そもそも「自分の考え」とは何だろうか・・・

「あなたの人生が変わる対話術」(泉谷閑示 著)という本の感想、3回目。


「自分の考え」と「借り物の考え」という話が気になった。
 「自分の考え」とは、植物にたとえれば、自生(地植え)に相当します。
 これは、自分の「心」=「身体」という大地に根ざして生みだされてくるもので、自分が感じ取ったことをもとにして、そこから疑問や問題意識を持って考えが作りだされてきます。これは必要とあれば、いくらでも修正を加えられる柔軟性と発展性を持っています。

 これに対し、「借り物の考え」は切り花のようなもので、誰かの考えを部分的に切り取って持ってきたものなので、その考えが生みだされた由来もわからないため、発展性も柔軟性もありません。そのままの形を頑なに守るのがせいぜいで、いずれ枯れてしまう運命にあります。

 また、この両者の中間には、ちょうど鉢植えに相当するような考えの形態があります。誰かの思想を○○派といった学派を形成して継承しているような人たちの考えが、これに相当します。宗教における宗派などもこれに相当します。このような思想は、鉢の大きさの範囲内では多少の発展性や柔軟性を持ってはいるものの、大地に根ざしていないので、その成長や発展にはどうしても限界があるのです。ですから、部分的修正まではできても、その思想が前提としている根本を問い直すことまではできないのです。つまりこのタイプの思想も、「借り物の考え」の一種にすぎないのです。

著者の考える「自分の考え」とは、「自分の経験を通して育んだ考え」のようだ。

さらに、著者は、対話が成立するためにはそのような「自分の考え」が欠せないと考えている。



「自分の考え」とは何だろうか?と改めて考えていると、「自分の考え」かどうかはそれほど問題ではないように思えてきた。

それよりも、多くのバラバラな考え(「自分の考え」や「他人の考え」)をつなげて一つにすることが重要と考える。

というのも、役に立つ考えであれば「他人の考え」を都合よく取り入れればよく、「自分の考え」にこだわる必要はないように思うけど、数々の「他人の考え」や「自分の考え」が自分の中にバラバラに存在していたら自分の中で矛盾が生じるに違いない(自分の中で矛盾が生じるようでは対話も成り立たない)。

したがって、取り入れた数々の「他人の考え」や育んだ数々の「自分の考え」を、矛盾をきたさないように一部を加工しながらつなげて一つにまとめ上げることが重要と考える。

そして、一つにまとまったその全体を改めて「自分の考え」と呼びたい。





ということで、都合の良い考えの収集と、経験を通した考えの創出と、それらの考えをうまいことつなげて一つにまとめ上げる作業に、日々取り組んでいきたい・・・。
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2018-08-11 09:13 : 雑記 : 編集
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