科学技術の発展は競争社会をエスカレートして仕事を苛酷に・・・

「敗戦真相記」(永野護 著)という本の感想、3回目。

戦後の働き方を展望する箇所が印象的だった(戦後すぐに書かれた内容)。
仮に今後、日本人が一日十時間勤労するとして、恐らく日本人だけが単に衣食するという程度なら一日三時間で足りるでしょう。あとの二時間は戦災復興のために働き、残りの四、五時間を賠償支払いのために働く。仮に日本国民全体が、そういう意味の勤労生活を今後営んでいったとしたら、復興が終わり、賠償を払い切った後には、日本人は午前中だけ働いたならば、衣食住の資料は充分に賄えて、あとはまったく人間としての内容を豊かにするための時間として使い得るわけになり、午前中だけ会社に出る、工場に働く、農園を耕す、午後は魚を釣りに行きたい人は魚釣りに、ダンスをやりたい人はダンスをやるということになる。これは膨大な軍備費から解放された平和国家の特権ともいうべきであります。

残念ながら、著者の予想は大外れであり、令和の時代になっても「働き方改革」が必要なほど働かないといけない現実がある。


科学技術はどんどん発展して便利な社会になっているというのに、なぜ仕事はいっこうに楽にならないのだろうかと改めて考えてみると、やはり「競争社会」がポイントとなっているに違いない。

つまり、競争社会において科学技術が発展するということは、各自が持つ武器がどんどんグレードアップされていくということであり、そうなると競争がどんどんヒートアップしていくことになる。

その結果、仕事は楽になるどころか逆に苛酷になっていき、一日三時間労働なんて夢物語になってしまう。



さらに、AIなど科学技術のさらなる発展によって、競争社会は今後ますますエスカレートして仕事はますます苛酷になっていくのかな・・・。
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2019-06-23 07:05 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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