「道徳」は弱者の戦略・・・

「哲学用語図鑑」(田中正人 著、斎藤哲也 編集・監修)という本を読んだ。

豊富なイラストを用いて説明されており、とっつきやすくて読みやすい哲学の本。



「道徳という価値を捏造した」という話が印象的だった。
弱者が、力ではかなわない強者のことを悪に仕立て上げ、自分を納得させる心理をニーチェはルサンチマンと呼びます。

キリスト教は、人々の心の中にあるルサンチマンを道徳という言葉に変えて正当化したので、爆発的に受け入れられたのだとニーチェは考えました。

ニーチェによれば人間の弱者は束になって、実際の力ではかなわない強者を「思いやりがない」とか「欲が深い」と決めつけ、精神的に優位に立とうとします(ルサンチマン)。このような弱者の畜群本能が道徳という価値を捏造したのだとニーチェは考えました。

つまり道徳は大多数である弱者が少数派の強者に抵抗するための生存本能だというわけです。そしてキリスト教はこれを支持したため、爆発的に広まったのだとニーチェは考えました。

個人的には大変納得できる話。弱者な自分が生きてこれたのは「道徳」のおかげに違ない。

ただ、人類全体の存続を考えると、そんな弱者な自分が生き残ることは果たして良いことなのか?

自分のような弱者ばかりが生き残ると、人類全体が弱体化してしまうような・・・。





ちなみに、経済活動においては「道徳」よりも「金儲け」が重視されるため、「道徳」があまり通用しないのが弱者な自分にとっては辛いところ。

すなわち、サラリーマン生活では「道徳」という盾があまり機能しないのだ・・・。

今さらながら、「道徳」に代わる別の盾を探さなければ・・・、あるいは剣を・・・。
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2018-07-07 05:06 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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