「忙しさ」が現代のステータス・シンボル・・・

「世界一孤独な日本のオジサン」(岡本純子 著)という本の感想、3回目。

忙しさが現代のステータス・シンボル、という話が印象的だった。
「忙しさこそが現代のステータス・シンボルだ」。コロンビアビジネススクールのベレッザ准教授らがこんな研究を2016年12月に発表し、大きな話題となった。つまり、現代人は、ブランド品を見せびらかす代わりに、「忙しくしている自分を見せびらしている」というのだ。かつては、「働かなくてもいいこと」こそが金持ちの特権だった。19世紀のアメリカの著名な経済学者ソースティン・ヴィブレンは著書『有閑階級の理論』の中で、「金持ちはその暇と贅沢な消費を見せびらかすことで富を顕示した」とし、「暇」こそが権力と富の象徴、という説を唱えた。しかし、現代ではその逆、「忙しさ」こそが見せびらかしの対象になる、ということらしい。

この理由について、研究では「忙しいということは、その人に対する需要が高いということを示す。有能で野心があり、人から望まれる資質を持っているということであり、ダイヤモンドや車や不動産といったものより、忙しいということのほうが希少価値を持っているということになる」と説明している。

「貧乏暇なし」ということわざがあるけど、今となっては暇がなくなるほどの仕事にありつけないということだろうか。

逆に、一部の有能な人に需要が集中して忙しくなり、その忙しさがステータスになるということか。


そのような忙しさのステータス・シンボル化について考えていたら、ベーシックインカム制度の実現につながりそうな気もしてきた。

すなわち、有能な人には凡人の分まで忙しく働いてもらって(忙しいことにステータスを感じるとしたら自ら進んで忙しく働いてくれるだろう)、凡人には忙しく働く有能な人に羨望のまなざしを向けてもらう。

そして、羨望のまなざしの対価(ステータスを感じさせる対価)として、有能な人が収めた税金から凡人にベーシックインカムが支給される。

つまり、優秀な人はステータスが得られて、凡人はベーシックインカムが得られる。

というような、奇妙なウィン・ウィン関係?が成り立てば、ベーシックインカム制度が実現できるかも?



ということで、夢のベーシックインカム制度実現のために、忙しく働く人たちには羨望のまなざしを向けていきたい・・・。
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2019-06-28 22:30 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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