ビル・ゲイツの「悪夢のメモ」から学ぶ・・・

「ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる」(ジム・コリンズ、モートン・ハンセン 著、牧野洋 訳)という本の感想、3回目。

前々回書いた、カオスな時代でも躍進する企業のリーダーにそなわる4つの性質の中の「建設的パラノイア」を説明するために、マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏の「悪夢のメモ」にまつわるエピソードが紹介されており印象的だった。
後に「悪夢のメモ」として知られるようになったメモを見れば、ゲイツ氏がどんな恐怖にとりつかれていたのかよく分かる。一九九一年六月十七日から同月二十日にかけての四日間で、ビル・ゲイツの個人資産は三億ドル以上も目減りした。悪夢のシナリオが盛りだくさんに書き込まれたメモがサンノゼ・マーキュリー紙へ流出し、紙面に掲載されたことから、マイクロソフト株が突如として十一%も下落したのだ。ゲイツ自身によって書かれたメモは、脅威や不安材料を一覧にしていた。競争相手、技術進歩、知的所有権、法廷闘争、マイクロソフトの貧弱な顧客サポート――。「われわれの悪夢は現実である」とも宣言していた。

ここで忘れてはならない点が一つある。メモが書かれた当時、マイクロソフトが主力にするウィンドウズが最強のソフトウエアの一つになる寸前だった。ウィンドウズを追い風に同社は急成長し、業界内で最強のプレーヤーになりつつあった。ゲイツをよく知る人たちにしてみれば、メモに書かれていた内容は特に驚きではなかった。彼はいつでも恐怖におののき、「誰かに攻撃される」と心配していたからだ。そんな妄想症的な性格は、会社がどんなに急成長しても変わらないと思われていた。「悪夢のメモ」が流出してから一年後、ゲイツは「もしマイクロソフトが無敵であると本当に信じていたら、私はもっと休暇を取っていたと思う」と語っている。

悲観的な性格の自分も、勝手な不安を抱くのは大の得意分野だけど、ビル・ゲイツ氏の徹底ぶりと比較すると全然足りていないに違いない。

さらに、リストアップした不安が現実にならないように周到に準備することが最も大切なポイントだろうけど、自分はそれも全然足りていないだろう。

ということで、ビル・ゲイツ氏を倣って、悲観に徹して不安をリストアップすることと、それらの不安が現実にならないように周到に準備することに努めていきたい。



ただ、悲観に徹しすぎると絶望してしまいそうなので、心が折れない程度の悲観にとどめておく必要があるような。

というより、まずは折れない心を育むところから着手する必要がありそうだ・・・。
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2019-06-02 06:21 : 雑記 : 編集
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