競争するな 裏道を行け・・・

「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」(新井紀子 著)という本の感想、2回目。


競争相手がいないブルーオーシャンで需要が供給を上回る仕事をするべし、というような話が書かれておりなるほどと思った。
デジタル社会では、買い手と売り手の情報の非対称性が修正されるため、デジタル化される以前の市場に比べ、一物一価が達成される速度が速いのです。代表的な例が、価格ドットコムや楽天などが採用している、「最安値」を表示する機能です。特定の商品について、現在、どのお店が最安値で販売しているかがすぐにわかります。

経済学者は、完全に自由な市場を理想とし、情報の非対称や市場の独占を目の敵にしますが、実は、ショールームを確保しておくためのコスト、新しい技術を生み出すための研究開発費、商品の品質や安全を保障するための品質管理費などの費用は、まさに情報の非対称性や市場の独占によって、捻出されていた側面があります。

一物一価と情報の非対称性、需給関係で価格が決まる経済理論については、前述のとおりです。けれども、それによって限りなく利潤がゼロになるまで戦わなくてはならないのは、自由競争、つまり、レッドオーシャンで戦う企業だけです。ピーター・ティールが『ゼロ・トゥ・ワン』で指摘しているとおり、競合者がいないブルーオーシャンで、需要のほうが供給を上回るように仕事をしていけば、その危機は回避できます。

デジタル社会では買い手と売り手の情報の非対称性が修正され、競争が発生するとすぐに利益が出なくなるため、利益を上げるためには競争を避ける必要がある、と言うことのようだ。

ただ、一旦儲かることがわかるとすぐにまねされて競争が生まれてしまうに違いないため、気づかれないようにひっそりと儲ける必要があるのだろう。

しかし、ひっそりと気づかれないように儲けるのはなかなか難しそうなので、特に大企業なんかはレッドオーシャンで血みどろの戦いをするしかないのかもしれず、そう考えるとこれからますますブラック化していくのかもしれない。

血みどろの戦いを避けるためには小規模でニッチな裏道市場を狙うしかなさそうだけど、そこにどれだけの雇用の余地があるのだろうか・・・。
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2019-04-21 06:30 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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