するのかわかったものではなさそうだ。



ということで、インデックスファンドへ投資するということは、いつ墜落するかわからない飛行機に乗っているようなものだと心に留めておきたい。

まあでも、投資せずに給料と貯金に依存することもいつ墜落するかわからない飛行機に乗っているという意味では同じだろうけど。

そういう意味では、分散投資とは、どうせいつ墜落するかわからないのであれば、多くの飛行機にちょっとずつ乗っておこうということなのだろう。



そのように考えていくと、分散投資しているアクティブファンドってなんだか矛盾しているような。

まあでも、矛盾を恐れていては生き抜くことはできない。

生きるとは、矛盾といかに折り合いをつけるかということなのだ・・・。





サラリーマンとしての仕事も満足にできないのに経済や人生について語ろうとするなんて・・・。
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2018-03-10 09:12 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
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