庶民は家畜・・・

「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」(ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田裕之 訳)という本の感想、8回目。


家畜の話が気になった。
人類が世界中に拡がるのに足並みを揃えて、人類が家畜化した動物たちも拡がっていった。

進化の狭い視点に立つと、種の成功はDNAの複製の数で決まるので、農業革命はニワトリや牛、ブタ、ヒツジにとって、素晴らしい恵みだった。

家畜化されたニワトリと牛は、進化の上では成功物語の主人公なのだろうが、両者はこれまで生を受けた生き物のうちでも、極端なまでに惨めなのではないか。動物の家畜化は、一連の残酷な慣行の上に成り立っており、そうした慣行は、歳月が過ぎるうちに酷さを増す一方だ。

言わんとしていることはわかるけど、「成功」や「恵み」や「惨め」など、人間の勝手な考え(著者風に言えば”虚構”)を動物にも当てはめようとしている点が気になった。

遺伝子を残し続けるのが成功だとか、幸せに生きるのが成功だとか、それは人間が勝手に考えた物語(虚構、妄想)に違いない。



というような家畜の話を考えていたら、自分のような下々の庶民は支配層から見れば「家畜」のようなものではないかと思えてきた。

すわなち、支配層の計らい(戦略?)でなんとか生きていくことはできるけど(世話をしてもらっているけど)、支配層をますます富ませるために実質的な強制労働を強いられているような。

上記抜粋部分の「ニワトリや牛」を「庶民」に置き換えると次のようにも言えそうだ。

「家畜化された庶民は、進化の上では成功物語の主人公なのだろうが、これまで生を受けた生き物のうちでも、極端なまでに惨めなのではないか。庶民の家畜化は、一連の残酷な慣行(実質的な強制労働)の上に成り立っており、そうした慣行は、歳月が過ぎるうちに酷さを増す一方だ。」





というような、自分で勝手に考えた物語(虚構、妄想)で勝手に気が滅入ってきた。

「支配層こそ庶民の家畜だ」という都合の良い妄想にふけっておくとしよう・・・。
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2019-01-25 07:20 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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