資本主義経済はネズミ講・・・

「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」(朝倉祐介 著)という本の感想、2回目。

日本的経営はネズミ講に似ている、という話が印象的だった。
日本的経営に沿って終身雇用と年功序列を同時に成立させるのは、ネズミ講に似た状態です。新入社員は低い賃金に耐えて滅私奉公をし、後になって給料を取り戻すという構造にあるからです。この構造を維持するためには、常に親ネズミ(ベテラン)を支える子ネズミ(新入社員)を、毎年多数採用しなくてはなりません。これは会社から見ると、賃金コストが線形に伸び続けることを意味します。

日本的経営を前提とすると、毎年社員の採用を続けなければならず、また採用した社員の雇用と年功序列賃金の維持のために、売上の成長を維持しなければなりません。その結果、売上を追い求めるためにさらに採用するといった循環構造に陥るのです。

市場が拡大しているうちはこうした売上志向と日本的経営に則った経営手法が有効に機能しますが、マーケットの拡大が止まった瞬間、この構造は破綻してしまいます。

すなわち、「終身雇用」と「年功序列」を特徴とする日本的経営は社員が増え続ける(会社が成長し続ける・市場が拡大し続ける)ことを前提としておりかつ年長者ほど儲かるためネズミ講に似ている、ということのようだ。


このようなネズミ講(に似たもの)について考えてみると、同様のことは資本主義経済についても言えそうだ。

すなわち、資本主義経済は成長し続けることを前提としておりかつ先に参加して発展した先進国や成功者ほど儲かるためネズミ講に似ている。

「最後のフロンティア」と呼ばれているアフリカに浸透してしまったり、あるいは世界人口が減少し始めたりしたら、資本主義経済はどうなってしまうのだろうか?


ということで、(本当にネズミ講に似ているのかどうか経済の詳しいことはよくわからないけど似ていると仮定して)資本主義経済のネズミ講的な仕組みの恩恵を受けるためにも、世界経済が成長し続けている今のうちに仕事や投資に励んでおきたい・・・。
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2019-09-15 08:14 : 雑記 : 編集
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ちゃーも

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