消費者ニーズを捏造した上で恩着せがましく売りつけてくる・・・

「コトラーのマーケティング・コンセプト」(フィリップ・コトラー 著、恩藏直人 監訳、大川修二 訳)という本の感想、3回目。

企業間の争いは、消費者ニーズを満たす争いというよりも、消費者ニーズを明確化する争いという話が印象的だった。
グレッグ・カーペンター(Greg Carpenter)とケント・ナカモト(Kent Nakamoto)は、購買者は自分がほしいものを初めから知っている、というマーケターの基本前提に異議を唱えている。彼らによると、購買者は、自分がほしいものが何であるかを学ぶのだという。そして企業は、購買者が何を欲するべきかを学ぶうえで強力な役割を担っているのである。ブランド競争を展開する各社が、コンピュータやカメラ、携帯電話に、購買者が気づいておらず、求めてさえいないかもしれない新たな特徴を付加する。すると、いつの間にか購買者は、自分が何をほしいのかをはっきりと自覚するようになるのである。このような企業は、(顧客ニーズに基づいた)市場主導型企業であるとともに、(革新性による)市場先導型企業であるといえよう。その意味で、競争は消費者ニーズを満たす争いというよりも、むしろ消費者ニーズを明確化する争いなのである。

消費者自身どんな商品があれば自分が買うのかわかっているわけではなく、それ(消費者ニーズ)を明らかにするのがマーケティングの仕事と言うことのようだ。

被害妄想の激しい自分としては、消費者ニーズを明らかにするというよりも、消費者ニーズを捏造するのがマーケティングの仕事なんだろうと思ってしまう。

すなわち、これが欲しかったんだと消費者に気づかせるというよりも、これが欲しかったんだと消費者が思い込むように仕向ける、という感じ。

もっと言うと、消費者ニーズを捏造した上で、恩着せがましくもその捏造したニーズを満たしてくれるありがたい存在を演じる・・・。



ということで、消費者の立場としては、消費者ニーズを捏造した上で恩着せがましく売りつけてくるような商売には気を付ける必要がありそうだ。

一方、企業側(サラリーマン)の立場としては、生活の糧を得るためにはしかたのないことと心を鬼にして?、消費者ニーズを捏造してどんどん消費させるよう努める必要がある・・・。
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2019-04-20 06:11 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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