自分の老後資金も他人事 他人は何とかしてくれない・・・

日本IBM名誉相談役橋本孝之氏の記事が日経ビジネス(2019年1月14日号)に掲載されていた。


ユダヤ人大虐殺はなぜ起きたのか、という話が興味深かった。
突然ですが、皆さんは、第2次大戦下の欧州でのユダヤ人大虐殺はなぜ起きたと思いますか?実際に手を下したのは普通の国民です。ある研究は「仕事の過度な細分化」に原因があったと結論付けています。一人ひとりの仕事を細かく分けると、人は自分が担当する範囲にしか関心を持たなくなる。名簿を作る人、ガスを用意する人、それぞれが与えられた職務を遂行した結果、システムとして大きな悲劇を起こしたというわけです。

職場でときどき耳にする「当事者意識」という言葉と関係がありそうだ。

すなわち、仕事を細分化していくと当事者意識が失われていく、ということなんだろう。


自分にも思い当たる節がある。

例えば、最近よく聞くマイクロプラスチックによる環境問題について考えてみると、ビニール袋やプラスチック製品などを日々使っている自分も当事者に違いないんだけど、普段の生活の中では他人事で知らんぷりを決め込んでいる。

使うだけではなく、作って・使って・捨てて・被害を受けて、というすべてに関与していたら、当事者意識が高くなって自分でなんとかしなければと思うかもしれない。


まあでも、当事者意識をどこまで持つべきか、というのはなかなか難しい問題のように思う。

例えば、マイクロプラスチック問題に当事者意識を持ちすぎて、自分が解決しなければと行動を起こすとしたら、マイクロプラスチック問題に一生を捧げることになりかねない。

また、日々のニュースの中には多少なりとも自分に関係のあるニュースも多々ありそうだし、また、「いじめを見て見ぬふりをするのも加害者」的に考えると全てのニュースの当事者とも言えそうだけど、いちいち当事者意識を持っていたら大変なことになりそうだ。

逆に、当事者意識が無さすぎると、自分の老後資金のことすら他人事になってしまうような事態にもなりかねない(実際、老後2000万円不足問題の騒ぎを見ると、多くの人が他人事だったんだろうと思う)。



ということで、「誰かが何とかしてくれる」と思うのは危険だけど、色々なことに当事者意識を持ちすぎるのも身が持たないだろうから、適度な当事者意識を持つことができるよう心掛けていきたい・・・。
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2019-08-11 11:05 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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