世界の人々全員に望ましい社会が見えてくる?

「揺らぐ世界情勢 打開策は」という日本経済新聞の記事の感想、2回目。


ノーベル経済学賞受賞者ジャン・ティロール氏へのインタビューの内容が気になった。
私はこう呼びかけたい。一切の前提を取り除き、どんな社会に生まれたいか想像してほしい、と。そうすると、世界の人々全員にどんな社会が望ましいかみえてくるだろう。そうした良い社会をつくるにはどんな制度が必要か。それを考えるときではないだろうか。

学者は社会の役に立たねばならない。経済学者も社会貢献のため、もう一歩、踏み出すべきだ。市場経済は支配的なモデルだが、経済学をうまく使えば、より効率的な解決方法を見いだせる。価格を下げ、コストを押し下げ、技術革新を後押しできる。不平等などを計測し、その原因も究明できる。日常生活で人々の利益は対立することもあるが、個人と全体の利益を調和させる提案が経済学に求められている。目指すべきは世界の人々に利益が行き渡り、全体の幸福に貢献することだ。

競争政策、失業、デジタル経済など様々な分野で経済学は役に立つ。政策決定のための最善のオプションを提示できるからだ。

率直な感想としては、まったく納得できなかった・・・。

「世界の人々全員にどんな社会が望ましいかみえてくるだろう」とのことだけど、望ましい社会のあり方は個人ごとでバラバラだろうから、各自にとっての望ましい社会は互いに相容れず、目指すべき社会は見えてこないように思う。

また、「経済学をうまく使えば、より効率的な解決方法を見いだせる」とか、「政策決定のための最善のオプションを提示できるからだ」とか言われても、そんなことができるのなら何故さっさとやらないんだ(できないから困ってるんだろ)、と思ってしまう。


ということで、世界の人々の多様性を考えると(多様性を維持しようとすると)、目指すべき社会のあり方は定まらないだろうから、世界情勢は揺らぎ続けるに違いなく、そしてそれは経済学でなんとかなるような問題ではないように思う。



そんなことを考えてしまったけど、冷静に考えると、ジャン・ティロール氏はノーベル経済学賞受賞者のようなので、彼の考えに納得できないということは、非は自分の方にある(自分の理解が追いついていない)に違いない・・・。
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2018-12-24 05:16 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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