仕事の価値は内容や報酬よりも大変さにある・・・

「カントの読み方」(中島義道 著)という本を読んだ。

難解なことで知られる哲学者カントの読み解き方を、素人に解説しようとする内容。

といっても、ある程度カントをかじったことがある人を対象としているようで、自分には読み解き方すらちんぷんかんぷんだったけど、ただ、カントの本は難解で実はほとんどの人は理解できていないということはよく伝わってきた。

関連箇所を抜粋。
カントは、なぜかくも難しいのでしょうか? そして、それにもかかわらず読まれつづけているのでしょうか? 驚くべきことに、岩波文庫の『純粋理性批判』(上)は五十刷を超えています。しかし、それを読んだ人の大部分はわかっていないのではないか? その日本語たるやすさまじいものなのですから。並みの悪文というレベルではない。まったくの祝詞ないしお経なのです。

よくカントをドイツ語で読んだこともない人から「日本語よりドイツ語で読む方がやさしいんでしょうね?」という質問を受けますが、答えはノー。現代ドイツ人にとっても(教養ある人士でも)カントはちんぷんかんぷんの代物だということは、是非とも知っておく必要があります。日本人と違うのは、何が書いてあるか字面はわかるけれど、その真の意味がまったくわからないということだけです。

勝手に推測すると、カントの読者にとって、理解できるかどうかはあまり重要ではなく、難解なカントの本に挑戦すること自体が重要であり、すなわち、難解なカントの本に挑戦することが「哲学している」という満足感をもたらしてくれるのだろう。

ある意味、カントの本は、その内容よりも、難解さにこそ価値があると言えるのかもしれない。


「難解さこそ価値がある」と言えば、自分にとってサラリーマンとしてお金を稼ぐのは難しい問題だけど、その難解さ(大変さ)にこそ価値があると言えるのかもしれない。

「かもしれない」というより、強引にでも難解さ(大変さ)の中に価値があるということにして、大変なサラリーマン生活を少しでも前向きに捉えられるように自分をプチ洗脳しておきたい。


ということで、哲学好きが難解な哲学書に挑戦する心境で、大変なサラリーマン生活に挑戦していきたい。

サラリーマン生活はどんな哲学書よりも難解に違いない・・・。
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2019-08-12 07:06 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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