ぐるぐると同じようなことを書き続けるブログ・・・

「ハイデガー 存在の謎について考える」(北川東子 著)という本の感想、3回目。


「循環論法」に関する記述が気になった。
こうした循環論法は、一般には不毛な議論とされますが、ハイデガーは、反対に、「強み」だと言います。私たちが原理的で本質的な事柄を考えるときには、思考は、かならず、循環論法的な構造、つまり、ぐるぐると回って最初の出発点に戻ってしまう構造をしていると言います。大事なのは、この円環を抜け出ることではない。この無駄と思える思考の運動のなかにあえて跳び込んでいき、「この道にとどまりつづけること」である。それこそ、「思考の祝祭」だ、と言うのです。

この部分を読んでいると、以前このブログにも書いた「ミュンヒハウゼン(ほらふき男爵)・トリレンマ」を思い出した。

すなわち、物事の根拠を突きつめようとすると「無限後退」「循環」「独断」のいずれかに陥ってしまう、というような話。



改めて考えてみると、哲学はひたすら「無限後退」して根拠を求め続け、科学は根拠を求めて「後退」し続けながらもどこかで「独断」によって法則(仮説)を打ち立てる、と言えそうだ。

上記抜粋部分は、この「後退」の過程には「循環」が欠かせない、と言っているのだろうと理解した。

すなわち、すんなり根拠が見つかるわけではなく、ぐるぐる考え続けながら少しずつ根拠を見つけていくことしかできないに違いない。



ということで、今回もまた「ミュンヒハウゼン(ほらふき男爵)・トリレンマ」をとりあげているように、このブログは同じようなことをぐるぐる書き続けているだけのように思っていたが、「後退」し続けるために敢えてそうしているのだと、前向きに考えていきたい・・・。

ハイデガーがぐるぐるブログで良いと言っている・・・。
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2018-09-08 06:29 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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