コミュニケーション強者には当たり前のことを今さらながら知った・・・

「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」(平田オリザ 著)という本の感想、3回目。


「冗長率」という言葉が気になった。

「冗長率」とは、意味伝達とは関係ない言葉が含まれている割合を数値で表したものとのこと。意味伝達とは関係ない言葉が多いほど冗長率が高いといい、少ないほど冗長率が低いという。

関連箇所を抜粋。
私たちが、「あの人は話がうまいな」「あの人の話は説得力があるな」と感じるのは、実は冗長率が低い人に出会ったときではない。冗長率を時と場合によって操作している人こそが、コミュニケーション能力が高いとされるのだ。

たとえば、NHKでも、午後七時のニュースと九時のニュースでは、明らかに冗長率が異なる。七時のニュースは、限られた時間内に確実に情報を伝えなければならないから、冗長率は低くなる。九時のニュースでは、必ずしもプロのアナウンサーが進行するとは限らず、そこに、「あれ、これはどうでしょう?」とか「あぁ、これはすごいですね」といった個人の感想も入ってくる。

演説やスピーチでは冗長率が低い方が良いとされ、一方、異なる価値観をすり合わせる対話においては腹の探り合いなども起こるため冗長率は高くなるとのこと。

これまでの自分は、一律に冗長率は低いほど効率的で良いと思い込んでいたように思う。コミュニケーション能力が低い原因の一つはこの点にありそうだ。

このブログにおいても、(できているかどうかは別として)冗長率を低くすることに務めてきたように思う。

また、今話題の「生産性」という観点からも、冗長率が低いことは良いことと思ってしまいそうだ。



しかし、生身の人間を相手にすることを考えると、機械的に効率良く情報を伝えればすんなり納得して快く動いてくれるというわけではないだろうから、多少遠回りでも相手が動いてくれるようにコミュニケーションを図る必要がある。

すなわち、コミュニケーションの目的は相手に動いてもらうことなので(情報伝達はそのための手段にすぎない)、効率良く情報を伝えるためのコミュニケーションではなく(手段の目的化)、効率良く相手を動かすためのコミュニケーションが必要なのだ。

というようなことと理解した。





ということで、コミュニケーション強者には当たり前だろうことを今さらながら知ってしまったようだ・・・。
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2018-09-09 04:16 : 雑記 : 編集
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