中途半端な賢さが人類のあだになる・・・

「PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則」(レイ・ダリオ 著、斎藤聖美 訳)という本の感想、5回目。

「一次的結果」と「二次的結果」の話が印象的だった。
たとえば、エクササイズの一次的結果(痛み、費やす時間)は普通望ましくないものだ。だが、二次的結果(健康になる、見た目がよくなる)は望ましい。同様に、おいしい料理は体によくないこともある。その逆もある。

一次的結果は、ほんとうに望むことを犠牲にさせる誘惑となることがあまりにも多い。それが障害となることも多い。自然がひっかけの質問をして、一次的結果だけで決定をする人には罰則を与えるかのようだ。

対照的に、ほんとうに望むことを選び、誘惑を退け、ほんとうに欲しいものから遠ざけようとする苦痛を克服する人は、人生で成功する率がはるかに高い。

成功するためには、一次的結果に惑わされずに二次的結果(さらにはより高次の結果)を重視する必要がある、というようなとても納得できる話。

例えば、お金を投資に使うよりも遊びに使う方が一次的結果は良くなるけど、高次の結果は投資に使った方が良くなるに違いない。



ただ、ここで問題になりそうのは人間の思考力には限りがあること。

例えば、将棋で数手先を読むことはできたとしても、数十手先まで読もうとしたら読み間違えてしまうに違いない。

したがって、できるだけ高次の結果を重視すれば良いというわけではなく、その予測確度も考慮する必要がありそうだ。

つまり、間違える可能性が高い数十手先まで読もうとするよりも、確度の高い数手先くらいにとどめた方が良い結果が得られる可能性が高そう。



しかし、よくよく考えるとこれは大きな問題を含んでおり、極端に言うと文明が滅んでしまう原因になっているに違いない。

すなわち、人間は数手先を読める程度には賢いので、数手先を読みながら文明を発達させていくけど、数十手先を読める程度には賢くないので、そのうち想定外の問題が起こってしまうに違いない。

例えば、数手先を読みながら科学技術の発達した文明を築いていたら、いつの間にか想定外の環境問題に直面してしまった、というように・・・。



というような問題があるように思うけど、数手先を読める程度にしか賢くない自分には、その問題が正しいのかわからないし、仮に正しいとしても解決策はわからない。



ということで、数十手先・数百手先・数千手先・・・の人類の末路のことはとりあえず置いといて、自分の人生の末路のために数手先を読んだ資産形成にせいぜい精を出しておくとしよう・・・。
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2019-06-30 08:11 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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