人はなぜ割に合わないギャンブルや宝くじに手を出すのか・・・

「確率的発想法 数学を日常に活かす」(小島寛之 著)という本の感想、3回目。


割に合わない(期待値的には損をする)ギャンブルや宝くじに手を出すなど、人はなぜ期待値を最大にするような行動から逸脱してしまうのだろうか?

直接的・間接的に書かれていた理由を自分なりに3つにまとめてみた。

1.客観的な「期待値」よりも、主観的な「効用」(自己満足)を最大にしようとしてしまう
2.世界のほとんどのことは(確率的ではなく)不確実なため、そもそも「期待値」が明確ではない
3.人生は有限なため(特に命は1つだけ)、多くの繰り返しを前提とする「期待値」では語れない



これまでも1.と2.はうすうす意識していたように思うが、3.は考えてこなかった。

3.に関して、「期待値」を基準として採用すべき根拠は「大数の法則」に求めれらる、というようなことが書かれていた。

すなわち、何度も何度も繰り返す場合や、大勢の人を全体で考えた場合などに当てはまるのだ。

したがって、一個人が一生のうちで数回しか実施しないことや、ましてや本人の命にかかわることについて、『「期待値」の言う通り』では割り切れないに違いない。



例えば、次のいずれかの治療を迫られた場合、期待値的には選択肢2(余命10.8年)の方が若干大きいものの、自分なら選択肢1(余命10年)を選択するに違いない。

選択肢1:100%の確率であと10年生きられる治療
選択肢2:90%の確率であと12年生きられるが、10%の確率で失敗する(即死)するような治療





ということで、単純に「期待値」を最大にするような行動をとるのが賢いというわけでは無く、すなわち、ギャンブルや宝くじは(金銭的な期待値的に)割に合わないから手を出すべきではない、というような単純な話ではなさそうだ。

期待値よりも自己満足の方が大切かもしれないし、そもそも期待値そのものが怪しいし、さらには有限の人生を期待値では語れないというような問題もありそうだ・・・。
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2018-05-12 11:32 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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