「一億ほぼ下流社会」への備え・・・

「頭脳資本主義、数より質重要」という駒沢大学准教授井上氏の記事が日本経済新聞に掲載されていた。

AIやロボットの台頭で変わっていくであろうこれからの雇用に関する内容であり、以下の抜粋部分が印象的だった。
スマートマシンが十分普及した30年以降は、全面的かつ長期的な雇用減少が起きる可能性がある。米国では今世紀に入ってから就業率が低下傾向にあり、日本でも同様の低下を経験するかもしれない。その果ては、AI・ロボットなど機械との競争に打ち勝つ一部のスーパースター労働者以外は、まともな職にはありつけなくなる恐れがある。

「雇用の未来」という論文で有名なマイケル・オズボーン英オックスフォード大准教授は、今後なくなる職業は増えていくが、創造的な仕事は残り「クリエーティブエコノミー」が訪れるとポジティブに論じた。

だがクリエーティブな世界は残酷だ。図で示したように、一般的な職業の所得分布は中間層が分厚い「釣り鐘型」だが、ミュージシャンや芸能人のようなクリエーティブ系の職業の所得分布は低所得層が分厚い「ロングテール型」だ。米国や日本では現在既に、中間所得層が減りつつあり、少しずつロングテール型の所得分布に近づいている。

年収10万円のクリエーティブな仕事がいくらあっても、それは実質的には雇用があるとは言えない。クリエーティブエコノミーは、食べていけるだけの雇用が極めて少ない経済だろう。

端的に言うと、かつて「一億総中流社会」なんて言われていた日本も、言わば「一億ほぼ下流社会」に移行していく(移行している)ということか。

あるいは、最近では「一億総活躍社会」なんて言われるけど、実際は「一億そんなに活躍できない社会」が待っているということか。

そもそもの問題は、AIやロボットにはできない仕事といっても、中流以上の収入が得られる仕事は人間同士の争いが激しく、一部のスターしかありつけないというところにあるということか。


ということで、一部のスターなんかにはなれそうにない自分は、中流の末席になんとかしがみついている(つもりの)今のうちに、アーリーリタイアできるだけの資産を築いていきたい。

そのように考えると、アーリーリタイアを目指すことは、すなわち、「一億ほぼ下流社会」や「一億そんなに活躍できない社会」に備えることとも言えそうだ・・・。
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2019-06-02 07:03 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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