資産運用の内容はより具体的に生々しく感覚的に把握できるようにしたい・・・

『リスクにあなたは騙される 「恐怖」を操る論理』(ダン・ガードナー 著、田淵健太 訳)という本の感想、5回目。


人間の行動に大きな影響を及ぼす”感情”は、数字・確率・統計などに弱いとのことで、次のような事例が紹介されていた。
空港の安全装備の購入をどの程度支持するかを〇から二〇までの段階で示すように学生のグループに尋ねる実験をした。すると、装備によって一五〇人の命の九八パーセントが助かると期待できると言われたときの方が、一五〇人の命が助かると言われたときよりずっと強い支持を得られた。

その理由は、一五〇という数に対して感情が欠落していることにある。一五〇という数は、人の命を表しているから漠然と良いものである。しかし、抽象概念である。私たちは一五〇人の命を重み描くことはできない。だから、一五〇人の命を感じない。しかし、比率を感じることができる。九八パーセントはほとんどすべてである。溢れる寸前まで水の入ったコップである。

したがって、一五〇人の命の九八パーセントが助かる方が、一五〇人の命が助かるより説得力があると思う。

確かに、「九八パーセント」と聞くとほぼすべてというイメージが感覚的にすぐに浮かでしまうため、ほぼすべての命が助かるなんてすごい!と思ってしまいそうだ。

一方、「一五〇人」という数字だけだと、その数字が大きいのか小さいのか感覚的にすぐにわからず、何の感情も湧いてこない。


というようなことを考えると、感情がすぐに感覚的に理解できるように、より具体的により生々しく表現するべし、ということと理解した。



これは、資産運用にも当てはまるに違いない。

すなわち、数字・確率・統計に弱い自分の感情でも感覚的にすぐに理解できるように、資産運用の内容をより具体的により生々しく把握しておくべし。


例えば自分の場合を考えてみた。

安全資産(貯金と個人向け国債)は○○円であり、生活費の△年分に相当する(→今無職になっても少なくとも△年は生きていけそうだ)。

さらに、リスク資産が安全資産の半分程度ある(→リスクがあるので当てにはできないけど上記プラス△÷2年程度は生きていける可能性がある)

なお、リスク資産は世界中の人々の汗と涙と欲望の結晶である外国株式であり、構成銘柄の上位はGAFAを中心とするアメリカのIT企業からなり、それらの合計で約10%(10分の1)を占める。また、国別には米国だけで過半数(約65%)を占めている。


というようなことを考えてみたけど、自分の感情は感覚的にすぐに理解できるだろうか?

視覚的に把握できるグラフがあるともっと良さそうだ。





ということで、自分の感情が感覚的にすぐに理解できるように、資産運用の内容をより具体的により生々しく把握するべく務めていきたい。
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2018-09-30 10:32 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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