人はなぜ旅先で写真を撮りたがるのか・・・

「脳は美をいかに感じるか ピカソやモネが見た世界」(セミール・ゼキ 著、河内十郎 監訳)という本の感想、2回目。


視覚システムと言語システムの違いに関する記述が印象的だった。関連箇所からの抜粋。
興味深いことに、私たちはしばしば、絵画の美しさやその表現力を説明する適切な言葉を見つけられない事態を経験する。

なぜ人間に特有の才能である言語が、美しさの伝達においては視覚に劣るのだろうか。この理由は、おそらく、視覚システムの完成度の方が高いことにあるのではないかと思われる。

視覚システムは言語システムよりもはるかに長い年月をかけて進化してきたものであり、ほんの一瞬の間に大量の情報を検出し、人の精神状態、表面の色、絶えず変化している物体の正体などを判断できる。脳は迅速かつ極めて効率的な視覚認知システムを進化させてきた結果、描かれた顔の一部のちょっとした屈曲や、他の部分のほんの少しの着色の具合で、悲しい顔と嬉しい顔とを見分けることができるようになったのである。

一方、言語は進化的にみると比較的最近になって獲得された能力であり、本質的なものを効率的に抽出する点に関しては、視覚系にはるかに及ばないのである。

昔から「百聞は一見にしかず」と言われるのも同じようなことだろう。


絵にはそれほど興味の無い自分も写真は好きであり、特に旅先で撮った写真を見返すのが大好き。

たった一枚の写真を見るだけでそのときの感覚がよみがえってくるし、極端に言うと旅を再体験することができる。

このような効果を言語で得ようとしてもなかなか難しいに違いない。

よって、たとえ「旅先ですぐに写真を撮りたがる」などと揶揄されようとも、写真という便利な道具を効果的に使っていきたい。



一方、言語は、考えていることや感じていることを残すのには適しているように思うので、そのためにもこのブログをひっそりと書き続けていきたい・・・。
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2019-03-21 07:47 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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