見えない皇帝? 人の行動を支配するもの・・・

「欲望の時代の哲学 マルクス・ガブリエル日本を行く」というNHKの番組の感想、2回目。


ヒューマノイド研究者石黒浩氏との対談が印象的だった。

ドイツにはヒューマノイドに否定的な人が多いとのことで、それに関して次のような話をしていた。
ドイツ憲法の最初の一文にはカントによる人間の解釈があります 「人間の尊厳は不可侵である」とね 「人間の尊厳」はカントが与えてくれたコンセプトです

ドイツには大きな失敗があります 第一次世界大戦 そしてよりひどい第二次世界大戦です ドイツ社会として歴史を振り返った結果 あの失敗は「非人間化」のせいだったという見方が定着しています 強制収容所は非人間化の果てなのです

だから確固たる人間の概念が必要なのです 人間の概念が揺らげば 次に待っているのは強制収容所だからです 絶対に「人間とは何か」に疑いを持ってはならないのです 「決して繰り返すな」と思ってます

ドイツ人は観念論で統一されているのです 私たちには「見えない皇帝」があります 哲学がドイツの「見えない皇帝」なのです

すなわち、ヒューマノイドに否定的なドイツ人が多い背景には、ヒトラー政権など過去の失敗からの反省からくる『「人間の尊厳」の絶対視』があり、それは哲学(観念論)からくる、ということのようだ。

つまり、ドイツ人の考え方の根底には哲学(観念論)があり、それが「見えない皇帝」として考えや行動を支配しているということ。



一方、日本人にとっての「見えない皇帝」(というより「見えない将軍」?)は何だろうかと考えてみると、「世間の目(世間体)」のように思う。

すなわち、日本人の考えや行動は「見えない将軍」としての「世間の目(世間体)」に支配されているような・・・。

そしてそれが良きにつけ悪しきにつけこのような日本社会(治安は良いけど窮屈な社会)を作り上げてきたに違いない。



なお、「世間の目(世間体)」は第二次世界大戦に突き進んだ原因の一つのようにも思うが、そういう意味では反省が足りないのかもしれない・・・。



ということで、「世間の目(世間体)」が気になってしかたない自分は、「見えない将軍」に支配されすぎないように注意していきたい・・・。
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2018-07-21 05:15 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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