経済政策はぶっつけ本番の仮説検証実験・・・

「朝三暮四の経済政策」という記事が日本経済新聞に掲載されていた。


経済学には疎いけど、現代貨幣理論(MMT)とシムズ理論(FTPL)の話が気になった。
先日、経済産業研究所のセミナー「日本経済低成長からの脱却」という話を聞いた。興味深かったのは最近話題の現代貨幣理論(MMT)と、一昨年話題になったシムズ理論(FTPL)の話だ。

2つの理論は正反対のことを言っている。MMT理論では、財政をもっと出してもインフレにならないから景気のために財政出動すべきだという。シムズ理論では、財政をもっと出せばインフレになるからデフレ脱却のために財政出動すべきだという。

財政出動すべきだというのは同じだが、かたやインフレにならないからといい、かたやインフレになるという。それがまかり通るのは、どちらも「理論(Theory)」と言っているが、実は「モデル」で、前提の置き方でいずれの結論にもなるからだという。

現代貨幣理論(MMT)とシムズ理論(FTPL)は正反対のことを言っているけど、その違いは前提条件の設定の違いからくる、ということのようだ。

どちらの結果になるかは実際にやってみないとわからない、すなわち「仮説」のようなニュアンスだろうか。

そういう意味では、経済政策というのは検証できていない仮説であり、経済政策を実施するのはぶっつけ本番の仮説検証実験を実施するようなもの。

そして、その仮説検証実験には市民も巻き込まれることになり、すなわち市民を使って実験するようなものなので、極端に言うと人体実験とも言えそうだ。結果的に経済が悪化すると命を縮めたり命を落としたりする人も出てくるだろうし・・・。



ということで、経済政策において自分は実験の対象の一部に過ぎないのかもしれないが、その実験の内容をよく把握してより効果的な経済活動を行うことが理想的なんだろう。

とはいえ、そんな理想的なことはなかなかできそうにないので、少なくとも、経済政策という仮説検証実験の失敗に巻き込まれて命を落とすことのないようにはせいぜい気を付けたい。

そのためにも、可能なうちに資産形成に励んでおきたい・・・。




ちなみに、次のようなことも書かれており、印象的だった。
ケインズ経済学は景気回復の「理論」で経済成長の「理論」ではないからだ。経済成長のためにどうすればいいのか聞かれたケインズは、アニマルスピリット(企業家精神)と答えたのだそうだ。

ケインズ氏によると、経済成長はアニマルスピリットがもたらすようで、すなわち、経済成長のためには合理性ではなく動物的な衝動が必要ということのようだ。

すなわち経済成長というのは理屈ではなく勢いだと理解したけど、それはある意味バブルのようなものなんだろうか・・・。
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2019-08-03 07:16 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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