人の記憶はどこまで正しいか? 勘違いしたり書き換えたり歪められたり・・・

『なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか 記憶と脳の7つの謎』(ダニエル・L・シャクター 著、春日井晶子 訳)という本を読んだ。



記憶の「7つのエラー」の事例紹介と、その正体を探る内容。

7つのエラーとは、
1.物忘れ : 時間とともに記憶が失われること
2.不注意 : 注意散漫による記憶のし損ない
3.妨害 : いわゆる度忘れ、(個人の性質と関連性の無い)人の名前で起こりやすい
4.混乱 : デジャ=ヴュや無意識の盗作などの記憶錯誤(つまり勘違い)
5.暗示されやすさ : 尋問や催眠術によって記憶が歪められるようなこと
6.書き換え : (特に自分に都合よく)記憶を書き換える(無意識のうちに書き換わる)こと
7.つきまとう記憶 : 嫌な記憶を忘れられないこと



7つのエラーの正体については、「適応」の観点から説明されていた。

すなわち、そのような性質をもつように人が進化してきた(そのような性質をもつ人々が生き抜いてきた)ということは・・・。

例えば、些細なことまであらゆることを記憶したり思い出したりしていたら効率が悪すぎて日常生活に支障をきたすに違いないため、効率化するために(その副作用として)「1.物忘れ」「2.不注意」「3.妨害」「4.混乱」が生じる。

また、社会生活を営むためにはある程度の「5.暗示されやすさ」は必要。

さらに、健全な精神を維持するためには(自分に都合の良い)「6.書き換え」が不可欠。

そして、危険を回避するためには「7.つきまとう記憶」が役に立つ。





なお、アラフォーな自分もすっかり物忘れが激しくなって記憶に自信がなくなっていたが、このような本を読むとなおさら自分の記憶を信じられなくなってきた。



自分の記憶はどこまで正しいだろうか?

どの程度勘違いしたり書き換えたり歪められたりしているだろうか?

考えると怖くなってくるけど、適応の結果だと開き直ってしぶとく生き抜いていきたい・・・。
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2018-06-02 05:03 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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