一般大衆が楽園に至る2つの道・・・

「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」(ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田裕之 訳)という本の感想、3回目。


「資本主義」「消費主義」という名の宗教の話が印象的だった。
以前の倫理体系の大半は、人々にずいぶんと厳しい条件を突きつけてきた。人々は楽園を約束されたが、それは思いやりと寛容さを養い、渇望と怒りを克服し、利己心を抑え込んだ場合に限られた。ほとんどの人にとって、これはあまりに難し過ぎた。

それとは対照的に、今日ではほとんどの人が資本主義・消費主義の理想を首尾良く体現している。この新しい価値体系も楽園を約束するが、その条件は、富める者が強欲であり続け、さらにお金を儲けるために時間を使い、一般大衆が自らの渇望と感情にしたい放題にさせ、ますます多くを買うことだ。これは、信奉者が求められたことを実際にやっている、史上最初の宗教だ。

資本主義と消費主義の価値体系は、表裏一体であり、二つの戒律が合わさったものだ。富める者の至高の戒律は、「投資せよ!」であり、それ以外の人々の戒律は「買え!」だ。

富める者は資本主義の教えに倣って投資に邁進することでますます富み(正の無限ループ)、一般大衆は消費主義の教えに倣って消費に邁進することでいつまでも貧しいまま(負の無限ループ)、ということか。

より正確には、富める者は一般大衆以上に消費もするけど消費以上に投資をし、一方、一般大衆は投資もするかもしれないけど投資以上に消費をする、ということなんだろう。

一般大衆の消費主義の行き着く先は楽園というより地獄に違いない、すなわち、いつまでも働き続ける労働地獄・・・。



一般大衆の自分は、負の無限ループから抜け出して真の楽園にたどり着くべく、2つの道から攻めてみたい。

1つ目は、以前の倫理体系に倣って修行僧のような禁欲生活を送ることで楽園を目指す道(悟りへの道)。

2つ目は、資本主義の教えに倣い、禁欲生活で貯まったお金を消費以上に投資に回すことで楽園を目指す道(富への道)。



悟りの道も富への道も険しそうだけど、少なくとも消費主義という地獄への道は突き進まないよう注意したい。



なお、悟りの道と富への道は矛盾しているような気もするけど、きっと気のせいに違いない・・・。
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2019-01-19 09:18 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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