人の集団意識はすさまじい 「私たち」VS「彼ら」・・・

「群れたがる人間の心理」という記事が日経ビジネス(2018年4月16日号)に掲載されていた。

人の集団意識について書かれており興味深かった。
人種、宗教、民族――。人間は集団を形成しては、別の集団との抗争に明け暮れる。人間は生来、集団の意識をもち、「私たち」と「彼ら」を区別する。特に脅威に直面すると、無意識にでも「私たち」を優先する。

集団に対する認知や情動の多くは意識外で生まれ、コントロールが利かない。ベレビー自身は白人だが、黒人より白人を好む傾向を意識したことはない。けれども無意識には、白人の画像に好意を抱いてもおかしくはなかった。そうならなかったのは、かれがレパーズの一員とされたからだ。

ここにもう一つ重要な事実がある。新しい集団同一性は、古いものとすぐに置き換わるのだ。タイガーズとレパーズがあり、あなたはレパーズのほうですと言われただけで、ベレビーの脳はたちまちレペーズびいきになった。

人は自分がどの集団に属しているのか、周囲にあるどの集団が重要なのか、常に心のレーダーを作動させている。人種、宗教、国籍といったアイデンティティーに十分満足していても、新たな集団に入る可能性を敏感に探っているのだ。

今まで意識したこともなかったけど、そう言われるとすぐに「私たち」と「彼ら」を区別してしまうように思う。

しかも、「私たち」の範囲は状況次第ですぐに変わっていく。

種レベルの話になると人間全体が「私たち」になるし、国レベルの話になると日本人全体が「私たち」になるし、仕事をするときは自部署や自社の人々が「私たち」になるし、プライベートでは家族が「私たち」になるし、スポーツ観戦するときはファン同士で「私たち」を形成するし、……。

このように「私たち」の範囲を変幻自在に瞬時に切り替えることができるのは、改めて考えるとすごい能力のように思う。進化の過程で身に付けた生き残るための技なんだろう。


コミュニケーション能力の低い自分は、そのような集団意識の使いこなしが下手に違いないので、これからは集団意識をもっとうまく使いこなすよう努めていきたい。

特に、場面場面で無意識に感じている「私たち」の範囲を意識してみるようにしたい。

ちなみに、ブログを書いている今この瞬間は、未来の読者を勝手に巻き込んで「私たち」としているような・・・。
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2019-03-31 08:22 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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