ニヒリズムでいこう・・・

「哲学マップ」(貫成人 著)という本を読んだ。

古代ギリシャから現代までの種々の哲学がどのようなもので、相互にどのような関係があるのかを示そうとする素人向けの本。


全体的にあまり理解できなかったけど、ニーチェの「ニヒリズム」が印象的だった。関連箇所を長々と抜粋。
あるところに、富み、かつ平和を好む部族があった。そこにどこからともなく好戦的な部族が攻め入り、すべてを奪い去っていってしまう。破れた部族はどう考えるか。かれらは、何一つ落ち度のない自分たちをひどい目に遭わせた相手を「悪い奴等」とよぶだろう。それに比べて、何も悪いことをしてない自分たちは「善い人」である。こう考えれば、武力や知恵で太刀打ちできない相手に、せめて「道徳的に」勝ることができ、それだけ相手に対して心理的優位をえることができる。こうした弱者の強者に対する<妬み>や<怨念>(ルサンチマン)こそが、善悪という価値の起源だと、ニーチェは言うのである。

すべての価値はルサンチマンによるのだから、価値はない。価値というものの価値を否定するのがニヒリズムだ。

ニヒリズムは、従来信じられていた価値が実は欺瞞にすぎないことを暴露する破壊的・否定的機能しかもたない。これまで信じ、追求してきた価値が欺瞞だったなら、われわれはその世界にどのように対処すればいいのか、なんらかの建設的ヴィジョンが示されなければならない。ネガティブな破壊とポジティブなヴィジョンの間をつなぐのが「永遠回帰」思想だ。

永遠回帰とは、すべてが永遠の繰り返しで、なにも変化しないことを意味する。

一般的な「価値」を疑いがちなひねくれ者の自分の考え方もニヒリズム的と言えそうだ。

ただ、自分の場合、建設的なヴィジョンをもたらしているのは「永遠回帰」ではなく、「進化論」と「自己満足」のように思う。

すなわち、生まれる価値があるから生まれてきたわけではなく、子孫を残し続けるように種が進化した結果として生まれてきたのであり(進化論)、また、生きる価値があるから生きるのではなく、自己満足を追求するために生きるのだ。



ということで、種が進化した結果として生まれてきた自分が、自己満足を追求するためにこんなブログを書いている・・・。





そう言えば、ブログを書き続けて昨日で丸5年経過した。6年目もニヒルに自己満足を追求していきたい。ニヒリズムでいこう・・・。
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2018-06-24 07:04 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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