「普通」という戦略 多数派のふりをする・・・

『「普通がいい」という病』(泉谷閑示 著)という本を読んだ。

精神科医の視点から人間本来の理想の生き方を示そうとするような内容。ただ、何が言いたいのかいまいちよく理解できなかった・・・。



タイトルの「普通がいい」に関する箇所が印象的だった。
私たちはみんな、ほかの人とは違う「角」を持って生まれてきました。「角」とは、自分が自分であることのシンボルであり、自分が生まれ持った宝、つまり生来の資質のことです。

人間社会の至るところで多数派の信奉する価値観によって、私たちは知らず知らずのうちに一種の洗脳を施され、「自分で感じ、自分で考える」ということから遠ざけられてしまっています。たとえば、「あるがまま」の人間は邪悪なもので、「あるべき」姿に向けてしっかりコントロールすべきなのだといった考え方などは、そうしてすり込まれた価値観の代表格です。こういうことが、今日の「角」の切除をひき起こしている根本にあります。

「角」の切除を施された人たちは、初めに感じていたはずの窮屈さも忘れ、「普通」であることをみずから望むようになり、周囲の人間や子どもたちにも同じ価値観を求めはじめます。「『角』の切除をして普通になることが大人になることなのだ」という洗脳が、こうして拡大していきます。

変わり者(「普通」になりたくてもなれない)という自覚のある自分の場合、「普通」とは生きていくための戦略だ。

すなわち、「変わり者」丸出しでは人間社会を生きていく上で都合が悪いため、時と場合に応じて頑張って「普通」のふりをする。

特に、サラリーマン生活では「普通の人」と思われることは必須のため大変。

ただ、「普通」のふりをしたところで「普通」になりきれるわけはなく、「ちょっと変なヤツ」と思われているに違いないが・・・。





ということで、本性は「かなり変な人」だけど、頑張って「普通」のふりをすることで「ちょっと変な人」程度になれるように努めていきたい。すべてはお金を稼ぐために・・・。









なお、アンデルセンの「裸の王様」で言えば、サラリーマン生活では「王様のお召し物はすばらしい!」と絶賛するのが理想・・・。
このお話でも、「馬鹿者か今の地位にふさわしくない者」と思われたくないという神経症性が人々を支配していて、自分の目でみたこと(王様は裸だ)が後ろに引っ込んでしまっているわけです。彼らの内面についてより詳しく言えば、「自分にはお召しが見えないから、自分は馬鹿者かもしれない」という強い不安があった。しかし「決してそれを人に覚られてはならないから、見えていることにしよう」とした。しかし、子どもが「王様は裸じゃないか!」と叫んだことで一転して「やっぱりそうか」と思い、みんなに続いて「裸だ!」と叫びだす。このように、彼らにはどこにも「自分」がないのです。

さて、この子どもが叫んだあとに「そんなこと言うもんじゃありません! みんなに馬鹿だと思われるでしょ」と親にたしなめられる展開の方が、私たち日本人にとってはずっとリアリティがあります。私たちは程度の差はあれ、そのように育てられてきているわけで、叱り言葉も「そんなことしたらみんなに笑われるでしょ」とか「そんな格好してたら近所に恥ずかしいわよ」といった神経症的なものだらけです。

「そんなことしたら(「王様は裸だ」なんて言ったら)お金を稼げないでしょ」と自分に言い聞かせていきたい・・・。
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2018-08-04 11:02 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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