「利益重視」という経営理念の潔さ・・・

企業の「利益重視」の姿勢に関する記事が日経ビジネス(2018年11月12日号)に掲載されており印象的だった。

東京エレクトロン相談役東哲郎氏の記事。

記事からの抜粋。
「利益以外に何か、会社の理念はないのですか」。40年ほど前、新入社員研修の時に当時の社長に質問したことを覚えています。上層部がみんな、「利益重視」と口をそろえていたのが不思議だったのです。「その通り」と、社長は答えました。仕事の成果を社員に還元するには、利益を稼ぐ必要がある。そして利益を最終的に税金という形で社会に戻っていく。「悪いことをしているイメージを持ってはダメだ」と。

利益重視の姿勢を堂々と公言していいのかと、心配する人もいるでしょう。結果として「がめつい」とみられる恐れもあります。しかし私は、経営者こそが胸を張って発信すべきだと考えます。さもないと、顧客の前で社員がくじけてしまいかねない。利益は社会に貢献した証です。悪いことをして利益を稼いだとしても、決して長続きしません。

企業を人間に例えると、利益は血液や体力など「命の力」の源泉です。これがないと新しいことは何もできない。経営者はもっと、利益の大切さを自覚すべきです。

「利益重視」の姿勢を公言することに肯定的な内容であり、個人的にはすごく納得できる話。

というのも、サラリーマンとして働いていて最も違和感を感じるのが理想論的な経営理念と利益至上主義的な現実とのギャップの大きさだから。

本心は己の利益のためなのに、そして現実的にも利益を追い求めないと経営は成り立たないのに、経営理念では社会貢献のためと言っているよ・・・。


例えば、かんぽ生命の不正がニュースになっている日本郵政グループのホームページには次のような経営理念が書かれている。
郵政ネットワークの安心、信頼を礎として、民間企業としての創造性、効率性を最大限発揮しつつ、お客さま本位のサービスを提供し、地域のお客さまの生活を支援し、お客さまと社員の幸せを目指します。また、経営の透明性を自ら求め、規律を守り、社会と地域の発展に貢献します。

己の利益のことなんてこれっぽっちも書いていないというのに現実は・・・。



ということで、多くの企業の経営理念は社会貢献のオンパレードだけど、己の利益についても言及した方が個人的にはよっぽど好感が持てるな。

現実問題として利益を追わないと企業は成り立たないのだから。





ちなみに、かんぽ生命のホームページを見ると重要なお知らせとして次のように書かれている。
郵便局やかんぽ生命の名前をかたった詐欺等の金融犯罪にご注意ください。

自虐ネタ?
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2019-07-14 06:37 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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