弁証法もほどほどに・・・

「哲学マップ」(貫成人 著)という本の感想、2回目。

ヘーゲルの「弁証法」が気になった。関連箇所を長々と抜粋。
弁証法とは対話ないし問答の技術のことである。対話や問答においては、相手を弁論によって自己の正しさを証明し、説得しなければならない。このとき、一方がなにかを正しいと主張しても(「定位」)、その相手はただちにそれを否定する(「反定位」)。ふたりが対話によって、お互いの言い分に配慮しつつも、対立を超えた新しい次元を見いだし、第三の意見に落ち着いたとき、対話は完結する(「綜合定位」)。

カップルが休暇の過ごし方を相談したとき、一方はカナダにスキーに行きたがり(定位)、もう一方は伊豆の温泉に行きたがったしよう(反定立)。ふたりは互いに否定しあう。やがて、屈斜路湖に行けば、温泉とスキーの両方が楽しめ、しかも北海道の海の幸まで堪能できることがわかる。このとき成立したのが、対立を超えた綜合定位だ。綜合定位は、相対立する意見へのこだわりがなくなったときうまれるが、しかしもとの意見のどこかは尊重している。

優柔不断な自分は(一人二役の)「弁証法」的な思考をしがちなように思うけど、しかし、対話における「弁証法」は相手が応じる用意があるときにはじめて成り立つわけであり、頑なな相手には成り立ちそうにない。

サラリーマン生活において、相手が「弁証法」的な対話に応じる用意があるだろうかと考えてみると、(自分の数少ない経験上)なんとかして自分の主張を通そうとする人も多いような・・・。

そんな相手に対して「弁証法」的に対応しようとしてもうまくいかず、逆に押し切られる隙を与えることになるのかも・・・(弁証法の罠?)。



ということで、より良いアイデアに到達するためには「弁証法」的に考えることが役に立つのかもしれないが、サラリーマンに必要なのはより良いアイデアよりも金儲けであり、そのためには「弁証法」もほどほどにしたほうが良さそうだ・・・。





なお、日常生活においても「弁証法」はほどほどが良いのかも。より良いアイデアよりも自己満足が大切だ・・・。
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2018-06-24 07:44 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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