投資でお金を無限に増やすことができるのか問題?? 投資のアンチノミー・・・

「カント入門」(石川文康 著)という本の感想、2回目。


純粋理性のパラドックス「アンチノミー」が印象的だった。

次の「テーゼ」と「アンチテーゼ」は共に成り立たずに矛盾するという(第一アンチノミー)。
テーゼ:世界は空間・時間的に始まりを有する(有限である)。
アンチテーゼ:世界は空間・時間的に無限である。

すなわち、世界が時間的な始まりを有するのであれば、それより前には何もなかったということであり、すなわち、無から有が生まれたということになりおかしい。

一方、世界が時間的に無限であれば、今現在までに無限の時間が過ぎ去ったことになるけど、過ぎ去ったということは有限だったのでは??(無限であればいつまでたっても過ぎ去らないのでは??)と考えるとおかしい。

ということで、世界は有限だと考えるのもおかしいし、無限だと考えるのもおかしい。理性的に考えると破綻する・・・。





真似をして「利子のアンチノミー」?を考えてみた。

テーゼ:お金を貸し続けると利子でお金を無限に増やすことができる
アンチテーゼ:お金を貸し続けても利子でお金を無限に増やすことはできない(増えるお金は有限)

まず、お金を無限に増やすことができるとすると、世界のお金の総量が無限大となっておかしい。

一方、増えるお金が有限だとすると、逆に考えるとお金を借り続けても支払う利子は有限でよいことになりおかしい(パケ放題みたいな感じ・・・)。

ということで、理性的に考えると利子は破綻する??





なお、「長期投資のアンチノミー」?は大丈夫??

テーゼ:長期投資を続けるとお金を無限に増やすことができる
アンチテーゼ:長期投資を続けてもお金を無限に増やすことはできない(増えるお金は有限)

ますます増え続けるであろう世界の投資人口で、限られたリターンをとり合うことになるように思うけど、破綻しないのか・・・。







ちなみに、上記「第一アンチノミー」の矛盾を回避するために、カント氏は空間と時間は世界のありのままの姿ではなく、人間が主観的に認識するだけと考えたようだ。
空間と時間は、通常は物のありのままの姿(物自体)を反映する条件とされている。しかし、そのような健全で常識的な見方を普遍化した場合、理性が自己矛盾におちいり、逆に空間と時間を主観の性質と想定した場合、自己矛盾が回避され、解決されるとすれば、その想定は――常識感覚からいかに非常識に見えようと――正当であろう。

すなわち、世界には「空間」や「時間」があると人間が勝手に認識(錯覚)して、勝手に自己矛盾に陥っているだけということか・・・。



とすると、世界には「お金」があると人間が勝手に認識(錯覚)して・・・。
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2018-07-14 08:08 : 雑記 : 編集
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