理想的な工業製品は共産圏で生まれる?

「薬学教室へようこそ いのちを守るクスリを知る旅」(二井將光 著)という本の感想、2回目。


「育薬」という言葉が出てきて気になった。
育薬とは、医薬品に関する問題点を見いだし、なぜその問題が起こるのか、どう対処したらよいのかを明らかにし、クスリを育てていくことです。この言葉は最近広く使われるようになりました。大切なクスリを患者、医療関係者、製薬企業、行政が一緒に育て、さらに有効性と安全性の高いクスリに成長させていくことが必要とされているのです。

製薬会社が開発したら終わり、ではなく、関係者が協力し合ってより良いものに改良し続けていく、というようなことと理解した。

とあるメーカーでさえないエンジニアをしている自分としては、工業製品もそうあるべきではと思った。

すなわち、消費者の購買意欲を刺激するために次から次へと新商品を開発し続けるのではなく(世に出した途端に時代遅れになってイタチごっこになる・・・)、メーカー、消費者、行政、流通などの関係者が協力し合って、全関係者にとってより都合の良いものとなるように育てていく。



それに近そうな事例として、頭に思い浮かぶ工業製品が2つある。

1.ソユーズロケット
2.カラシニコフ銃

どちらも基本設計は古いながら、改良を続けていまだに現役。

しょっちゅうリコールがニュースになっている大手メーカーの自動車などと違い、新たな不具合は出にくいであろうその信頼性は桁違いに違いない。



改めて考えると、これら2つはともに旧ソビエト生まれの工業製品であり、資本主義社会ではなく共産主義社会から生まれたもの。

新商品開発競争のイタチごっこに巻き込まれなかったことがプラスに作用したのではなかろうかと思ってしまう。



とはいえ、現代日本を生きるさえないエンジニアの1人としては、お金を稼ぐ手段と割り切って、これからもイタチごっこの片棒を担いで潜在的なリコール品を開発し続けていきたい・・・。

そして、消費者には、そのような新製品に釣られてこれからも買い続けてくれるよう願うばかりなのだ・・・。





逆に考えると、共産主義社会では新製品競争が生じないため、経済が活発にならないという問題があるのだろう。

理想を追求するべきか? それとも 競争原理に身を投じるべきか? ・・・
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2018-12-29 09:45 : 雑記 : 編集
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プロフィール

ちゃーも

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 (先進国株式、ゴールド)
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