判断力をつけるには単純な物理学よりも複雑な経済学が効果的・・・

「人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか」(トーマス・ギロビッチ 著、守一雄・守秀子 訳)という本の感想、2回目。


日常生活において正しく判断する習慣をつけるには、決定論的な科学(物理学や化学)よりも確率論的な科学(経済学や心理学)を学ぶ方が効果的、といような話が気になった。
今のところまだ仮説の段階に留まっているが、最近の研究によれば、ある種の科学教育は、日常生活における種々のできごとを正しく判断するための習慣を育てるのに特に有効である可能性があるというのである。

それは、「確率論的な」科学の教育である。この研究がなされた背景にある論理は、次のようなものである。日常生活の中で頻繁に起こることがらは、複雑に要因が絡み合った確率的な現象である。そこで、そうした現象を正しく評価する能力を養うためには、「決定論的な」科学を教育するよりも「確率論的な」科学を教育する方が有効である。

確率論的な科学というのは、心理学や経済学のように、一般に原因とされるものが必要条件でもなく十分条件でもなく、そこで、完全に予期することが不可能であるような現象を研究対象とするものである。

これに対し、決定論的な科学というのは、物理学や化学のように、因果関係が必要条件や十分条件を構成するような、もっと整然とした現象を研究対象とするものである。

自分にも思い当たる節がある。

単純明快が良いことと思い込んでいた決定論的思考のさえない理系の自分にとって、多くの原因と結果が複雑に絡み合った複雑怪奇なサラリーマン社会に慣れるのにさんざん苦労した・・・。

今現在も、(多少は慣れたとはいえ)まだまだ単純明快志向が残っているように思うので、複雑怪奇な確率論的思考をマスターするべく努めていきたい。



ということで、複雑怪奇なサラリーマン生活を通して判断力を身に付けたい・・・。
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2018-10-14 00:02 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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