サラリーマンの哲学? 開き直ったバカを目指して・・・

「勉強の哲学 来たるべきバカのために」(千葉雅也 著)という本を読んだ。

勉強するとはどういうことか?、どのように勉強するべきか?、ということを哲学者が書いた本。

自分の理解した内容を以下のように整理してみた。



勉強には「追究」(なぜ?)と「連想」(あれはどうなんだ?)の2つの次元があり、追究が基本。

ただし、なぜ?なぜ?なぜ?と追究し続けてもキリがなく、結局真理にはたどり着けない。

また、これは?あれは?それは?と連想し続けてもキリがなく、話を転々とするだけだ。

ただ、通常は各自の「こだわり」にとらわれるため無限に連想し続けることはなく、「こだわり」のある有限の分野に落ち着く。

というようなことを踏まえると、ある程度「追究」したら「連想」で「こだわり」のある他の分野に移り、そこでまたある程度「追究」する、という「追究→連想→こだわり→追究→・・・」のサイクルを回すべき。

一方で、勉強すると小賢しくなり、周りから浮いたバカのできないノリの悪い状態になってしまう。

しかし、勉強を続けて各自の「こだわり」を追究すると、周りに関係なく自分でノっている状態(バカのできる状態)になる。著者はこれを「来たるべきバカ」と呼んでおり、ポジティブにとらえているようだ。



以上が自分の理解した内容であり、おおむね納得できる話だったが、肝心の「来たるべきバカ」という考え方がいまいち腑に落ちなかった。

周りにはノレずに浮いた存在ではあるものの、自分の「こだわり」をノリノリで楽しんでいるような状態というようなことだろうか?

だとすれば、いわゆるオタクやマニアは「来たるべきバカ」と言えるのだろうか。

自分も、周りから浮いているけどお金やお酒や読書をノリノリで楽しんでいる「来たるべきバカ」なのだろうか。

ちなみに、哲学者は「来たるべきバカ」の代表選手なのだろう。周りから浮きまくっているがこだわりの哲学を超ノリノリで楽しんでいる・・・。





周りから浮き気味でノリの悪さに苦労しているさえないサラリーマンの自分からすると、「来たるべきバカ」になっても恩恵を受けられそうにない。

それよりも、次のような「開き直ったバカ」を目指すべきかと思った。

すなわち、周りから浮いたノリの悪い存在になってしまうとサラリーマン生活に支障をきたすため、あえて意識的にノリの良い存在(本人からすればバカ)になって周りに溶け込もうとする。これを「開き直ったバカ」と呼んでみる。

例えば、サラリーマンとして働くことにどんな意義があるのだろうか?、なんてノリの悪いことを考えるのはいったん止めて、世のため人のためという経営理念的な考え方に染まったことにして会社に溶け込む。

でも、よくよく考えると、空気を読める人にとってはそんなことは当たり前なのかもしれない。

つまり、開き直れていない自分(開き直れないバカ)は少数派で、会社は「開き直ったバカ」の集団なのかも・・・。





ということで、サラリーマンとして収入を得続けるために「開き直ったバカ」になるべく今さらながら努めていきたい・・・。







ちなみに、自分のノリの悪さは勉強云々というより、生まれつきの性質のように思う。

いま思えば幼少のころからノリが悪かったような・・・。






最後に関連個所を抜粋。
勉強はアイロニーが基本である。しかしアイロニーをやりすぎず、つまり、懐疑(疑い)を深めすぎず、ユーモア的に多数の可能性を連想する。しかし、そうした可能性の増殖はきりがないので、切断して足場を仮固定するために、享楽的こだわりを刃にする。その刃に、また、やりすぎないアイロニーをかける。このようにプロセスが進むのです。

環境のなかでノっている保守的な「バカ」の段階から、メタに環境を捉え、環境から浮くような「小賢しい」存在になることを経由して、メタな意識をもちつつも、享楽的こだわりに後押しされてダンス的に新たな行為を始める「来たるべきバカ」になる。

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2018-03-31 06:03 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

Author:ちゃーも
■自己紹介
・アラフォーサラリーマン
・さえないエンジニア
・お金好き、お酒好き、読書好き

■資産形成の方針
・仕事:開き直ってストイックに稼ぐ
・節約:消費するよりアーリーリタイア
・投資:パッシブに増やす

■投資の内容
・インデックスファンドの積立投資
 (先進国株式、ゴールド)
・利用している主なファンド
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