そもそもAIは存在しないし シンギュラリティなんて来ない・・・

「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」(新井紀子 著)という本を読んだ。

AIには得意分野だけでなく苦手分野もあるため、すべての仕事がAIに取って代わられるわけではないが、教科書をまともに読めないような多くの人にとってもAIの苦手分野は(AI以上に)苦手なため、多くの人が失業する未来が来るだろう、というような内容。


特に印象的だったのは次の話。
1.AIはまだ存在しない
2.シンギュラリティは来ない

関連箇所を抜粋(「真の意味でのAI」とは、人間の一般的な知能と同等レベルの能力のあるAIのこと)。
「真の意味でのAI」が人間と同等の知能を得るには、私たちの脳が、意識無意識を問わず認識していることをすべて計算可能な数式に置き換えることができる、ということを意味します。しかし、今のところ、数学で数式に置き換えることができるのは、論理的に言えること、統計的に言えること、確率的に言えることの3つだけです。そして、私たちの認識を、すべて論理、統計、確率に還元することはできません。

脳科学が随分前に明らかにしたように、脳のシステムはある種の電気回路であることは間違いなさそうです。電気回路であるということは、onかoffか、つまり0と1だけの世界に還元できることを意味します。基本的な原理は計算機と同じかもしれません。それが、「真の意味でのAI」や「シンギュラリティの到来」を期待させている一面はあると思います。けれども、原理は同じでも、脳がどのような方法で、私たちが認識していることを「0、1」の世界に還元しているのか。それを解明して数式に翻訳することができないかぎり、「真の意味でのAI」が登場したりシンギュラリティが到来したりすることはないのです。

すなわち、人間の知的活動をコンピューターが用いる数学の言語(論理・確率・統計)で表現できていないため、AIはまだ実現できないし、(人間の知的活動を数学で表現できない限り)シンギュラリティが来ることもないだろう、ということ。


「AI」と「シンギュラリティ」の言葉の定義しだいで何とでも言えそうな気がするけど、まあでも、自分が生きている間はAIにも苦手分野(人間よりも劣ること)は残ってそうなので、なんとか生き延びるためにAIに勝てる分野を維持・強化するべく努めていきたい。



なお、著者が立ち上げた「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトを通してわかったAIの苦手分野として、「同義文判定」「推論」「イメージ同定」「具体例同定」が挙げられるようだ。

残念ながらそれらには入っていないけど、現時点で自分がAIより得意そうなことはないかと探してみると、「自己満足」や「妄想」が挙げられそうだ・・・。
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2019-04-20 08:18 : 雑記 : 編集
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